午前中、青空の下、自転車に乗って、地元の大学病院へ。持病の結石の定期健診(半年に一回)を受けるためである。まず血液・尿・レントゲンの検査を受け、その結果が出てから診察なので、けっこう時間がかかる。伊藤野枝の小説「転機」(大正7年)を待ち時間に読む。大杉栄との恋愛、足尾銅山事件への関心について語られている。まさに彼女の人生のターニングポイント(転機)にスポットライトを当てた作品だ。今日は採血でけっこう待たされた。順番を待つ人たちはみんな浮かない顔をしている。みんな健康に問題を抱えている人たちなのだから当然といえば当然だが、こういう場所にいると、身体と意識の二元論というのは机上の論で、意識というものは身体の機能の一部であると考えた方が納得がいく。検査を終え、診察室に呼ばれるまでの時間(1時間ほど)を使って、病院のレストランで朝食兼昼食のカレーライスを食べる。一番無難なメニューだろうと考えての選択だったが、ルーがもったりしていて(挽肉が混じっているためだと思われる)、いまひとつだった。検査の結果は、ガンマGTPの値がちょっと標準値を出ていた以外は異常なしだった。主治医であるK医師は今月いっぱいで、福島の病院へ異動されることになった。K医師には3回内視鏡による手術をしてもらった。早稲田大学の理工学部を卒業してから、医学部に入り直して医者になったという経歴の持ち主なので、大学の話題(早稲田大学は医学部を持とうとしているのか否かなど)ではしばしば盛り上がった。大学の医学部に異動はつきものだが、単身赴任になるそうなので、(患者が医者に向って言う台詞ではないが)食生活には気をつけていただきたい。母から預かった(K医師は母の主治医でもあるのだ)お餞別を渡す。
いったん家に戻り、すぐに大学へ。午後1時から文化構想学部の主任会。引き続いて2時から文学部と合同の主任会。さらに4時半から現代人間論系教室会議。教室会議の出席者はかろうじて過半数の6名。第二水曜日の夕方に定例教室会議は開くことにしているのだが、こうも集まり具合が悪いのでは、他の曜日・時間帯への引越しを考えるべきかもしれない。しかし、全員共通の2時間程度の空き時間を見つけるのは容易ではない。
夕食を「秀永」でとってから(油淋鶏定食)、帰宅。風呂を浴び、明日の授業の下準備。明日の基礎演習(最終回)で、全員のレポートを納めたCD-Rを全員に配布することになっているので、そのCD-Rを作成をする。レポート未提出者が2名いる。明日が延長された提出締め切りの最終日なので、滑り込みセーフになるとよいのだが・・・。
新聞に将棋の加藤一二三(ひふみ)元名人が、同じマンションの住人たちから、野良猫被害で訴えられたという記事が載っていた。記事には書かれていなかったが、加藤元名人は敬虔なクリスチャンとして知られている。おそらくは人道的な(?)立場から野良猫たちに餌をやったり、避妊手術を受けさせたりをしているのだろう。この種のトラブルは他人事とは思えない。
いったん家に戻り、すぐに大学へ。午後1時から文化構想学部の主任会。引き続いて2時から文学部と合同の主任会。さらに4時半から現代人間論系教室会議。教室会議の出席者はかろうじて過半数の6名。第二水曜日の夕方に定例教室会議は開くことにしているのだが、こうも集まり具合が悪いのでは、他の曜日・時間帯への引越しを考えるべきかもしれない。しかし、全員共通の2時間程度の空き時間を見つけるのは容易ではない。
夕食を「秀永」でとってから(油淋鶏定食)、帰宅。風呂を浴び、明日の授業の下準備。明日の基礎演習(最終回)で、全員のレポートを納めたCD-Rを全員に配布することになっているので、そのCD-Rを作成をする。レポート未提出者が2名いる。明日が延長された提出締め切りの最終日なので、滑り込みセーフになるとよいのだが・・・。
新聞に将棋の加藤一二三(ひふみ)元名人が、同じマンションの住人たちから、野良猫被害で訴えられたという記事が載っていた。記事には書かれていなかったが、加藤元名人は敬虔なクリスチャンとして知られている。おそらくは人道的な(?)立場から野良猫たちに餌をやったり、避妊手術を受けさせたりをしているのだろう。この種のトラブルは他人事とは思えない。