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虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

3歳代の子と楽しくなぞなぞをする方法

2010-02-19 18:05:54 | 国語
3歳3ヶ月と3歳8ヶ月の子のレッスンの様子です。
3歳代の子は、「なぞなぞ」の本の問題をするのはまだ難しいですが、
ちょっとした工夫で楽しくなぞなぞ遊びができるようになります。

絵カードを使います。

動作も交えてわかりやすく問いながら
同時に、さまざまな難しい言葉や概念も使って問題を出します。

「公園にある遊具です。シューっとすべって遊びます。
最初に す がつくものなあに?」

「き のつく野菜のなかまです。緑色で長くてポツポツがあります。
なんでしょう?」

と問い方は自由ですが、子どもが楽しいと思う難易度で遊びます。

子どもにも「なぞなぞ作って」というと、なんとか説明しようとします。
まだ難しいでしょうが、子どもの表現を少しずつフォーローしてあげていると、
言葉の力がアップします。

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20年以上前のイラスト

2010-02-19 14:08:14 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
押入れを整理していたら懐かしいものが見つかりました。
20年以上前に描いたイラストです。

この絵の後に描いた絵本で、
クレヨンハウス絵本大賞の優秀作品賞をいただいたのは、
うれしい思い出です。
「作家になりたい!絵本作家になりたい!」と夢を抱いて、
がんばっていたこの頃から、もう20年以上も時が過ぎていたんですね……。
今も変わらず、当時と変わらぬ夢に向かって一歩一歩歩んでいますが……
遅々とした
亀の歩みは変わりません

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お仕事裏話 ♪ 過去記事とその続編です 6

2010-02-19 08:00:14 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
★くん、☆くんの仕事を盗み見ることと、
時折、気まぐれにまくしたてる
お仕事手順を、隙を見つけては隠し持っている
(悠長にメモなんか取ってたら、怒鳴られて仕事になりませんから)紙切れの裏に書き込んでいくことで
何とか★くんが海外に旅立つまでに一通りの仕事を覚えました。

どうしてこの速達便の部署の仕事がこんなに難しくて大変なのか??

仕事に慣れるにつれ見えてきたことがありました。

ここで扱っているのは、速達便だけでなく、
海外向けの大型荷物を区分けして
大型トラックに積み込むためのカートと呼んでいいのか……
大型の家具を運ぶような道具に積み込む肉体労働と、

はがきを扱う部署が忙しい時間帯にはそちらの手伝いに参加して、
荷物を送り出すまでの
「急げ~!!」あわわわわ~と全力疾走しなくちゃならない仕事が
含まれているのです。
(この部署のドンであるおばちゃんパートが、あまりの忙しさに毎回テンションが上って、わめきまくります。)

つまり、ただでさえ、速達便は他所より仕事に気を使うのに、
よりにもよって
ややこしくてしんどい仕事ばかり、
他の部署の分まで仕事を任されているのです。

なぜ……?

この★くん、☆くんの能力が高いから……なのだろうな……
またこのふたりが自分の能力の高さを周囲に見せ付けたいところも
あるんだろうな……

させたらさせただけがんばるふたりを
おだてて、いいように利用してどんどん仕事を押し付けてきた上の計らいが
あったんだろうな……

と、名探偵○○~といったドラマの1シーンのように、勝手に推理。

人間業ではない
……他の部署の3倍の責任の重さ、忙しさ、難しさを
をたったふたりでこなしてきた★くん、☆くんのプライドの高さと
高い能力に、驚きつつも……

それを、コツコツすること、急かされる事が苦手で、ミスが多い私が、
引き継いでいくって……??そんなことできるの?

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絵を描きました♪

2010-02-18 22:51:28 | はじめに
絵を描きました♪ テーマは『願い』です。
先日、お子ちゃま実験室ブログのなびさんとお話していたとき、
なびさんから
「奈緒美先生、絵をアップするとき、詩もいっしょにアップしたらいかがですか?」とアドバイスしていただきました。
そこで、さっそく詩も載せさせていただくことにしました。



  ちいさな友へ

世界をかけぬけ
手当たり次第につかみとるすべは
むずかしいようで 意外にやさしい

天指して地面にまっすぐ立つすべ
世界を味わいゆっくり抱きしめるすべは
当たり前なようで
本当にむずかしい

小さな友よ
教えてあげようか

朝つゆで顔を洗えば
春を見ることができる
走りたいからと走り
笑いたいからと笑えば
夏に触れることができる

友を失って
再び得たなら
秋を感じることができる
未来の花が咲くまでの
ささやかな孤独を愛せるなら
きっと冬を知ることができる

あまたの貴重な宝の中から
ひとつだけひとつだけ
小さな友への贈り物をえらぶとしたら
「答えのない問い」
それがいいだろう



絵と詩について♪
宇宙に問いかけ続けたアインシュタインも、
空を飛ぶ夢を果たしたライト兄弟も、
トロイアを発掘したシュリーマンも、

子どもの頃、自分だけの「答えのない」疑問を抱いて、
誰も手にしたことがない「答え」を、探し続けました。

現代の子どもたちも未来に向かって
自分だけの「答えのない問い」を抱いて
歩んでいって欲しいという願いを絵と詩にしました。
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お仕事裏話 ♪ 過去記事とその続編です 5

2010-02-18 14:07:04 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)

話が戻りますが、私を短期バイトに誘った友人は
その頃どうしていたかと言いますと、グループは別でしたが無事、苦情電話(翌日配達)の応対の仕事を終え、お家でまったり過していました。

遊びに行くと、「郵便局どう?」と聞くので、
これまでのあらましを説明していくと、
「そうそう~職場では、絶対目立っちゃダメ。これ、鉄則よ。
前の会社(薬品会社です)の女子大出の子なんて、先輩、ストロベリーのつづりどうでしたっけ?って聞くのよ~。」
「えっ?ストロベリー?」
「そう、4年生出てて、わかんないわけないじゃない。わざとよ。アホな子演じて、上に気に入られようと思ってるの!!」
「でも、ストロベリーはあまり使わないし、長いしね……ほんとにド忘れしたのかも……」
「ちがうに決まってるじゃない!
社会人になったら、みんなそうしてたわよ。」
ああ……
「休まず、遅れず、働かず」とよく聞く日本の会社。
働かずというのは、働いてはダメということではなく、めちゃくちゃ働くには働いて……さらに目立たないという意味らしい。

友人曰く、
派手に働けば、たいてい上司にねたまれて左遷させられるのが、
日本の会社のお約束。
ビジネスマンは若いうちから目立ってはまず社会で成功することはないのだとか……。

大学入試まで、ちょっとでも人より抜きん出ようと
ひたすらがんばってきた若い人々が、
一歩、社会に出でると、今度は
「がんばるな!」と自分にブレーキをかけて、上にとって都合の良い人間になることに心をくだくことを求められているとは……

社会から創造力や活気が失われていくのもわかる気が……。

「私の場合、目立とうと思って、はりきってるわけじゃないのよ。
ミスも多いし、得意なとこではがんばっとかないと、良いとこなしになっちゃうじゃない……ねぇ。
まあ、あちこちで友だちもできたし、ドリンク飲める食堂もあるし、もうちょっとがんばってみるわ。
速達便はほんと……心臓に悪いけどね。」

友人には、苦しい笑顔で返事をしました。

もう少しだけ続きます。




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お仕事裏話 ♪ 過去記事とその続編です 4

2010-02-18 09:06:39 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)




速達便には20代前半と20代後半の男の子(人?)が担当していました。
そのうち年上の方をちなみに★くんとすると、その★くんが、彼の言葉を借りると、
いつまでもこんなバカなこと(フリーター)やってるわけにいかないし、海外行って勉強しなおすことにした。……
ために、
その代わりに私が連れてこられたのでした。
ということは、彼が海外に旅立つまでの1~2週間の間に、
私がこの仕事をすっかり覚えて、なおかつミスなく猛烈に働く
即戦力とならなきゃいけないというわけです……

どこの職場でも経験しますが、たとえ10円でも出世は出世、
その額のみみっちさには到底見合わない
ねたみを受けます。
1時間に1本だけ、子どもに駄菓子屋で「うまか棒」を買ってあげる額のアップで……
部署を変わるたびに、仕事を教えない、いびる~といった先輩の
いじわる度はアップしていきます。

私なんて、短期バイト出身?などという郵便局内では下の下の身分で
上司の鶴の一声で「あっち行ってくれ」「こっち行ってくれ」
と振り回されてますから、仕事内容の難易度の上がり具合も先輩のいびり度の上がり具合も
半端じゃありません。

それでも……海外留学を前にして、立つ鳥 跡を濁さず……なんて言葉も
あるくらいだし、ビシッと仕事は教えてくれるはず……と思ったのは甘く……

「速達便の仕事は高度でハードで1秒足りと時間がないから、
人の世話してる時間なんてない」という態度で、
いつも駆け足で移動して、いきなり怒鳴りつける~

「1回しか教えへんで~!!」と、20手順ほど高速で見せる
と……
(郵便物扱うの速いね~手品みたい~
★くんが仕事ができるのはよ~くわかったけど、
仕事を教わるにはまずい人にあたったな~という感じでした。

いっしょにいる20代前半の男の子(人?)……☆くんとしますと、
こちらは、終始無言で、時折にらむこととため息しかつかない……
★くんの子分みたいな感じです。

教わるのは難しいと察した私は、2人の仕事の手元を見ることと、
わからない部分をしぼっておいて、☆くんがひとりになったところで、
質問をぶつけるという作戦に出ました。

★くんは毎回仕事の仕方をたずねると感情が高ぶって
わめきちらすので、余計わからなくなるのです。
☆くんはぶす~っとして、教えたくなさそうにはしていますが、
聞かれたことにはちゃんと答えようとする生真面目なところがありましたから、
これは良い方法でした。

ここの仕事のメインは大量の郵便物の郵便番号と住所が合っているか、電話帳みたいな
分厚い郵便番号簿で、調べまくることです。
とにかく時間厳守で、速達を送り出す時間までに毎日分量のちがう速達相手に、
辞書引き大会みたいに
ピラピラピラピラあの、電話帳みたいなページをめくりまくる。

京都や田舎の郵便番号のややこしいこと、うっとうしいこと!
おまけに、お客様は、
郵便番号も住所も適当に省略していることが多い……それを完璧に一枚のこらず修正して、「あと○分!!」「あと○秒!!」なんてカウントダウンしながら、
急いで分けて、特別な袋に詰めて、
毎日、わわわわわ~!!!
と全力疾走する感じの仕事が続きます。





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お仕事裏話 ♪ 過去記事とその続編です 3

2010-02-17 09:03:54 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)

郵便局の短期バイトが終わる頃、
私は電話の向こうの怒鳴り声に「めげない」……というか、

怒鳴りだしたら受話器を少し耳から離して、
(いろいろストレスあるのね~大阪、景気が悪いしな~保険書の配達が翌日になるってだけで、
こんだけ負のエネルギー放出できるんだから、ある意味すごいわ……やれやれ……)

と怒鳴り終えるまで、鼻歌まじりに待っていて、
「どうも申し訳ありません。~~です。」と用件を伝えて、ていねいに電話を切る

ってことを繰り返していたのですが、

そのお気楽ムードの仕事ぶりが、短期バイト教育係(?)のお眼鏡にかなったらしく、

バイトが終わる頃、「他のパートもやってみない?」というお声がかかりました。
ちょうど、お金が必要な時期だったので、承諾し、
さっそく小荷物係をすることになりました。

私……はっきり言って、そんなに仕事ができる人間じゃありません。
雑だし、ポカミスが多いし、定期的に体調崩しますし……

でも、ある他の人に負けない特技があるのです。

それは新しい仕事を覚えるのがはやい……ということです。
といって、頭の中身は平均的日本人。
覚えが良いわけでも、頭の回転が速いわけでもありません。
身体能力もダメダメです。

ならどうして仕事を覚えるのがはやいのかというと、
今の仕事にもつながっているのですが、
「教育する」「教える」「教わる」という時点で、
学ぶ内容を瞬時に、ごくごくシンプルで簡単な形に翻訳することが
得意なのです。
ですから、難しそうな解説書も、複雑な仕事の手順のプリントも、
見ると同時に
幼児にもわかるようなイラストつきで色分けされた1,2の手順で
できる内容に頭の中で変化させてしまっているのです。

そのため、頭はあまり良くなくても、
驚異的な記憶力と頭の回転の速さを持ってるのじゃないか??
と誤解されるほど、素早く仕事を覚えてしまえるのです。

そのため、これまでどこのバイトに行っても、仕事を覚えるまでの時点では、
他の人の先を行ってました。
絶対覚えれないような難しい仕事を「1回しか教えへんよ」なんて脅してくるいじわるな先輩の鼻を明かすのがひそかな楽しみでした。(本格的に仕事が始まれば、ポカミスが多くてぼろが出てくるのですがね

そうして他の人が何週間かかかるという話だった新人教育期間を2~3日で終えて、楽しく小荷物係をやっていると、
「もう、覚えたの?」と郵便局内の上司が、小荷物係の視察に来て、
まだこの仕事について日が浅いのに、「きみ、別の部署に行ってくれ」というお声がかかりました。


大きな荷物の扱いの部署に移されました。
その上司は新しい部署に何度か見に来て、「女性なのに、ここの係りは大変だね。もう仕事覚えたの?きみ、別の部署に行ってくれないか?」
とまたしてもお声がかかりました。
そして、留守中の荷物の保管と電話応対の部署でも同様のことがあり、
「きみ、別の部署に行ってくれないか?」とお声がかかりました。
(みんな私が出席の印鑑を押すのを忘れたり、雑に押していることなんかにも、まだ気づいておりません)

私にすれば、ぼろが出る前に教育期間ばかりでラッキーなんですが、
次の部署に行けば、時給数十円アップする可能性も高まるけれど……。

郵便局内でも最大の難所。

絶対ミスが許されない、誰も仕事が長続きしない……と噂される

速達便の区分け。

たったひと文字の見落としで、間違って遠方に郵便物が行っちゃた場合、
上司が飛行機で郵便物を届けるはめになる

人間のうっかりが、上司の一日の仕事と飛行機の運賃の金額とてんびんに
かかっている常に心臓に悪い~部署なのです。

おまけに私はかなり雑で、ミスが多い人間。
うまくいくのかいかないのか、最初から逃げ出すのもな~と
取り合えず受けることにしました。





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お仕事裏話 ♪ 過去記事とその続編です 2

2010-02-17 07:29:45 | 番外(自分 家族 幼少期のことなど)
前回のつづきです。

質問をぶつけられたその女の子は、これまで 幼稚園でアルバイトしていたことを話しました。
子どもたちが、とてもなついて、その子が行くところ行くところ
子どもの人だかり? が、できていたのだそうです。

が、幼稚園の先生方からの評判はものすごく悪くて
「覚えられないんだったら仕事の手順を書いた札を首からさげて仕事せい!!」
といびられていたのだとか…

それを見かねた園児のお母さんから、「あんたー先生にいじめられてたねー。」
と小声で同情されるほど ひどいイジメだったそう。

その子の親御さんは、「とりあえず仕事しておれば、いいよー。」
と応援してくれているそうです。

きっと、家でもこの通り落ち着かないんでしょうね。
親御さんとしてはお金に換算される事さえしてくれるなら
それ以上の贅沢は言わない気らしい…。

そんな話をするうちに、私はこうも落ち着かず 仕事も覚えられないこの子が
叱られても、いじめられても、がんばって仕事に来ている姿に 
ちょっと感動してしまいました
この子が、これからも叱られてもめげずに
がんばって働いていてくれるように…と祈るような気持ちでした。
そして、他のメンバーの人たちも同じような気持ちだったらしく……
はじめは、この子のことがすごく苦手そうだった几帳面なおば様まで
そっと、その子のフォローをしていました。

短期バイトが終わる頃、5人のグループは、
かなり親しくなっていたのですよ。

この話には 後日談がふたつあります。

ひとつめは、この時のお気楽な仕事ぶりをかわれた私は、
その後も郵便局の仕事を任され10円単位のちっちゃい出世をし、
内部のごたごたに巻き込まれて苦しみました!!

ふたつ目は、数年後、阪急電車内で、あの女の子と再会。
なつかしくなって声をかけると「だれ?」とつれない答え。

「ほら 郵便局の短期バイトで…。」と説明しかけると、
隣にいたその子の友達が、
「覚えとけよー、そんくらいー。」と笑いながらツッコミを入れていました。

次回は、郵便局内での10円出世に翻弄された頃の出来事と、
わが子を含め若い子(人)たちのお仕事事情について書きますね。

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