嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

アンタッチャブル再検証!!

2005-09-30 19:30:55 | 映画
D111444509いやあ、昨日は参りますた。いくらなんでもスーツ、それもビスポークを衝動オーダーっつうのはねえ・・・んが、これ実はお値段がひたすらリーズナブルだったからなのです。銀座の5分の1、青山の3分の1といえば大体わかりますか?吉田スーツさんは創業間もない新進気鋭。提唱スタイルもどちらかといえばまだまだマイナーなレトロクラシック、わるくいえばアナクロ、しかも国分寺(爆)なので、これからお値段が上がってゆくところなのでしょう。私としてはいつまでもマイナーでいて欲しいのですが(爆)。昔ながらの仕立て屋というよりはオサレスーツをちゃんと理解して身近な存在にしてくれたという点で買いですね。

さて、ギャングスーツ、というか30年代にアメリカで花開いたマフィア文化・・・よしあしはともかくファッションの分野ではある意味今日でも通用するスタンダードを打ち立てた貴重なエラということができましょう。そいつを復習しようというので今日はうちのビデオライブラリーからアンタッチャブルを引っ張り出してみたら、あーた、昨日オーダしたスーツにそっくりなのが続々。衣装担当なんとジョルジオ・アルマーニですぜ。どうりでコートの裾丈やスーツのラインがモダンだなあと思っていたですが、衣装のデザイナーが別にいて、そこへ80年代当時のモダンテイストがアルマーニの手で盛り込まれている(特にケビンコスナーの衣装)のがあの映画のもひとつの見所でしょう。冒頭ケビンコスナーが着ているコートのラインはマサーニアルマーニ!こんなの30年代には絶対なかったはずだ、んがオサレ!!
この映画のアルカポネはデ・ニーロのまさにハマリ役だった、といって異存のある方はおられますまい・・・それにしてもブライアン・デ・パルマとデ・ニーロのコンビは最強!ついでになつかしい「グッドフェローズ」もツタヤで借りちまいましたよ。あ、あと「テイラーオブパナマ」も逝きますた(爆)



吉田スーツ突撃してまいりました!

2005-09-30 18:52:01 | うんちく・小ネタ
5bお天気があまりにもよろしかったのでドライブがてらいってまいりますたよ、吉田スーツ!国分寺の駅近く、ともすれば見過ごしてしまいそうになるくらいのこじんまりしたバラック風の構え(一部意味明瞭)なんですが、お店に入ると畳がドーン(爆)。コルビュジェのソファドーン!靴脱いでゆったりご商談、というわけなんですが、なんともミスマッチな感じがどうにも落ち着く(爆)。テイラーでスーツの相談してる、ってよりもリフォーム屋さんにでも来ちゃったみたいで・・・気をしっかり持たないと状態(爆)いちコメント2000円くらいの商談であるからこちらとしても緊張すんぞ。んが、商談始まってみればそんな中途半端キブンはどこへやら。いつのまにやらパンツのリメイクするという話だったはずがスーツのフルオーダーへと発展していた(爆死)。イメージは1930年代のエレガンス。吉田氏のどこかまだこなれていないトークにギクシャクしながらも(爆)私はノリにノってしまい(爆)結局リネンのダブルをディテール凝りまくりで発注してしまった・・・だってえ~、コットンのパンツ1本つくるのに4マソかかるんですよ・・・だったらスーツを、というのは当然の成り行きぢゃないですか(違)。色はダークブラウン、ダブルブレスト6Bふたつがけ、サイドベンツ。ボタンは持ち込みのブラウンマザーオフパール(!)、リネンでアルカポネが着ていたようなやつ(完全意味明瞭)が冬間際に納品の見込み(ダメぢゃん)ああ、楽しかった。「一生着ていただけるようなのを作りますので」とのお言葉が印象に残った。帰りの中央道が清々しかったのはいうまでもない(ばか)・・・って支払いどうすんだい(おおばか)