![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a3/685ea2f668ad3b0bb6044edb41941153.jpg)
(↑ ★くんの作品)
東京に引っ越していった小3の★くんと弟の年中さんの●くんが、
1年ぶりに教室に遊びに来てくれました。
昨年、教室に来てくれた際に恐竜の解剖図を作ったことが
すごく楽しかったという★くん(その日のレッスンは『大好きなことばかり、ずっと続けてきた』という記事にしています)
が、今回は「動物の解剖図を作りたい」と言いました。
★くんは恐竜の化石を掘りにカナダに行きたいという夢を幼稚園の頃から持ち続けていて、
恐竜の骨の発掘への興味が、恐竜や動物の身体の内部を表す解剖図作りへの関心につながったようです。
心臓や肺や肝臓などは、風船に綿をつめて作っています。
骨は綿棒やストロー、白い色のモールを使っています。
★くんが教室で解剖図を作るのは3度目です。
初めて作った時は、作り方の見本を見せたり、一部をわたしが作ってあげたりしましたが、
2度目は、全て自分で作っていました。
今回は、「立体的にしたい」ということだったので、土台などの一部を作ってあげましたが、
それ以外は★くんが作りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/89/2b30ab18e211871477167305d17ec327.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/2f/6c7e7f43fea4766722ea1ddedbb09e74.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/11/86e50dc429d28c8feaa61c5352ebda07.jpg)
弟の●くんは、毎日、工作をしない日がないほど物作りが大好きになったそうで、
お兄ちゃんの作る解剖図を見ながら、自分なりのアイデアをたくさん加えて
全て自分で作っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/97/f25ffd44f79e44a3f07ccf3a9de292e0.jpg)
腸を表現するのに、バルーンアート用の細長い風船にモールを入れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1b/a289115abeaede27a1fe14fa6a0767ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/0d/913114e27f1dac60ae19f7ed0ecae3f1.jpg)
腸を作っていた時、★くんと「犬のおしっこが出てくるところと、フンが出てくるところはずいぶん
離れているね」という話をしていました。
すると、それを耳にした●くんが、即座にストローで、おしっこの出る部分とフンの出る部分の
ふたつを作って、腸の先に貼りつけていました。
「思いついたら即実行!」の●くん。
とにかく仕事がはやいです。
お兄ちゃんの★くんが犬の解剖図を作っている間に
犬とサメの解剖図を作り、ブロックで恐竜の世界まで作っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/12/48d9c8589134d7697c3607a823d5e314.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bb/6588fdb2173c56f8ba394ac5a1c3344e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0d/7f4e7d0745e1b4820705d2301ae2206f.jpg)
(↑●くんの作品)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/26/4c513636bcce7050a07a6e7dcdb0f74a.jpg)
サメの解剖図の口には、本物のサメの歯を貼りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c1/d373489a8ca219ece2fa72988ad8d3de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/98/abddeb26b5c5efb24f57f09ba8153dc5.jpg)
恐竜好きに始まって、科学、考古学、宇宙、生き物と
さまざまなジャンルのドキュメンタリー番組を夢中になって見ているという★くん。
現在、博物館の近くに住んでいるので、自分ひとりでも自転車で通いつめているそうです。
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算数タイムに『トップクラス問題集3年生』のこんな問題をしました。
6年生の30人が初級問題、中級問題、上級問題をそれぞれ1題、合計3台の
クイズ遊びをしました。クイズの答えが正解の場合の得点は、初級が1点、中級が2点、上級が3点で、満点が6点になります。
クイズ遊びの得点結果を表にすると、次のようになりました。
また合計点は105点でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/0f/ef062a4a4bdf16a905aeaf1a72865ad9.jpg)
6点満点の人は何人いますか。
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小3の問題集に載っている問題とはいえ、筑波大付属中の入試問題でもあるので、なかなか難しいです。
図鑑をよく読んでいる★くんは「難しい漢字でも読める、大丈夫」ということだったので、
まずはヒントなどは与えずにどのように解いていくのか見守ることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/29/3f8a6390d6c0c386ac699711716b03ee.jpg)
すると、表を書き写して、その下にそれぞれの得点を書きだして整理していました。
残念ながら「5点以上」の下に5点が10人いたとして計算して50点と書きこんでいたのですが、
「5点以上」という部分に注意をうながすと、
すぐに間違いに気づいたようで、そこは空白にして、105点から
それぞれ書きだした点数を引くところまでして、54という数字を見つめて考え込んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f0/7d23ad2cc540274d16382c7fd7771235.jpg)
こちらが解き方を教えてわからせるのではなく
できれば自分で解法に気づいた瞬間のワクワクする気持ちを味あわせてあげたいので、
「ブロックを54個用意して、5点がいくつで6点がいくつになるのか
考えてみたら?」 とたずねると、
★くんは54個のブロックを並べて、どうしたらいいのか困っていました。
そこで、少しだけヒントを。
「10人の子だったね。この子は5点、5点……どの子が6点かなっと考えていくと
どうなる?」とたずねると、
察しのいい★くんは、5の棒を6本と6の棒を4本作ってから、
「4人」という答えを書き込みに行っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/42/3a0ad34f2b9126470233f600ead77518.jpg)