嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ジャガーXKですって?

2005-09-01 19:07:04 | 
jaguar-xk19どひゃあ~、キタ!!ヒュンダイクーペあるいはスープラ(爆)かと思ったらXKの新型ですって?スゲー、英国の名門ブランドもアメリカ人の手にかかるとこうなる(完全意味明瞭)。従来のラインを踏襲しつつもアメリカでは売れる、っちゅうリサーチの結果をコンピュータに描かせると確かにこうなるのかもしれないが、よくもまあトップは許したぞなあ、おい。そいえばバブルの頃にあったクーペもなんだかエグくてかなりな奇形であったが、こいつはそれの上を行くのではないか。エグい路線にたどりつくまえに終わってる気がしてならない。なんなんだろう、この違和感・・・環境への配慮(爆)???まあ、いわゆる文法はずしであろう(完全意味明瞭)

よくできてはいてもくすぐってはくれない。こんなのをゼータクはステキだぁ~、などといってホメなきゃならないヒョーロンカのみなさまはタイヘンですねい・・・

これみたら現行のXK、結構光って見えますね。フォードテイスト云々はこの際こっちへおいといて、最終型を200マソ引きで、っつうのはよい買い物なのかもね、だってシリーズワンに似てるぢゃないですか、かろうじて。クーペはカッコで買う、これっすよ(ばか)!!



小津安二郎の秋日和

2005-09-01 08:08:24 | 映画
DA-2891960年作品。原節子と司葉子の親子のそれぞれの結婚、再婚話を核にすすむストーリーはともかく、全編に漂う清潔感、というかなんともいえないさらっとしたフンイキが魅力。簡素、簡潔、そはかとない清涼感・・・そんな表現しか思い当たらなくて申し訳ないが、ハリウッド映画ばかり観ていると忘れそうになる映画の愉しみが「秋日和」にはある。
朝の連ドラ「ファイト」はそこそこの良品ドラマかも知れないが、いかんせん主演女優さんに華はない。女優というにはフツーすぎると思う。「秋日和」の出演陣はみな美しく華がある。映画TVを問わずドラマには華が必要だ。って古い考えですがなにか(爆)
あ、そいえば今朝の「ファイト」藤村俊二の奥様役にCCガールズのフジモリがでてやんの。エッチっぽくてイイ!!(爆死)。カネ目当ての若妻(違)にはぴったりのキャスティング。ううむ、エロい・・・って脱線失敬!

司葉子の同僚役で岡田茉莉子が出演しているが、素晴らしい演技。ファッションセンスも抜群なら身のこなしも女優らしくてよい。クレジットにはないが、ハナエモリがかんでいる。司葉子さんなんていまこのレベルの女優がいたらタイヘンな人気になることだろう。清楚な感じはまさにこの時代ならでは。青木○やかみたいなそこらのオヤジが女物の服着て歩いてる、みたいなのがメディアに出てくる昨今のこの風潮はなんだ(血叫)!とどやしつけてやりたい、と、それくらい上品でよい。

もうひとつの見所は50年代当時のメンズファッションである。セクハラオヤジ3人組の立ち居振る舞いはいまでも通用するマナーにのっとりながらセリフではずしてリラックスさせてくれる。磨かれた靴。シャツやタイの趣味。お手本多数(爆)。なんといっても姿勢がよろしいのが効いているのだろう。
ドレープスーツというのか、40年代にあった大げさな感じは少し落ち着いているように見えるが、それでも服装の細部にエレガンスが垣間見えてこれまたLEONあたりの編集者は見習わんかい、といってやりたい(爆)。
というわけで見所多しの89点。超オススメながら、上映館はイベント時以外はまずない。松竹ホームビデオでどうぞ(爆)。生活態度を改めるきっかけになる良品とみました(爆)。そいえば中井貴一のお父さんも出てますね。