


















顧問の大崎先生からメール。「勝ちました」と。ややっ。甲子園で応援しておられたのか。河合塾マナビスの先生たちもアルプス席で応援か。いいなあ、いいなあ。
ものすごい好試合。まるで筋書きがあったかのような試合展開で、ハラハラさせておいて9回裏の逆転サヨナラで彦根東高校が勝ちました。おめでとう。
アルプス席は彦根藩井伊家の伝統を接ぐ「赤鬼魂」の赤色のシャツで真っ赤に染まっていました。
私自身は対戦相手の波佐見高校(長崎県)のような山間部の小規模県立高校の出身だから…しかも現在では廃校…波佐見の選手たちの苦労と健闘もたたえたいと思います。
彦根東高校で「さすがだな」と思ったのは、監督さんの経歴。滋賀県立虎姫高校から金沢大学という経歴。よくある「甲子園に行かせてナンボ」とか「たった〇年で甲子園の強豪校にしました」というふうな「高校野球稼業の監督」じゃないですね。ちゃんと高校の先生で、そこが偉い。御自身も文武両道の青春だったはずで、それで彦根東高校を引っ張れるのだろうと思いました。
さて、私の試合コメント。
彦根東が9回裏の1,3塁でヒットエンドランをかけたのはすごい。
バッターは、かならずゴロを打たねばならぬ。
3塁走者は打球と野手の動きを見て、本塁へスタートを切る。
1塁走者は何が何でも2塁でセーフにならねばならぬ。
このあたりが正確に実行できました。これで3塁前のゴロで見事に同点。
その後の本塁突入のランナーも華麗だった。
「ヒットで出たランナーを、密かに1塁まで走っていたキャッチャーがタッチアウトにするぞ」という彦根東の高度なトリック・プレー。あれは実際にはアウトでしたね、たぶん。
審判が「えっ?ななな、ナニゴトがおこったのですか」と驚いて、まあ、あわてたのかセーフと判定してしまったけど、すごいプレーでしたね。
彦根東高校、あっぱれなりー。
今日は八幡桜宮教室へ。
JR近江八幡駅からの街路をテクテクと歩いて、ゆでダコ、タコ焼きになりそうでした。
授業では石川県と秋田県の入試問題に取り組みました。「男子が失敗しやすいからね」と訓示して、バリバリと進みました。
写真は八幡桜宮教室の廣瀬先生と北村先生。そして生徒たち。
お調子者が1名、彦根東高校のマネをして赤いシャツです。このシャツ、生徒に「なんや。バッタモンかいな」と言われました。赤鬼魂ならぬ、赤色のタコおやじ。