黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

「天体は面白いと思った」という感想。よっし!

2008-09-25 13:00:57 | Weblog
中3理科の授業は天体。地球の自転と透明半球、公転から太陽系へと進んでいます。天体は好き嫌い、興味の有無のギャップが激しい。「知らん」となったら、本当に完全に知らない。昔からそうだったけど、現代っ子は一層すごい。おまけに「ゆとり教育」の追い打ちもあって、教える方は苦労しますよ。秋分の日を知らない。とにかく「そうえいば学校が休みやなぁ」という程度で。夏至も知らないし、冬至も。それでも「冬至の日には何を食べますか」と聞くと「カボチャ」と答えられる子がおります。ホッとしますね。たぶんお祖父ちゃんお祖母ちゃんと同居しているか、あるいは季節のケジメを大事にするお母様か。貴重かつありがたいことです。私なんかはドドド田舎で育っているから、そういう季節のケジメはきちんとしていた。天体でいえば「ほれ、今日は秋分で、あの山から日が昇ったじゃろう。あっちが真東。今日は日がしずむ時をよく見ていなさい。そこが真西じゃ」ということを身近な人に教えられた。現代っ子は、そういう経験が無さそう。塾で教えておかないと。常識やしきたりを教えるわけじゃないけれども、基本的なことを知っておいてもらわないと授業に差し支えます。
次週あたり「惑星」へ。いよいよホルストでマゼール指揮、フランス室内管弦楽団の「惑星」の出番です。そういえば先日、NHKでギャルドの吹奏楽を聴いたら、迫力があって、服装もキリリッとしていて、これはすごかった。あの楽団の「惑星」は出てないだろうか。授業で使っているのはずーっと同じCDなので、生徒は初めてだからいいとして、私の方が飽きてきたぞ。
音楽で思い出した。年末恒例の「おうみ塾・クリスマスファミリーコンサート」の計画が川合先生のところで進行中。皆さん、お楽しみに。
生徒諸君は、その前に勉強じゃー。勉強の秋キャンペーン、いよいよ開幕。
写真は幼児教室ピーズのピアノ発表会。可愛い演奏でした。



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