会議は…踊らないけど、長い。

今日も社内で教材展示会。今回の会社は非常に真面目で熱心。うちの塾の先生たちの「ああでもないけど、こうでもない。こんなテキストがいいけど」というワガママな話を、嫌がらないで聞いてくれました。それがすぐにテキストに採り入れられるわけじゃないとしても、聞いていただけるのは有り難い。
午後からは県庁で会議と講演会。「無くそう犯罪・滋賀県民会議」というような名前の会で、ここに学習塾の代表として出席。まず嬉しいことは、滋賀県の犯罪が急速に減少している。「おおっ！滋賀県は頑張るではないか。滋賀県警、あなた方は偉い」と。地域でも県民が色々な取り組みをしていますから。が、データを見ると全国的に減少している。な～んだ。しかし、滋賀県の減少率が日本一なのです。やっぱり偉いじゃないか。
次に、気になったことを。次の目標は「アンダー16000」で、年間の犯罪件数を16000件以下に押さえ込もうという目標。こういう場合、気合いで「ゼロ」とはいかないだろうけど、半減させて8000件とか、そういうことに取り組めないものか。
現象のカーブをたどると、自動的に16000件を下回りそうな状況でしたから。
「皆様から何かご質問、御意見は」と言われて「ハイッ。異議あり」とか言おうとも思ったけれども、そういう雰囲気の場ではないですから断念。おとなしく拍手で承認。でも、ことが犯罪。16000件には16000人の被害者が発生するわけで、やっぱり「まぁ、この程度の数字ならメデタシじゃないか」とも言えない。その一方では最初から無理な目標では「希望」になっちゃって、目標とは言えない。滋賀県警のプロがはじきだした数字なのだろうから、後は100％達成どころか、目標を大幅に超える成果をたたき出していただきたい。できることがあれば何でも協力しますよ。
講演もあった。が、ハ・ズ・レ。神戸国際大学の教授の犯罪心理学ウンヌンの講演で、犯罪を減らそうという真剣な姿勢が感じられなかったのが残念。「私、ＴＶに出ました」とか色々と雑なオマケ話が多くて、肝腎なところは大急ぎでチャカチャカと。聞き手に高齢者が多かった（筆者註；私は含まない）のに、説明無しで新しい単語をポンポンと並べていて、こりゃあ聞き手は大変だろうと。何人も眠っておられましたね。
でも、安全な地域、安全な日本になりますように。滋賀県警、頑張れ。今週は警察小説を読んでいるから、説明役の警察官がとてもかっこよかった。あの背広の下には拳銃を吊っているのかな、とか思いながら聞きました。
生徒諸君、自転車には必ずカギをかけなさい。それと、授業の後は寄り道厳禁。一直線で家に帰るべし。
写真は、大津駅にある「北緯35度」の記念？碑。電車で通るときには見物しましょう。京都側のホーム先端にありますよ。つまり、今日の私は「北緯35度線を越えてやってきた男」なのです。エヘン。すごいだろう。