虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

デュプロブロックでIQアップ 3歳~♪

2009-02-24 16:59:37 | 通常レッスン
ブロックを使うと
同じ色の組み合わせをさがす
知育おもちゃが簡単に作れます。

小さいサイズこれを5色にして、位置の組み合わせをバラバラにすると、
『ドルトンのてんとう虫』という
知能ゲームとよく似た遊びが楽しめます。

『ドルトンのてんとう虫』は、
ドルトンスクール(アメリカ等で有名な子どもの学校です)
で思考訓練の教材として使われています。

ブロックで作るときは、
5色のブロックを4組同じ配置で重ねたものを12種類作ります。

ブロックが足りない場合や子どもの年齢によって
作る数を調整してください。

てんとう虫っぽく
かわいく作る方法もあります。
またの機会に作って写真を撮りますね。

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デュプロブロックでIQアップ 3歳~♪

2009-02-24 16:51:31 | 通常レッスン
デュプロブロックを使ったIQをアップする方法を紹介します。

デュプロでさまざまな高さの棒を作ります。

1番高い棒はどれ?
1番低い棒はどれ?
2番目に高い棒はどれ?

三歳用の算数検定には、
高い低い
深い浅いなど
高さや量をあらわす形容詞の知識が問われます。
検定を受けないお子さんも、お家で

長い 短い 高い 低い
細い 太い 深い 浅い 多い 少ない 

などの言葉をたくさん使うようにすると
算数のセンスが育ってきますよ。

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100円グッズで小学校受験の観覧車の問題が解けるように…

2009-02-23 19:27:28 | IQ 小学校受験
100円グッズ…というほどではないのですが、
紙コップがあると、
さまざまな小学校受験の問題を理解するための教具が
作れます。

小学校受験の問題の中でも

多くの子を悩ませる観覧車の問題も
紙コップ6個を輪になるように
テープでつけて、
真ん中に逆さまにした紙コップを入れた教具を2組作ると
簡単に理解することができます。

同じ指人形が2つずつあるとよいのですが、
なければ、色紙の動物などを12匹(同じ種類を2つずつ)
用意します。シールを厚紙に貼って作ってもOKです。

紙コップで作った観覧車2つに
同じ位置に同じ人形を入れていきます。

その後、右の観覧車から、
いくつかの人形を降ろして、
観覧車を回転させます。

降ろした人形が何だったのか当てます。

観覧車の問題は、回転するというイメージがつかみにくいので
子どもにはとても難しい問題なんです。
でもこうした教具を作って、うさちゃんの前は~きりんさんの前は~と
すぐ前に乗っている動物を意識させると
わかってきます。

小学校受験問題集を見ながら
いろんな問題を出し合うのも面白いです。

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幼児期に小学校受験問題のことまで考えるとあせります~!!

2009-02-22 22:15:14 | 教育論 読者の方からのQ&A
このところ何度か小学校受験問題について取り上げているのですが、
あれもこれもしなくちゃいけない~
忙しすぎる~!!
とあせってしまった方もいるのではないでしょうか。

けれども、実際には小学校受験問題がらくらく解けるようになる
能力を身に着けるということは、
子どもの生活をシンプルで楽しみを中心に
するということです。

過剰な期待をかけるのをやめて、
子どもとのんびりおしゃべりを楽しんだり
散歩をしたりすれば、
たいていのお受験問題は、知らず知らずできるように
なっているものです。
そのとき、ちょっと知識を頭に入れておくといいのは、
子どもではなくて
いっしょに過ごすお父さんやお母さんの側です。

お散歩のとき、せかせかせず、
季節を感じる花をいっしょに見つけたり、
ポストをいろんな方向から眺めてみたり…。
そんなちょっとしたことが、
子どもの知能を最高に高めてくれるんだな…と親が知っておくことが
一番大切なのだと思います。

また、お家の中に少し散らかしてもいいコーナーを作って、
おりがみ遊びが、いつでもできるようにしておくと、
ほとんどの受験問題は、
紙遊びのついでに、考える遊びとして
子どもと取り組めます。
子どもの発達段階にあっていれば、
子どもはとてもよろこんで、「もっと!」と言うのでわかります。

子どもが読んでもらいたがったら、
十分、絵本を読んであげることも
何より効果の上がる幼児教育です。

ただどんなささいなことも、子どもに今できること、
今楽しいこと以上を期待するなら
何もしないほうがましです。

前回の記事で0歳の赤ちゃんと遊ぶ方法を紹介しました。
こういう記事を読むと、0歳から…て!
と思うかもしれません。

でも
0歳の子を伸ばす方法というのは、つまり、
赤ちゃんが喜ぶことを大人が正しく知ることでしか
ありません。
たいていのお家では、0歳の赤ちゃんには
刺激が強すぎる環境になっています。
また、まだはっきり見えないカラフルなおもちゃで遊んでいたりします。

植物に水や肥料を与えすぎれば、
うまく成長しません。
植物の生態を知って、必要とするものを与えるのは
誰でも大切だと思っているのに
赤ちゃんに関して、何が見えて、どのくらい見たいのかを
視覚の研究から
知ろうともしないのは奇妙なことですね。

子どもの潜在能力を最大限に伸ばすには
シンプルで当たり前で
ゆったりと笑いがあふれるような時間を
どれだけ持てたかにかかっています。
今の子どもの姿に
心から賞賛を送れば、子どもの才能はますます輝きだします。

ただ実際、受験を考えるとなると、
親の仕事は、子どもにたくさんプリントをさせることではなくて、
親自身のエゴと向き合い
自分のコンプレックスや生き方を
見つめなおす勇気が一番必要だと思います。
幼児期に大きなリスクを負わせるならば、
それに見合う親の精神性がいるはずです。

子どもからの小さなマイナスサインで、
それまでかけたお金や労力をいさぎよくきっぱり
捨てれるほどの気持ちがなければ、
まだ自分の意志で受験を選べない
幼児に受験はさせるべきではないと考えています。
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0歳5ヶ月の☆くん はじめてハイハイにチャレンジ?

2009-02-22 17:24:52 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
4歳のお兄ちゃんのお供で
生後2~3ヶ月の頃から、虹色教室に来てくれている☆くん。

☆くんのお母さんには、出産前から、
赤ちゃんの視覚についてや、赤ちゃんにちょうど良い
知能を高める
遊び方について学んでもらっていました。(新生児に強すぎる刺激はよくありません。)

0~2ヶ月

自分の目から20センチくらい
6週間で 30センチくらいが見える。
色の付いたものや、明るい色だけのものより、コントラストの強い
ものに魅力を感じる。

つまり赤ちゃん向けのおもちゃより
白黒の目玉模様のような色のものを好みます。
少し複雑な模様が好き。
白黒模様カードを見せると、内側の模様より、外の縁をよく見ます。

生後2ヶ月の赤ちゃんは、

白黒模様のカードを見せると、
視界すべてを見ることができ、内側の模様も、外の縁もよく見ます。
直線でできた模様より、曲線でできた模様を好みます。
顔や的が好き。
自分が何を見たか覚えていることを表現します。

生後4ヶ月の赤ちゃんは、

知覚のものにも遠くのものにも焦点を合わせます。
オールカラーでものが見えます。
曲線を使った形が好き。
身のまわりの珍しいものや複雑なものを見つけ出します。
奥行きがわかるようになります。

そうしてお母さんに、適度な刺激(一日3回くらい、抱っこしてもらって、
見る遊びをする)ということをしてもらううちに、

好奇心旺盛な性質との相乗効果で
ドッツカードを見たりするときも手足をバタバタさせて喜びを
表現するような
見ることが大好きな子に成長してきました。
いつも機嫌が良く、あやすとたちまち声をあげて笑います。

0歳5ヶ月になった今月、
お兄ちゃんのレッスン中、
教室のさまざまなおもちゃに大興奮!あれもこれも触りたくて
ずりばいで移動していました。
しまいに、おしりを上げて、足のつま先を床に突っ張って
ハイハイのような動きをはじめました。
「あっ、ハイハイ!こんなことしたのはじめてです!」
よっぽどめずらしいものが触りたかったんでしょうね

☆くんのお母さんは、☆くんのパワフルさにびっくりしていました。

写真は、犬のおもちゃに近づこうとする☆くんに、
白黒模様のカードを見せてあげようとしている4歳のお兄ちゃんです。(カードが近すぎますね
それまでカードを見ると全身で喜びを表現していた☆くんですが、
このときは、犬のおもちゃに夢中で邪魔だったようです。
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どうして受験しない子にも小学校受験問題をさせているの?

2009-02-21 18:08:08 | IQ 小学校受験
虹色教室では、幼児に
遊びに熱中する中で、
小学校受験で出題される問題がらくらく解けるような能力を身につけさせる
ようにしています。
それは、教室の子らが小学校受験をするからではありません。
幼児は自分の脳のさまざまな部位を働かせて考えるのが大好きで
使えば使うほど、
いきいきとしてくるからです。
逆に偏った教材で文字ばかり練習させたり、計算ばかりさせたりすると、
それは頭を使うのではなく、作業する力、我慢する力、従順さ
ばかり無理強いすることとなり
緊張が強く、チャレンジ精神の薄い子になってしまいます。

ギルフォードの知能構造図と呼ばれるものを
ご存知ですか?
縦軸に考える対象として、 単位 分類 関係 体系 転換 見通し
横軸に考える領域として、 図形 記号 概念 行動
奥行きにどう考えるかとして、 認知、記憶、拡散思考、評価
をとった3Dの構造であらわせるそうです。
理論的には知能因子は120あると言われています。
幼児期にそのひとつひとつの因子を刺激してあげれば、
将来、退化して使えなくなるようなことはない…
そうおっしゃる方もいます。
このギルフォードの考えは
見直されるべき部分もいろいろあるのですが、(実際の脳の仕組みは、
それほど簡単に理論で片付けられないのです)
知能の奥深さ、種類の豊富さに気づく上では、
参考になりますね

小学校の受験問題は、知能についてとてもよく研究されていて
知能を開発するのにぴったりです。
また、子どもが楽しいと思える活動の中で
発達にあった働きかけをするなら、
子どもはとても喜びます。

これからも小学校受験問題に親しむ方法を時々紹介しますので
家庭で子どもと遊んでみてくださいね。

写真は2歳4ヶ月の★ちゃんに
折った折り紙を切り抜いてわたし、
パズルのように穴に戻して、テープでとめてもらっているところです。


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2歳児のためのお受験レッスン?(図形の合成) 3 (2歳4ヶ月の★ちゃん1)

2009-02-21 17:50:54 | 通常レッスン
今度は2歳4ヶ月の★ちゃんのレッスンから
小学校受験の 図形・注意力(図形の合成)分野の力を
育てる遊びを紹介します。

折り紙をはさみで2分割。

三角形や小さな正方形などを切り抜いて、
それをパズルのように合わせて、シールでぺタリ~とする部分を
子どもにさせて上げます。

自然に図形を合成させて
もとの正方形にもどす勘が身についてきます。

セロテープでペタペタ貼るのも子どもが喜ぶお仕事です。

他にも2歳児がお受験問題に親しむための遊びは
たくさんあるのですが、
明日がなのたんのレッスンですので、(写真の出来が私と雲泥の差なので…)
今回のレッスンをお受験用の遊び中心にして
今度なのたんぱぱさんにお願いして紹介していただきます。
もう少し待っていてくださいね。

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2歳児のためのお受験レッスン? 2 (2歳0ヶ月の☆ちゃんのレッスンから 2)

2009-02-21 10:58:41 | 通常レッスン
2歳の子が、
小学校受験の問題と親しんでいくための方法をもうひとつ紹介します。


「推理・思考」分野の(上から見たら 後ろから見たら)の能力の育て方です。
さまざまなものを眺めるとき、
「上から見たら、どんな風に見える?」とだっこして
空中から見下ろすように見せてあげたり、
「後ろから見たらどうなるかな?」と手をつないで
うしろにまわって見てみたりします。

絵本の『まえむき よこむき うしろむき』鈴木まもる 金の星社
も2歳の子が楽しめる
この分野の力をすばらしく伸ばしてくれる絵本です。

積み木遊びやブロック遊びのときに
そうしたちょっとした声かけで
この分野の能力は伸びてきます。

ただ、多くの親御さんが
子どもの能力を減退させる
誤った声かけをしているので注意が必要です。

私がもっともよくないと思う声のかけ方は、
子どもが自分から「質問して欲しい!簡単簡単!」というサインを出してない
にもかかわらず、
「ここから見たらどんな形?」と答えを言わせようとすることです。
また、子どもが考える間も与えず、
あれこれ指示を出したり、
教えたりすることです。

子どもを知的な世界に誘うのは、
「こうすればどうなるのかな?」といっしょに顔を見合わせて
どきどきする気持ちを共有することです。
子どもから発する疑問を拾って
いっしょにその発見の面白さを味わうことです。

また、そうしたこととは別に、子どもの性格のタイプによって
声かけのタイミングは大切です。
2歳0ヶ月の☆ちゃんは、
遊ぶときとても集中しています。
しかし、お父さんが「~してごらん」と声をかけたとたん、
作業の手をとめて、怒ったように立ちすくむか、ぼ~っとして、
次のおもちゃ探しにでかけることを繰り返していました。
私は☆ちゃんの遊び方、話の聞き方、
非常に理解力が高い点、飛躍的にいろんなことができるようになるところ、感覚型の子が得意な探す遊びが苦手なところなどから、直感で学ぶ子なのかな?
と感じました。
これまで☆ちゃんはそうした特徴は隠れた状態で
感覚型の子に良く似た成長をしていました。

それが遊び方が複雑になって、おしゃべりが達者になってくると、
ひらめきを中心に理解する様子を、
何度も見かけるように
なりました。
直感型の子は、作業中も作業自体より、
それによって頭の中でハッと気づいたり、わからなかったことがわかったり、
疑問を見つけたりすることの方に
比重がいってます。
ですから、作業の方法にあれこれ指示を出されると
たちまち興味を失ったり、無視したりします。
直感型の子の場合、
作業や遊びに真剣な表情で向かっているときは
その作業を完成させることではなく
「あ~何かわかりそう~これ~なんだろ??」といった
脳内のお仕事が最優先なんです。

2歳くらいの直感型の子も
そうした特徴に配慮した声かけをすれば、
飽きっぽさではなく
賢く学習意欲の高い態度を身につけていってくれます。
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2歳児のためのお受験レッスン? (2歳0ヶ月の☆ちゃんのレッスンから 1)

2009-02-20 20:05:55 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
毎月、レッスンひと通り~
に登場してもらっている2歳0ヶ月の☆ちゃんですが、
今月は私の仕事がたまっていて(新規レッスン募集の方にすべて
メールが送れているかのチェックと再度パーキングについてのメールを送信しなくてはならないので…)
レッスンの一部だけの紹介にさせていただきます。

今回、お母さんのご用事で、お父さんが☆ちゃんをレッスンに
連れてきてくれました。
☆ちゃんの遊び方、興味の持ち方、おしゃべりの出方を
見ると、
先々、小学校受験の「知識・常識」分野や「お話の記憶、絵、図形の記憶」分野が
自然と得意になってきそうな子に思えました。
耳でする記憶が得意で、言葉の理解の能力が高いからです。

また、じっくり物を観察することができるので、
「推理・思考」分野や「比較・推量」分野や「図形・注意力」の分野は
虹色教室での遊びで育てていけるだろうとも
思いました。

それを☆ちゃんのお父さんに伝えると、
「2歳の今、そうした力を伸ばすためにできる働きかけはありますか?」
というご質問をいただきました。

そこで2歳ヶ0月の☆ちゃんが、
小学校受験の問題と親しんでいくための方法をいくつか
見ていただきました。
こちらのブログでも何記事かにわけて紹介しますね。(小学校受験をお考えでないご家庭でも、ぜひ知能アップのために取り入れてくださいね。)

まずひとつめは、
「推理・思考」分野の(系列完成)の能力の育て方です。

パターンブロックなどで(折り紙で作った三角や四角でもOK)
遊ぶ際、
六角形、丸、六角形、丸…といった
同じ繰り返しのパターンを作って見せてあげます。
まねさせる必要はありません。


2歳の子にはさまざまな場面で
こうした系列の美しさに対する感受性を育てると
良いです

積み木遊びの塀作りや、ビーズを並べるとき…
赤 青 赤 青 赤 青…と
ルールにそって並んでいる美しさを見せているだけで
子どもはいつの間にかそれを自分の
作品に取り入れ始めます。
そして小学校受験問題の系列の問題が大好きになる子は多いです。


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2~4歳児の喜ぶゲームで (5歳の3トリオのレッスンから 9)

2009-02-20 12:46:11 | 100均グッズで学ぶ
2~4歳児が大好きな「ショッピングリスト」のゲーム。
こうした幼い子向けのゲームも
少しルールを複雑にすると
大きな子たちも楽しめます。
こうしてひとつのおもちゃを
さまざまな年齢の子で使っています。

1枚10円のお金を加えて、
計算を楽しむ遊びに変えました。
相手が自分のほしい食品を当てたときは
10円を出して買い物します。

得点計算のとき、Sくんが、
「10円が13枚だから130円だよ!」と
言っていたのを聞いて、
よくわかっているな…と思いました。

これで3人さんのレッスンはおしまいです。
次回は2歳0ヶ月の☆ちゃんのレッスンひととおり~♪
の記事を書きますね。

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