黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

牢獄の加野先生。「あぁ、無情」の春。

2016-03-29 17:48:01 | Weblog

読書の春。良い本に遭遇しました。
『日本帝国と大韓民国に仕えた官僚の回想』。任文桓著。筑摩書房。
この本には訳者が無い。こんなに分厚い本、難しい文章を韓国人が日本語で書いたのか、と感心していたら、著者は少年時代に朝鮮半島から日本に来て、苦学して同志社中学から第六高等学校へ。さらに東京帝国大学へ進んで、高等文官試験に合格して朝鮮総督府に勤務。超エリートです。戦後は「親日派」ということで苦労して、それでも韓国の国づくりに貢献して、やがて朝鮮戦争が…。今、そのあたりまで読んでいます。
こういう人物のことは現在の韓国では禁句。単純明快な「反日で頑張ろう」というパターンで押し通しているから困ります。
第六高等学校、私、寮歌が歌えます。「春の小川に花咲かば、若き血潮を誇らなむ~」。大学のキャンパスには古いレンガの建物も残っていたから、著者と同じところで勉強したかもしれない。旭川の岸辺も歩いただろう。朝鮮半島から来た著者は、岡山の山河をどんな気持ちで眺めたのだろうか。
写真は膳所教室・加野先生。ジャン・バルジャンのように牢獄に閉じ込められています。あぁ、無情なり。
本当は膳所教室の改装工事。ここが大きな窓ガラスに変わります。工務店の人に聞いたら「強度には問題ありません」とのこと。元々ガラス窓の多いおうみ進学プラザが、もっと明るくなります。
次は事務センター。星本さんがお花を活けています。さて、どんなふうになるのでしょうか。以下、次号。
間に入れた桜の蕾は、守山市。このビルで4月10日に「県中突破模擬考査」を実施します。模擬考査の日にも花があるように、ゆっくりと咲いてください。
そして自転車で走っていて見かけたあぜ道のツクシ。ちょっと多すぎますけど。道路沿いの厳しい場所に咲いていたスミレ。白色のスミレも見つけました。がんばれー。
ラストは瀬田教室。
春期講習会が進行中です。ここが青春の玄関ですよ。明るく、元気よく進みましょう。はい、ABCDEFG♪


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