フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月20日(水) 晴れ

2014-08-21 00:19:52 | Weblog

7時、起床。

目玉焼き、サラダ(トマトとレタス)、トースト、牛乳の朝食。

昼過ぎ、昼食を食べに出る。家にいずらい事情があった。

今日は猛暑日。ともかく暑い。

アスファルトの路上に立ち止まってはいられない。

しばらくご無沙汰している下丸子の「喜楽亭」に行くことにする。今日はこの後、ジムへ行く予定なので、チキンカツ定食もOKなのだ。

真昼の決闘でも始まるかのように路上に人影はない。

かというと、そいういうわけでもない。

チキンカツ定食以外のものを最後に注文したのがいつだか覚えていない。

もちろん今日もチキンカツ定食を注文する。

サクッと揚げっている。そして、いつもより厚みがある感じがする。

ソースをかけて、さあいただこう!

ご主人とのおしゃべりの話題は大田区で水が溢れやすい場所。

食後のデザート(梅ゼリー)がおまけで付いてきた。「いただきものですが・・・」とのこと。馴染みの店はどこも「梅」が出てくる。

蒲田に戻る。

食後のコーヒーは「ルノアール」で。しばらく滞在。お冷とお茶とコーヒーの三点セットは「ルノアール」ではおなじみに光景。

いったん帰宅して、夕方、ジムへ行く。5時半になると、日差しは傾き、歩いていてもつらくない。

一昨日のトレーニングの影響で太ももとふくらはぎが痛むが、頑張ってクロストレーナーを50分漕いで、736キロカロリーを消費。

7時半、帰宅。夕食は味噌漬けの豚肉のソテー。

明日は久しぶりに大学に出る。図書館に本を返却するのを忘れないようにしなくては。

暑い、暑いとはいうものの、早くも8月も下旬となった。そろそろ夏の終わりを意識しないわけにはいかない。終りの始まりはいつだって切ない。


8月19日(火) 晴れ

2014-08-20 10:32:51 | Weblog

8時、起床。

サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)のみの朝食。

昨日、当日返しでレンタルした『もらとりあむタマ子』のDVDをTSUTAYAに返しに行く。家を出るときにバタバタして、ギリギリになる。普通に歩いて8分の道のりを6分で行く。暑い中、しんどかった。これって、一分一秒でも遅れたら遅延金をとられるのだろうか?もう少し人間的なのりしろがあるのだろうか?実際にタッチの差で遅れたということがないのでわからない。

昼食は久しぶりに「越中屋」に食べに行く。老夫婦は元気でやっているだろうか。

ちゃんと暖簾が出ている。戸を開けると、老夫婦がこっちを見て、「いらっしゃい」と言った。

鯵の干物(250円)、小女子の天ぷら(200円)、ほうれん草のおひたし(150円)、豆腐の味噌汁(100円)、ごはん(170円)。〆て870円

 

食後のコーヒーは「あるす」に飲み行く。

途中で郵便局に寄って、今日発売のスヌーピーの切手を購入。実は、今朝、ツイッターのTLの眺めていて、今日発売であることを知ったのである。

「喜八食堂」は扇風機が店の外で回っている。店内にクーラーがないので(!)、外の空気を店内に入れているのである。開いた戸の中から常連客たちのおしゃべりが聞こえる。

真昼の商店街に人通りは少ない。

「あるす」の営業中の札が出ていない。そうだった、真夏の間は、午後1時から3時は中休み(ご夫妻はお昼寝タイム)だったのだ。

さて、食後のコーヒーはどこで飲もう。そうだ、少しごぶさたしている「pottery」に顔を出すことにしよう。女塚通り商店街を駅へ向かう。

大井町。定期券があるとフットワークが軽くなる。

カウンターの先客と話をしていたマダムが「いらっしゃい!」とにこやかに迎えてくれる。

お冷が美味しい。

ブレンドコーヒーを注文。

カウンターの常連客の男性は、私よりも少し年上のいわゆる団塊の世代の方のようで、マダムとの話の中に70年前後の歌や映画がたくさん登場する。映画『明日に向かって撃て』でポール・ニューマンと共演した男優の名前を忘れたようだ。大好きな男優なのに・・・とその男性がぼやく。そういうことはよくある。私も思い出そうとして、名前が出てこない。お互いそういう歳なのである。

店を出て、大井町の駅に向かって少し歩いたところで、上着を店に忘れてきたことに気づいて引き返す。店に戻ると、マダムが笑って、「そこにかけてあります」と店の奥の壁の方をみた。私はそのとき男優の名前を思い出した。「さきほどはたくさんの歌や映画のお話を聴いていて楽しかったです。『明日に向かって撃て』でポール・ニューマンと共演したのはロバート・レッドフォードです。私も忘れていましたが、いま思い出しました」と私が言うと、カウンターの常連客は私の方を振り返って、ニッコリして会釈をした。

蒲田に戻ってくる。

昨日のカフェ「ibah-TABLE」の並びにある美容院「ibah-dua-」。駅の近くにも店があるので、ここは2号店という意味だろう。オーナーは「ibah-TABLE」と同じ方である。美容院のスタッフさんたちが入れ替わりで休憩にカフェの方にいらっしゃるそうだ。 

夕食は回鍋肉。前回、ピーマンはいらないのではないかと妻に言ったのだが、今回も入っている。キャベツがしなっとしているのが回鍋肉のいいところなのだが、ピーマンはしなっとしない。回鍋肉の回鍋肉らしさを損なっているように思うのだが・・・。

信州旅行中のブランクでブログの更新が後手後手に回っていたが、ようやく追いついた。


8月18日(月) 晴れ

2014-08-20 00:59:26 | Weblog

8時、起床。

ハムトースト、サラダ(トマトとレタス)、牛乳の朝食。

当日返し(翌朝の10時まで)でレンタルした『ニシノユキヒコの恋と冒険』のDVDをTSUTAYAに返却に行く。

ついでに駅のみどりの窓口の自販機で、9月6日から2泊3日で出かける青森旅行の往きの切符を購入。9時36分東京発のはやぶさ11号。新青森着は12時35分。たった3時間だ。速い!でも、料金も高い!(乗車券+新幹線特急指定券で約17350円)。信州旅行のときの約3倍だ。

家に戻る途中で、近所に最近できたカフェ「ibah(イヴァ)-TABLE」に入ってみる。ここは午前10時開店なのだ。

これまで自宅から一番近いカフェは「phono kafe」で、時間にして90秒だった。「ibah-TABLE」は80秒。10秒の短縮である。

先客はいなかった。私が本日最初の客である。

このカフェの最大の特徴は店名通り「テーブル」にある。6人くらいが座れる大きなテーブルが1つだけ。必然的にすべての客は相席となる。オーナーさんの意図が一種のコミュニティーカフェにあることは明らかである。1人で来て黙って本を読むためのカフェではなく、友人と一緒に来ておしゃべりをするためのカフェでもなく、たまたま店で一緒になった地元の者同士が社交的な会話を交わすカフェだ。オルデンバーグの「サードプレイス」(インフォーマルな公共生活のための場所)である。

その志に敬意を表したい。

お冷が麦茶というのも嬉しい。コーヒーを注文する。なんと250円である。おまけにクッキーまで付いてくる。営利至上主義でないのは明らかである。

他に客はいなかったので、店主さんとおしゃべりをする。店主さんはオーナーの妹さんとのこと。

 

このマフィンも250円。店主さんの娘さんの手作りとのこと。1つお土産に買って帰ったが、バナナ風味で美味しかった。

このカフェのもう1つの特徴は、扉が全面ガラスで、素通しのこと。中から外もよく見えるが、外から中もよく見える。この外部に対する開放性もオーナーさんの意向であるが、私はこれはどうだろうかと思う。歩行者との距離が近すぎるので、少々居心地がよろしくない。実際、他のお客さんからも同様の意見が出ているそうである。お店の雰囲気に合わせた、木の枝で粗く編んだ簾でも下げたらいかがだろうか。近々、内装の業者が見に来ることになっているそうである。

簾が下がった頃にまた来てみたい。現在は営業時間は午前10時から午後4時までだが、9月から、延長するという。定休日は火曜日。

昼食は「phono kafe」に食べに行く。新しいカフェに行ったのは決して「浮気」ではありません。ちょっとした探究心。私にとっての地元蒲田でのホームグラウンドは「phono kafe」です、とここで宣言しておこう。馴染みのカフェが多いというのも、けっこう気をつかうものである。

いつもの梅ソーダ。

ご飯セット。

そしてデザートは桃パンとハニーブッシュ。フルコースである。

大原さんは明後日からご主人と北海道旅行に出かける。「お土産は何がいいですか」と聞かれる。当たり外れのないところで六花亭のお菓子をリクエストする。まりもとかはいりませんから。木彫りの熊とかもいりませんから。

よい旅を!

夕方からジムへ行く。今週はできたら3回行きたい。信州旅行と息子の帰省で食べすぎた分を燃焼するのだ。

久しぶりのトレーニングなので、クロストレーナーは45分にしておく。640キロカロリーを消費。 

日の暮れる時間が明らかに早くなっている。 

夕食は油淋鶏と焼きナスとアボカドのサラダ。

深夜、TSUTAYAで借りてきた『もたとりあむタマ子』のDVDを観る。東京での仕事を辞めて、甲府の実家でグダグダとした毎日を送るタマ子。演じるのは前田敦子だ。そのグダグダ感がよい。ラストで再出発をするのかというと、そういうわけでもなく、再出発の兆しは見えたものの、あいかわらずのグダグダがまだ続いているというところが、リアルでいい。労働を無条件に素晴らしいと考える、そういう牧歌的な時代にわれわれは生きていない。


8月17日(日)晴れ

2014-08-19 09:51:43 | Weblog

9時、起床。

カレー、トースト、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、牛乳の朝食。

昼食は妻と外に食べに出る。

最初、「phono kafe」に行くつもりで、電話をしたのだが、あいにくと満席だった。

「つけ麺大王」に行く。

2人とも肉入りつけ麺を注文。

店を出て、用事のある妻とは別行動。

駅ビルのTSUTAYAで「ニシノユキヒコの恋と冒険」のDVDを借りる。一昨日までキネカ大森で上映していて、旅行から帰ったら観に行こうと思っていて、いけなかった作品だ。

近所の専門学校の人工池の横を通り、新校舎の工事現場の横の道を通って、「phono kafe」に行く。

 

先客は一人だけ。「奥様といらっしゃるときに満席のことが多くてすみません」と大原さん。

最近の定番である梅ソーダからの桃パン+ハニーブッシュ。

夕食は刺身(中とろ、サーモン、鯛)。

写真は二人分です。

深夜、『ニシノユキヒコの恋と冒険』を観る。「恋」はわかるが、「冒険」とは何だろう。ニシノユキヒコは二股、三股ということはしないが、一つの恋の終わりと次の恋の始まりは多少とも重なっているし、昔の彼女が未練たっぷりで彼の前に現れたりして、夜中に、彼のマンションで二人の女性が鉢合わせなんていうスリリングな場面が生じることはある。でも、それを「冒険」と呼んでいるわけではあるまい。それにしてもニシノユキヒコは本当に女性にもてる。特定のタイプの女性が彼に恋をするわけではなくて、さまざまなタイプの女性が彼に恋をするのだ。その理由は、ニシノユキヒコがハンサムだとかいうことではなく(もしそんな理由であれば、女性によって好みが分かれるはずだ)、彼の女性へのアプローチの仕方にあるだろう。第一に、彼は自分に好意をもっている女性にしかアプローチしない。相手が自分に好意をもっているかどうか、これは誰だって気にすることだし、だいたいわかるものだが、彼の場合は、そのアンテナの感度がとびきりいいのだ。相手の女性本人が十分に自覚していないようなレベルの好意でも彼にはそれが感知されるのである。「あなた、僕のこと好きでしょ?」とか面と向かって言われて、ドギマギしない女性がいるだろうか。自分に好意をもっている相手に(その好意に応える形で)アプローチするのだから、恋が成就する確率はとても高いだろう。第二に、彼は相手の女性の固有性に着目する。「君は他の人とは違う」と。「美人」だとか「かわいい人」だとか、そういう一般的カテゴリーで相手を見るのではなく、唯一無二の存在として相手を見るのである。「君のそういうところに惹かれるのだ」と。これはアイデンティティの不安を抱えて生きている女性には有効な口説き文句である。しかも彼はそうした言葉を技巧として使うのではなく本心からそう思っているのである。しかし、結局、どの女性もニシノユキヒコの元を去って行く。こういう男とは持続的な関係を維持するのは無理であるとわかるのである。彼はいつか私の固有性に飽きるだろうと。だが、決して、彼女たちは彼に愛想を尽かすわけでも、嫌いになるわけでもない。彼への愛情を抱きながら、彼が幸せになってくれることを(たぶん無理だろうけれど)願いながら、去って行くのである。事実、彼の葬儀にはそうした女性たちが多数参列する(これはネタバレというほどのことではないから書くが、映画の冒頭近くで、彼は交通事故で死ぬのである)。おそらく「冒険」とは、恋愛の不可能性を生きようとするニシノユキヒコの生き方をさしているのだろう。面白い作品だった。原作は川上弘美の同名の小説だが、ストーリーは原作通りではない。それもまた面白かった。


8月16日(土) 晴れ

2014-08-19 09:51:04 | Weblog

6時半、起床。

赤飯、サラダ(鶏の照り焼き、トマト、レタス)、冷麦茶の朝食。

息子は昼前に名古屋に戻って行った。

昼食は抜く。信州旅行や息子の帰省で少しばかり増加した体重を元に戻さねばならない。

夕方、「phono kafe」に顔を出す。梅ソーダと桃パン。

夕食はあれこれのおかず。これといった中心がない。冷蔵庫の中の整理の都合上、たまにこういうことがある。

「たしかに中心が欠けていますな」という目ではるも見ている。