駿馬よ走れ！と、勉強の秋。それと「読書の秋」も。

出勤の電車の中で四方田犬彦「ソウルの風景」を読んでいたら、危なく乗り越しそうになった。ソウルの秋空を思い出しながら…というほどのこともないか。これ、岩波新書で、名著。３回目ですが面白い。ＤＶＤ「オールイン」を借りているし、昼前にはチェ・ジウ主演「エア・シティ」も放映されているし、頭の中はソウルです。韓国語の勉強だけ遅れている。情けなや。塾の生徒たちには「勉強の秋」と演説しているのだから、頑張らねば。
その「おうみ塾・勉強の秋」のポスターの小野先生健康推進版、野洲教室にズラリと掲示しました。大好評！…ということもなかった。不評でもない。「ニンジンなんか食べて、どうするの？」というクールな反応。
秋は読書の季節でもあります。栗東教室の県立中学受験講座「県中エクスプレス」では、次の日曜日に国語の特別授業。思い切って剛速球の小林秀雄を使います。かなり難しい。が、名文です。ちゃんと受け止めてもらえるように工夫しないと。
自分が「名作だ。名文だ」と思うのと、小学生たちに読んでもらうこととは別のことで、今は教科書にはソフトクリームのような文章しか載ってないから。成功したら、他の授業にも応用できるかもしれない。県中エクスプレスの生徒諸君、秋の剛速球がズドーンと行きますよ。
今日の写真は、難関私立高校受験講座・Ｒ３ＤＫで理科の実験について語る加野先生。クール系に見えるのに、科学と検証について熱く語っていた。