フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月3日(土) 晴れ

2013-08-04 11:35:04 | Weblog

   7時半、起床。

  今日はしのぎやすい気候。居間のクーラーは故障で使えないが、この気候なら差支えない。

    トースト、炒り卵、レタス、牛乳の朝食。最初はゆで卵にしようとして、時間が足りなくて固まらなかったので新しい卵を足して炒り卵に変更した。

  午後、外出。東京都写真美術館で開催中の「米田知子 暗(やみ)なきところで逢えれば」を見物に行く。

  その前に「竹葉亭」で食事をしようと銀座に出る。

   有楽町の駅前はずいぶんと開発が進んだが、「百果園」のある一角は昔のごちゃごちゃした雰囲気が残っている。

 
迷子になるなよ

   御幸通りを銀座4丁目に向かって歩く。ソニービルのある交差点で、工事フェンスの日陰に入って、信号が青になるのを待つ人たち。

   ソニービルの前にはいつもこの時期になると、大きさ水槽が設置されてミニ水族館のようになる。 

   さあ、歩き出そう。

    「竹葉亭」でいつもの鯛茶漬け。最初はお茶を掛けずに胡麻醤油だれに漬け込んだ鯛の刺身でご飯を一杯、次にわさびと薬味をのせてほうじ茶を掛けて一杯、最後はお新香の茶漬けで〆る。満足なり。デザートに柚子シャーベットを注文。

 

   腹ごしらえが整ったところで、恵比寿へ。 

   「米田知子 暗(やみ)なきところで逢えれば」展は米田のこれまでの仕事を網羅する。静謐で深さ(時間的な奥行)のある作風。時間的な奥行は物語を内在しているということだ。近作の「サハリン島」の作品群にとくに心惹かれた。辺境の地で、風化しつつある記憶に、耳を澄ませば、かすかだが息遣いが聞こえてくる。

   美術館を4時半頃出て、蒲田へ。駅から「まやんち」へ電話をすると、混んではいるが、待っている人はいないとのこと。 

 

   店に到着すると、ちょうど席が空いたところで、待つことなく座れた。ピーチメルバと夏のフルーツロール、そしてダージリン(シンブリ茶園の初摘み茶葉)を注文。食事+スイーツ(デザート)は珍しくないが、スイーツ二つというのは初めての注文である。この季節、ピーチメルバは外せない。しかし、いつもピーチメルバだと、他の季節限定スイーツが食べられない。それで二つ注文することにした。タイプが違うから「かぶる」といことはないし、昼食が軽めだったのでお腹も減っている。

   スタップの方の反応が三者三様で面白かった。

   店長のますみさん「まあ! 何かいいことがあったんですか?」

   カナさん「注文の聞き間違いかと思ってしまいました(笑)」

   モモコさん「二つも注文していただけて、嬉しいです」←これがベストアンサー     


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ペロリと平らげました。

        今夜は親子丼。

   山田太一のスペシャルドラマ『よその歌 わたしの唄』(録画)を観る。たくさんの登場人物のそれぞれが抱えている人生の問題が一筆描きで印象的に描かれて、そうした問題を抱えたまま(解決はされない)、でも、集うことの喜びが率直に描かれている。