虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

ギアトロニクス (4歳半~6歳児 科学クラブのレッスン一通り5)

2009-06-28 17:21:04 | 通常レッスン
機械の仕組みと電気の研究をするためのおもちゃ
ギアトロニクスで遊びました。

コンベアやフォークリフトも作れる優れもののおもちゃ(ちょっと難しいです)
ですが、今回は、ギアの仕組みと、電流の流れを理解することを中心に
自由にどんどんつなげていく機械を作って遊びました。

みんな集中して楽しみました。
難しいエレベーターに取り組みたがって作り出したdくんとsくんが、
シンプルにつなげる作品を作っているtくんとyくんのようにうまく作れずに
ちょっと挫折しかかりました。
最初は基礎からやりましょうね
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人気者のイモリくん (4歳半~6歳児 科学クラブのレッスン一通り5)

2009-06-28 17:14:32 | 理科 科学クラブ
両生類を理解するために教室で飼われているイモリくん。
大人気です。
菌があるといけないのと、イモリが低温やけどするから触れないのですが、
tくんは「触りたい~!!」と言いつづけていました。


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ついでにちょこっと算数  (4歳半~6歳児 科学クラブのレッスン一通り3)

2009-06-28 16:54:33 | 理科 科学クラブ
科学クラブで学ぶ算数は、まず「正しい計測の仕方」です。

何メートル、何センチ、何ミリメートル
何グラム、何cc、何リットル、何平方センチメートル、何立方センチメートル

きちんとはかる道具が使えるようになること。
面積や体積が計算できることを大切にしています。

写真の手前は、1メートルのメジャーが貼り付けてある棒です。
1メートルをしっかりイメージするために使っています。
この棒と背比べをすると、全員、1メートルより高かったのですが、
とたんに「●はこれより低い」「☆は~」と妹や弟の背丈の話題が上っていました。

次にしたゲームは10センチだと思う幅を指で作って
一番実際の幅に近いのは誰か競うゲーム。
みんな優秀で、0.5センチくらいしか違いませんでした。

最後は1ミリの幅を指で作って、一番近い幅を競うゲーム。
0センチと1センチの人あり……

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実験失敗!  (4歳半~6歳児 科学クラブのレッスン一通り 2)

2009-06-28 16:38:28 | 理科 科学クラブ
最初ロボットは、積み木で作った学校のぎりぎり前で、何ども左折していました。(その方がおもしろい!と言う子あり)

しまいに、予定通り、学校に激突してくれたものの、
ビー玉だけを落とす予定が
ビー球用に準備した通路まで全て破壊してしまいました
思い通りにはいきませんね。

エジソンもたくさん失敗したわけですし……

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4歳半~6歳児 科学クラブのレッスン一通り 1

2009-06-28 16:04:58 | 理科 科学クラブ
今日は4歳半~6歳児の2回目の科学クラブの日でした。sくんyくんtくんdくんは月1~2度通ってくれている科学クラブーのメンバーです。

デジタル原理がわかるようになっているプログラム・ロボットで遊びました。それぞれ、紙のシートにプログラムを描いて、
セットし、ロボットを動かしました。
考えることが大好きなyくんが、たちまちプログラムの直進やカーブの仕組みを理解して興奮した様子で話し始めました。
「じゃあ、真っ黒に塗ったら、ずっととまったままだし、白のままならどこまでも進んじゃうわけでしょ?いろんな進み方を作って、学校や街も作って、そこをロボットが進んでいくようにしたいよ」
この意見に、tくん、dくん、sくんはノリノリです。
「いい考えだよね~ピタゴラスイッチも作ったら~?」dくんはそう言って、ビー球が転がる道を作りはじめました。tくんも一生懸命ビー球の通路を作っていました。

sくんはプログラムに使う黒い部分を、赤や青のペンで塗ったらどうなるかを試しました。これはあとのみんなもおもしろがって、何枚もプログラムの用紙を描きました。

ロボットにえんぴつをセットして、動いた経路を描かせたりもしました。

その後、4人はこんなアイデアにチャレンジしました。
ロボットを直進させて、先に作った学校に激突させる。
すると学校の上に仕掛けておいたビー球が転がりおちて、背後のクーゲルバーンの通路に落ちて転がっていく。

ドミノなどで、tくん作のビー球通路まで力を移動させて、さらにそこからビー球が動き出すようにする。

というもの……。

はたしてうまくいくのでしょうか?



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夏休み 科学クラブ ブロック教室 数名のみ募集♪

2009-06-28 08:32:08 | 通常レッスン
夏休みに3~4歳半児向け科学クラブ 4歳半~6歳児向け科学クラブ
3~4歳半歳児向けブロック教室 4歳半~6歳児向けのブロック教室の生徒を各3名ずつ募集します。

予定日は
8月3日2時~4時
8月21日10時~12時  2時~4時
8月27日10時~12時  
8月28日10時~12時  2時~4時

のいずれかとなります。(応募の具合で各日程が決まります)


nijiirokyouiku4@excite.co.jp 

メールにご住所 電話番号 お名前、子どもさんの年齢を書いてお申し込み下さい。
募集人数に達し次第、すぐに募集を締め切らせていただきます。
メールの量が多すぎて一定量を超えると受信できなくなりますので、まずここのコメント欄にて参加したいレッスンと、参加可能日について簡単にお知らせくださってからメールをいただけますでしょうか?
(メールにコメント欄でのハンドルネームをご記入ください)

教室は1クラス3~4名 
入会金なし 
費用は1人2時間 3000円
教材費は必要ありません。(科学クラブではモーターなどお家に持ってかえるおみやげもあります)

基本的には 科学クラブは科学実験と理科工作
ブロック教室はブロックの組み立てが主ですが、
どちらも算数遊びや算数の基礎を学ぶ時間があります。

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お出かけのあとで知的好奇心を大きく広げる方法 2(2歳10ヶ月のかいくんのレッスンから)

2009-06-27 18:09:44 | 通常レッスン


お出かけしたあとでもうひとつ大切なのは新しく得た知識を
整理したり広げたりするための関連の絵本です。

かいくんも動物たちの絵本図鑑に夢中です。その様子を見たかいくんのパパは、さっそく「かいくん、帰りに本屋さんに寄ろうね」と声をかけていました。

動物園のようなイベントでなくても、郵便局や図書館に行った、バスに乗った、小学校を外から眺めたといった経験をしたら、その写真やイラストの載っている絵本を見せてあげると、
「なぜ?」「どうして?」とたずねることが増えてきます。

物語の絵本と知識の絵本、バランスよく与えてあげたいですね。

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お出かけのあとで知的好奇心を大きく広げる方法 1 (2歳10ヶ月のかいくんのレッスンから)

2009-06-27 17:52:27 | 積み木  ピタゴラスイッチ
もうすぐ3歳になるかいくんがパパやママと動物園に行ってきました。
その後のレッスンでの積み木遊び。

きりんさんにえさをやったときのシーンを
積み木で再現しています。
お出かけしたあとで、印象に残ったことを遊びの中で再現するようにすると
語彙も考える力も格段にアップします。
きりんのえさやり遊びをしながら
「なが~い、なが~い舌がべろ~ってね」とかいくん一生懸命説明しています。

動物園に実際行ってみると、動物はえさを食べたり、寝ていたり、じゃれていたりとさまざまな動きをしています。写真で見るのとまったく異なるさまざまな記憶が子どもの中で錯綜します。
動物のしぐさ、におい、しっぽの形、おりの様子。暗い場所にいる動物、水の中にいる動物。

3歳近くなるとそうした記憶を再現する形の積み木遊びに、
鏡、ミラーシート、じしゃく、ピタゴラスイッチのような板、ゴムなどを
取り入れておもしろい仕組みを体験しながら遊ぶと楽しいです。
ペンギンの氷の国に鏡を使ったり、えさの運搬にじしゃくをつかったり……

この日、かいくんに一番ヒットしたのは、空中を移動する
ブロックのゴンドラ。
本物のロープウェーを体験してきたそうです。
遊びながら何度も楽しかった経験を思い出しているかいくんでした。
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知的な課題が好きな子に育つお母さんの態度 嫌いな子に育つお母さんの態度

2009-06-27 07:03:45 | 教育論 読者の方からのQ&A
虹色教室でたくさんの子どもたちと接していると、
0~3歳の時のお母さんの子どもへの接し方で
その後、知的な課題が好きな子に育ってくるか、嫌がるようになるかが
だいたいわかります。

気がかりがどんなささいなものでも、少しすると必ずといっていいほど目の前の壁となってド~ン!とあらわれるので、
子どもが知的な課題を拒絶しはじめたときに、
もう少し幼い頃、気にかかっていたことをもっとはっきり言葉にしておけばよかったのでは……と反省することもよくあります。

でも学習っぽいことを嫌がるようになる子というのは、能力に遅れのある子よりも
成長がはやく、お母さんお父さんのいろんなことをしてあげたい気持ちを刺激してくれる子が多いので、急速な成長期にささいな気がかりを伝えても
うまく伝わらない場合が多いのです。

(いったん知的な課題を避けるようになっても、
お母さんが気持ちや子どもの環境を少し修正していけば、
幼児期なら自然な知的好奇心が強い状態にもどっていくので、それほど心配いりません)

子どもが知的な課題を嫌がるようになるお母さんの態度と、勉強好きになるお母さんの態度は見たところほとんど区別がつきません。
どちらも優しくしんぼう強く、子どもへの強い愛情が感じられます。
ただひとつだけ少しちがうところがあります。

大きくなると知的な課題に喜んで取り組むようになる子のお母さんは、

子どもが何を喜んでくれるかな~?
喜んでることを何度でもしてあげたい。子どもが機嫌がよくて楽しそうにしていることこそ幸せ♪

という気持ちが子ども自身に伝わるような接し方をしているのです。

知的な課題を嫌がるようになるお母さんは、

子どもが何かができるようになること。マスターすること。
短所が減ること。

に気持ちがいっていることが多いのです。それが子どもに伝わって、子どもの表情に時折、とまどいや不安や緊張が浮かんでいるのです。

また少しでもはやく次のレベルの課題にすすんで欲しいという思いが
子どもが楽しんで繰り返していることが
少し年齢の幼い子の遊びだったり
いつも遊びたがる電車遊びやままごとだったりしたときに、

子どもが選んで好んでしていることをお母さんはよく思っていない

あなたが選ぶもの 好むもの=良くないこと つまらないこと

あなた=つまらない子

という具合に子どもに伝わっていて、自分への自信や信頼感を失い
自信がないからチャレンジしない
チャレンジしないからできないことが増える
の悪循環に陥ってしまいがちなのです。
すると子どもにその場、その場の快感ばかり求める
態度が身についてきます。

子どもを知的な課題を避けるように(勉強嫌いに)育てようと思えば、1~3歳の時期に、
その年齢以上のものを求める
大人の完璧主義を押し付ける
を繰り返せば簡単にそうなります。遊びでもお片づけでもしつけでも、その子の発達段階を超えたことを期待されていると、
最終的には知的な課題全般への消極的な態度となっていきます。

お母さんがそのつもりがなくても、習い事が多いと、よくない体験も増えると思います。幼い子の習い事には要注意です。

きちんと教えることに徹するのは禁物です。

4歳半くらいまでの子には

子どもがやりたいこと9に対し、大人が教えたいことさせたいこと1
くらいのバランスを保つことが大事です。
この比率は、子ども自身が成長にともなって縮めていきます。
自分から、[教えて~!もっとじょうずになりたい!」と言う様になります。

たとえば食事なら、わかりやすいかもしれません。
食べることが好きになってもらいたいのに、
食事に塩を入れすぎるのはおかしいですよね。
おいしいなと思ってもらうことに気持ちが行かず、
よりたくさん塩分を取らせることに気持ちが行くと、そんな奇妙な調理になって、しまいに食事を見るのも嫌!となるのはわかりきっています。
知的な刺激も塩加減、バランスが大事です。
まず「おいしいこと!」つまり「楽しいこと!おもしろいこと!もっとやりたいと感じること」が優先されなければ、知的な課題を目にするだけで逃げ出したい気持ちを育ててしまうのです。

きちんとまとめられていないので、このテーマに関しては
またの機会にもう少しくわしく書きますね。

写真はボランティア先の様子です。
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0歳赤ちゃん 発語をうながし、発音をよくするポイント♪

2009-06-26 20:40:33 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達
0歳の赤ちゃんの発語をうながし、おしゃべりをはじめたときの発音をよくするポイントを紹介します。

何でも口に入れる時期に、赤ちゃんに適した口に入れるためのおもちゃを与えることです。

口に入れる行為は唇の筋肉を鍛えたり、
舌の動きをよくする大事な運動です。
たっぷりさせてあげる必要があります。
窒息の危険がないか
危険な塗料が塗られていないか
に注意し、赤ちゃん向けの安全で楽しいおもちゃを与えます。

がちゃがちゃ音がしたり、刺激的なでこぼこのあるものなど、
赤ちゃんの知能を高める質の良いおもちゃを選びます。

おすわりするころには、「らっぱ」などの吹く楽器も良いです。

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