年中のAちゃん、年長のBちゃん、Cちゃん、Dちゃんのレッスンの様子です。
『アナと雪の女王』 大人気ですね。
先日も2年生の女の子が、「普通の『アナと雪の女王』の映画と
3Dの『アナと雪の女王』の映画の両方見に行ったよ。今度は、英語の『アナと雪の
女王』の映画を見に行きたいの!」と言うのを聞いて驚いたばかり。
さすがに映画館に何度も足を運ぶという子はそれほどいなくても、
教室に来る女の子の大半が『アナと雪の女王』のファンで主題歌を口ずさんでいます。
このグループの子たちも『アナと雪の女王』の公式ファンブックや絵本を持参してきて
映画の話で持ち切りでした。
今日、どんなことがしたいのか話合うときも、全員、一も二もなく
「アナと雪の女王!」でした。
時折、登場する蚊帳です。雪の世界らしくする必要があるというので、
特別に出してきました。みんな大はしゃぎで手芸用の綿を雪に見立てて
雪合戦をしていました。
その後、色画用紙でアナと雪の女王の世界を作ることになりました。
いつも感じるのですが、年長になると
考える活動が楽しくなってくる子がとても多いです。
年中さんくらいまでは、「とにかくやってみたい」という身体の要求が先で、
動いて初めて「わかる」「考えるのが面白くなってきた」という子がほとんどです。
でも、年長になると、「考えること」を求めて遊び始める子も多いし、
考えていく持久力のようなものもついてきて、
失敗が続いたり、面白くない展開になったりしても、すぐに投げ出さずに、
「もうちょっと考えてみる」「まだやめたくない」と言ってふんばる子も増えてきます。
算数タイムに数字当てクイズをしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1から8までの数カードが1枚ずつ用意しています。
子どもたちが目を閉じている間に、4枚のカードを裏返し、
そのうちの3枚は左から小さい順に並べます。
残りの1枚は、わたしが手にしています。
数を当てるのは、小さい順に並べている3枚です。
数を当てる役の子は、まずわたしの持っているカードについて、
ひとつだけ質問をすることができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カードを持っている人(わたし)に
どんな質問をするかで、カードが当たる確率が変わります。
たとえば、下の写真のような状況でしたら、
わたしに、「そのカードは2ですか?」と質問すれば、
わたしが「はい」と言えば、一番左のカードは4ということになりますし、
「いいえ」と言えば、2だとわかります。
場合によっては、「そのカードは3より大きいですか?」とか「4より小さいですか?」
といった質問をした方が有利な時もありますね。
年長さんたちは、まだどの質問が一番有利かということはわからないまでも、
質問をすることによって、正しい推理を働かすことがとても楽しそうでした。
みんなしっかり解けました。
『イロトリドリ』という数独風のパズルをしました。
最初に問題を見ながら、色のついた人形を置いていってます。
その後、縦一列、横一列、3×3のマスが全て異なる色になるように
人形を置いていきます。
数独風のパズルは初めての子らですが、ルールをすぐに呑みこんで、正しい推理が
できていました。考える時間が長くなってきたので「そろそろ終わりにしようか?」
と声をかけたのですが、一斉に「まだ、する!」と言っていました。
お母さん方からは「家でも、年長になってから、折り紙で折鶴を何度も折りたがったり、
あやとりを長く続けたがったりするなど、根気の必要な遊びを好むようになった」
という報告をいただきました。