フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月14日(水) 晴れ

2013-08-15 10:57:03 | Weblog

  6時、起床。高原の朝は涼しい。原村の朝市へ出かける。

   安楽亭に戻って、朝食の用意が整うまで周辺を散歩。

   野菜たっぷりの朝食を、「あまちゃん」などを観ながら、1時間ほどかけて食べる。 

 

 

 

    食後は、少し居眠りをしてから、読書。持参した鈴木弘輝『つながりを探る社会学』(NTT出版)を読む。網戸から入ってくる風が爽やか。庭先のコスモスが風に揺れている。

    早起きをすると午前中の時間がたっぷりとある。

    昼食は「グリーン・エッグ」に食べに行く。ここもおなじみの場所だ。安楽亭は私の日常生活の外部にあるが、そうした非日常的な空間もたびたび訪れることで(年に3度ほど)、「おなじみの非日常的な空間」になっていく。

  ベトナム風焼きそばとグリーンカレーを注文し、3人でシェアして食べる。

   デザートはグレープフルーツ&ババロアのアイスクリーム添え。

   食後の散歩。 

   K夫婦は安楽亭に戻り、私は樅の木荘のお風呂で汗を流す。露天風呂に入り、ベンチでクールダウンし、また露天風呂に入りを3度ほど繰り返す。

   風呂上り、大きな畳敷きの部屋で、冷たいジュースを飲みながら、ここ数日の日誌を付け、本を読む。

   4時過ぎに、Kが車で迎えに来てくれる。樅の木荘の隣の「魔法屋JIN」というカフェに入り、蕎麦粉で作ったガレット(2人でシェア)とコーヒーを注文。

   「祝開店」の花束があったので、店の方(奥さんだろう)に聞くと、「今週オープンしたばかりなのです」とのこと。なるほど、コーヒーのスプーンを忘れたり、レジ打ちを間違えたりと、初々しい。「魔法屋」という名前の由来を尋ねると、「来ていただいた方が幸せになる魔法がかけられたらと思いまして」と恥ずかしそうに答えた。「JIN」というのはオーナーご夫婦の飼い犬の名前とのこと。

   秋になったらまた来ます。「おなじみの非日常的な空間」の一部になるといいと思う。

   Kの車で茅野の駅まで送ってもらう。

   5時28分発のあずさ号で東京へ帰る。


新宿着は7時30分。

   8時半頃、帰宅。息子は入れ違いで名古屋で戻って行った。


8月13日(火) 晴れ

2013-08-15 08:51:04 | Weblog

    8時、起床。今日は高校時代の友人Kの茅野の別荘へ行く。

  9時前に自宅を出る。新宿10時発の特急あずさに乗って、茅野へ。指定席は満席だ。私の隣の若者が通路を隔てて斜め前の席の女性と話をしている。カップルのようだが、二人並んでの座席がとれなかったのだろう。私が彼女と席を替わってやることもチラリと考えたが、そこまでの親切は余計なお世話と思い、やめておいた。これから二人には「遠距離恋愛」などの試練が待っているかもしれない。いまのうちから耐性を身に付けておきなさい。

  12時4分、茅野着。K夫婦が車で迎えに来てくれていた。そのまま「香草庵」へ。予約は入れてあるが、名前が呼ばれるまでにまだ30分はかかるということなので、近所の農園へ行ってみる。

   再び「香草庵」へ。 

   鴨南蛮(冷やし)とニシン棒を注文。最初に来て食べた時、ニシンの味に覚えがあった。京都の「松葉」のものを使っているとのこと。

   農協で買い物をしてから安楽亭(Kの別荘)へ。


安楽亭の前の風景

   今日は迎え盆。隣のお寺に顔を出してから、村の共同墓地へ。 

 

 

   村人たちが三々五々集まってきた。他所者の私も「こんにちは」と挨拶を交わす。

 

 

   村の共同浴場で一風呂浴びてから、夕食。バーベキューでもどうかと言われたのだが、ゼミ合宿で食べすぎたので、素麺と野菜の天ぷらを所望した。 K夫人の料理は安楽亭訪問の一番の楽しみである。

 

 

 

  11時前に就寝。