● 最後は銀価格の予想となります。経過は残りの貴金属とほぼ同じと思われますが、
実は銀価格は、去年の12月4日から今年の2月3日までの動きが少し複雑すぎます。
それこそ、1/f揺らぎの影響を受けたのではないかと思われます。
● 記録の価格から判断すれば、去年の6月27日が最低で、18.61㌦/㌉を示しています。
しかし、他の貴金属の予測でも書いたように、この段階ではまだ調整と
思われますから、次の底が問題になります。
● 次の底は、時系列から見ると、2013年の12月4日の、19.05㌦/㌉、12月20日の
19.33㌦/㌉、そして今年の2月3日の19.27㌦/㌉が有ります。
● 形からすれば、12月20日の底が次の開始の時期とする方が良いのですが、しかし
価格が2月3日の19.27㌦よりも低くて、ルールに反します。
● それで良く調べてみると、数字での価格としての記録は有りませんが、チャートでは
瞬間的に18.75㌦前後を示している所が有ります。これは去年の12月31日と
思われる日に観られます。
● 従って特別に12月31日を新しい上昇波の開始、つまりMinor第1波の開始とします。
不都合が生じるなら、形が綺麗な12月20日、19.33㌦/㌉を第二の候補時期とします。
● 少しいい加減な検討ですが、数字の記録とchartの図が合わないのが問題と思われます。
● これをベースに予測をしてみると、他の貴金属同様、現段階は、Minute(())波が
終わるころと思われます。つまり残りの第(())波が上昇波として、下図のように
予測出来ます。目標は直前の24ドル/㌉台が予想できます。
● 予測通りに、今日のニューヨーク市場で、全般的に貴金属が上がり始めています。
予想に合わせて、このまま上がり続けて欲しいものです。
● もしこの通りに価格が動くなら、Minute第(())波の段階で一旦売り払ってから
調整の底で再び購入と言う手もありますが、予想に反して調整が軽くて
すぐに次の上昇波に突入する事もあり得ますから、要注意です。