7時半、起床。
トースト、ハム、チーズ、レタス、牛乳、トマトの朝食。
午前中はデスクワーク。
午後、ジムへ行く支度をして家を出る。
残暑は当分厳しそうだ。
「テラス・ドルチェ」で昼食。「昼は麺」の原則に従って、ツナとシメジのクリームパスタ。
「テラス・ドルチェ」を出て、東急線のガード下を通り、陸橋を渡って、ジムへ。 真昼の蒲田の街。
ジムでは筋トレ2セットとクロストレーナー30分(400キロカロリーを消費)。夏のトレーニング初日なので軽めにしたが、少々ものたりない。
マルエツのイートインコーナーで一服(日誌を付ける)してから、「phono kafe」へ顔を出す。
店に入ると、大原さんが先客の女性と話をされているところだった。常連客のようだが、私とは初対面。私が大原さんに「今日、何人目の客ですか」と尋ねたら、その女性も「あっ、私もそれ知りたい」と追随してきた。常連客はみな「phono kafe」を応援している人たちで、客の入り具体が気になっているのだが、私のように直截な質問はしにくいようである。いっそのこと毎日の客の数を棒グラフにして店の外に掲示したらどうかしら(笑)。
大原さんは「今日はけっこうたくさんいらしていただいたんです」とニッコリされて、開店時からの客を頭の中で思いだしながら、「10人以上はいらしていただいてます」と言った。「10人以上」が「たくさん」というのは小さな子供の数の数え方みたいである(笑)。
安定したカフェ経営のためには一日何人の客が来ればいいのだろうか。「20人くらいかしら」と女性客が言った。店の営業時間は11時半から7時までだから、1時間に3人ペースということか。それはこの小さいカフェにしては「混雑」した感じだろう。1時間に2人ペースで14、5人というのがベストではなかろうか。大原さんとしては、いま準備中の焼き菓子のネット通販のシステムが稼働するようになれば、店の方は今日くらい(10数人)で十分と考えているようだ。店主と客たちがこんな話をするというところが面白い。
3人目の客が入ってきて、3つのテーブルが埋まったので、私はこのあたりで失礼することにした。
帰宅すると、野良猫のなつがガレージの屋根の上で風に吹かれながら寝そべっていて、私の顔を見て、「ニャー」と挨拶をした。『熱いトタン屋根の上の猫』という戯曲があるが、アクリル製の屋根は熱くはない。いや、真昼であれば熱いのであろうが、夕方は猫が寝そべれるくらいの気候になってきたということだろう。秋の気配を感じる光景だ。