黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

滋賀県の高校入試問題、数学に苦戦す。社長、敗北。

2009-06-15 14:33:13 | Weblog
昨日と今日は、おうみ進学プラザの若手社員たちの宿泊研修。私も今回はフル参加でした。ふだんは「じゃあ、後はヨロシクー」と途中で立ち去ります。それが、夕食も食べて、宿泊もしてフル参加。私は後輩たちの研修を暖かく見守り、ときには厳しい指摘、鋭い批判、有用なアドバイスをするという係です、たぶん。
色々なメニューがありました。発表や討論、模擬授業などなど。プログラムの中に「シークレット」という項目があった。はて?何だろう。研修担当の鼎先生&高木先生が組んだプログラムで、内容は社長の私も知らない。もしかすると、厳しい研修の息抜きと懇親も兼ねて、参加者全員でフォークダンスか。あるいはフルーツバスケットか。ビンゴ大会じゃなかろう。琵琶湖岸に出て花火か。
これが「今春の滋賀県公立高校入試問題を解かされる」という予想外の展開。ウワーッ。
まず英語。リスニングで失敗した。「もう一度繰り返します」のつもりだったのに、時間の都合か1回限り。次の数学は、これは御存じの通りの難問。ふだんから「う~む。難しいですね。ちょっっと無理でしょう」などと評論していますが、時間を決められて丸ごと解かされる。初めてのことでした。せっせと解いて、検算もして、さて次に「うむ。これが椅子が回る問題か」と頑張った。これは突破。次に花屋と図書館に行く話で、グラフ付き。この途中で「あと残り5分です」と言われて、あわてて最後の作図へ瞬間移動。一つだけ作図して、そこで時間切れ。
本当に難しい。で、その難しさがタチの悪い難しさですね。中学生にフォークボールを投げて来るような感じ。基本問題と難問の落差が激しくて、得点分布がダンゴ状態になりそう。水野先生と八島先生が採点。夕食のときに高木先生が「では、入試問題に取り組んだので、成績の良かった人に社長から賞品が出まーす」と。「自分で自分に渡すのか」と思ったら、入賞3人に入れなかった。悔しい!社長が社員に負けていいのか。でもでも、数学の先生で、あの数学を時間内に解ききって満点という人がいた。英語も「意地悪く厳しく採点したので97点」という人がいた。すごいなぁ。国語。作文には自信があったが…負けたー。なんで理科と社会の2科目は試験しないのじゃー。ぶつくさと負け惜しみを。
ま、コホン。若く頼もしい先生たちです。
今日の写真は「あのー。ご趣味は?」「はい。クラシック音楽を少々」「まぁ、ステキですね」とお見合いをする二人…ではありませんで、成績の分析や学習アドバイスについて研修中の澤田先生と村上先生。


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