8時、起床。
ハムトースト、サラダ(トマトとレタス)、牛乳の朝食。
当日返し(翌朝の10時まで)でレンタルした『ニシノユキヒコの恋と冒険』のDVDをTSUTAYAに返却に行く。
ついでに駅のみどりの窓口の自販機で、9月6日から2泊3日で出かける青森旅行の往きの切符を購入。9時36分東京発のはやぶさ11号。新青森着は12時35分。たった3時間だ。速い!でも、料金も高い!(乗車券+新幹線特急指定券で約17350円)。信州旅行のときの約3倍だ。
家に戻る途中で、近所に最近できたカフェ「ibah(イヴァ)-TABLE」に入ってみる。ここは午前10時開店なのだ。
これまで自宅から一番近いカフェは「phono kafe」で、時間にして90秒だった。「ibah-TABLE」は80秒。10秒の短縮である。
先客はいなかった。私が本日最初の客である。
このカフェの最大の特徴は店名通り「テーブル」にある。6人くらいが座れる大きなテーブルが1つだけ。必然的にすべての客は相席となる。オーナーさんの意図が一種のコミュニティーカフェにあることは明らかである。1人で来て黙って本を読むためのカフェではなく、友人と一緒に来ておしゃべりをするためのカフェでもなく、たまたま店で一緒になった地元の者同士が社交的な会話を交わすカフェだ。オルデンバーグの「サードプレイス」(インフォーマルな公共生活のための場所)である。
その志に敬意を表したい。
お冷が麦茶というのも嬉しい。コーヒーを注文する。なんと250円である。おまけにクッキーまで付いてくる。営利至上主義でないのは明らかである。
他に客はいなかったので、店主さんとおしゃべりをする。店主さんはオーナーの妹さんとのこと。
このマフィンも250円。店主さんの娘さんの手作りとのこと。1つお土産に買って帰ったが、バナナ風味で美味しかった。
このカフェのもう1つの特徴は、扉が全面ガラスで、素通しのこと。中から外もよく見えるが、外から中もよく見える。この外部に対する開放性もオーナーさんの意向であるが、私はこれはどうだろうかと思う。歩行者との距離が近すぎるので、少々居心地がよろしくない。実際、他のお客さんからも同様の意見が出ているそうである。お店の雰囲気に合わせた、木の枝で粗く編んだ簾でも下げたらいかがだろうか。近々、内装の業者が見に来ることになっているそうである。
簾が下がった頃にまた来てみたい。現在は営業時間は午前10時から午後4時までだが、9月から、延長するという。定休日は火曜日。
昼食は「phono kafe」に食べに行く。新しいカフェに行ったのは決して「浮気」ではありません。ちょっとした探究心。私にとっての地元蒲田でのホームグラウンドは「phono kafe」です、とここで宣言しておこう。馴染みのカフェが多いというのも、けっこう気をつかうものである。
いつもの梅ソーダ。
ご飯セット。
そしてデザートは桃パンとハニーブッシュ。フルコースである。
大原さんは明後日からご主人と北海道旅行に出かける。「お土産は何がいいですか」と聞かれる。当たり外れのないところで六花亭のお菓子をリクエストする。まりもとかはいりませんから。木彫りの熊とかもいりませんから。
よい旅を!
夕方からジムへ行く。今週はできたら3回行きたい。信州旅行と息子の帰省で食べすぎた分を燃焼するのだ。
久しぶりのトレーニングなので、クロストレーナーは45分にしておく。640キロカロリーを消費。
日の暮れる時間が明らかに早くなっている。
夕食は油淋鶏と焼きナスとアボカドのサラダ。
深夜、TSUTAYAで借りてきた『もたとりあむタマ子』のDVDを観る。東京での仕事を辞めて、甲府の実家でグダグダとした毎日を送るタマ子。演じるのは前田敦子だ。そのグダグダ感がよい。ラストで再出発をするのかというと、そういうわけでもなく、再出発の兆しは見えたものの、あいかわらずのグダグダがまだ続いているというところが、リアルでいい。労働を無条件に素晴らしいと考える、そういう牧歌的な時代にわれわれは生きていない。