黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

冬の読書は大当たりー♪

2011-02-04 10:43:52 | Weblog
nanngo1

冬の読書、好調♪図書館でゴッソリと借りてきたけど、1冊目で大当たりでした。孔枝泳(コン・ジョウン)著『愛のあとにくるもの』。何気なく借りて、読み始めたら女性作家の恋愛小説でありまして、「おいらには似合わないか」と。読み始めたら、もう高速で読了。ラストが気になって…書きませんけど…一気に読んだ。泣いてしまった。で、もう一回読み直して、今度はゆっくりと。文章が美しい。作家もすごいけど、翻訳家もすごいと思います。全体が詩のよう。ゆっくり読んで、また泣いた。高校生じゃあるまいしなぁ。韓国には詩の伝統があって、今でも若者が詩集を読むらしい。漢字が追放されて、ハングル(日本語では平仮名にあたる)だけを使うようになって、それで韓国の文学はダメになったようだけれども、時々こういう名作が出ます。続けて3回目。やっぱり文章が美しい。「冬のソナタ」のストーリーやセリフの美しさは、こういう詩的な土壌から生まれたのだろう。もしかすると翻訳家になっている蓮池薫さんがソウルで対談したのは、この作家だろうか。
「蓮池さーん。孔さんの作品を片っ端から日本語に翻訳してー」とお願いしたい。しかし、男性が翻訳するのは難しいか。
県内私立高校の入試問題を拝見。比叡山は随分オーソドックスになった。光泉高校もストレートな問題。基本重視の問題でした。これなら実力を発揮できたはず。
私は、春に実施する「公立高校進学テスト」の作成を開始。良い問題を作って、春のスタートを応援しますよ。で、まだ1問しかできてないです。またもや作図に苦戦中。理科の問題を詩のように美しく。そりゃあ無理か。
写真は南郷教室。横田先生は、もう春の玄関まで走っていますよ。

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