Team 1 2 3 4 T
Pistons 21 19 17 23 80
Celtics 21 28 28 21 98
2008/11/21
Arena: TD Banknorth Garden, Boston, MA
Officials: #12 Violet Palmer , #57 Greg Willard , #52 Pat Fraher
Attendance:18,624
Duration: 2:25
これはいいカードです。
そして、なぜかいつもの7時からでなく、放送は
お昼からでした。解説は奥野でしたので、今日は
副音声です。
ピストンズは、強豪に当たり、レイカーズとキャブスを
下して、この昨シーズンチャンピオンと対決ですから
最初から期待のゲームです。いきなり、10点差をつける
スタートでピストンズの好調を確認しました。ただ、それ
も最初の数分のみ。
インサイドも外も決めて見せたピストンズですが、
セルティクスがインサイドを固めピストンズの弱点を
攻めてピストンズはぐずぐずになります。ピストンズの
守りは、決して弱いわけではなく今でもインサイドで
簡単に得点を許しません。リーバンドも決して悪くない
のです。
ただ、セルティクスはピストンズの弱点を執拗に攻め
それにより他のディフェンスもオフェンスも崩れたのです。
ロンドの攻撃力がいいわけでもなく、これは完全にベンチの
指示であり、ゲームプランどおりだったのでしょう。
ピストンズの弱いところは、クワミブラウンであり、
アイバーソンの守りです。そこを再三ペネトレートで
ロンドがつくのです。
ロンドについているアイバーソンにボールを持たせると
そこからとにかくペネトレートでインサイドに突っ込み
クワミブラウンにぶつかっていく、アイバーソンはクワミ
にあたり、自身はフリーでインサイドでシュートする。
この繰り返しです。
途中アイバーソンからスタキーがつきますが、すると
クワミを攻めてそれをカバーする選手のところに背の高い
選手が合わせるという攻撃。次には、ロンドがインサイドで
突っ込んで、ワイドオープンで攻めるようになれば、すでに
点差は14点もできていました。するとすでに、主要メンバーの
集中力もなくなり、コンビネーションもなくなります。
控えのメンバーも役割や集中力の違いから、点差はどんどん
できてしまい、後半早々もはや試合をあきらめたような形に
なりました。もっとやりあいその末に、勝負が決するという
形を見たかっただけに、セルティクスはビックスリー以外で
も簡単に得点を取るチームになっていたという確認ができ、
もはやビックスリーのチームなどという簡単なものではなく
なっています。
プリンスやハミルトンの意識としては、まだかつての守りを
強化して、ターンノーバーで圧倒してしまうようなイメージ
があり、オフェンスの早い切り替えや細かいパスで翻弄する
決め方や積極的に自分がフリーになって打つ機会を増やす努力
などが少なくなり、段々本来の持ち味をなくしているように
見えます。
これはベンチで、アイバーソンの休んでいる時やふたりの
コンビネーションや早い2人の攻めの中で守り勝つ部分など
ゲームプランとして演出しないといけない部分ではないで
しょうか。ただアイバーソンのオフェンスに押し付けてそれが
だめになるともう取り戻せないとこのゲームのように一方的な
惨めなゲームになってしまいます。もっと穴の部分の自覚と
それを補っていくチームとしての意識と努力が求められます。
それがこの早い時期にあらわになり、今回はそれでよい経験
なのではないでしょうか。そう思うしかないですね。
Pistons 21 19 17 23 80
Celtics 21 28 28 21 98
2008/11/21
Arena: TD Banknorth Garden, Boston, MA
Officials: #12 Violet Palmer , #57 Greg Willard , #52 Pat Fraher
Attendance:18,624
Duration: 2:25
これはいいカードです。
そして、なぜかいつもの7時からでなく、放送は
お昼からでした。解説は奥野でしたので、今日は
副音声です。
ピストンズは、強豪に当たり、レイカーズとキャブスを
下して、この昨シーズンチャンピオンと対決ですから
最初から期待のゲームです。いきなり、10点差をつける
スタートでピストンズの好調を確認しました。ただ、それ
も最初の数分のみ。
インサイドも外も決めて見せたピストンズですが、
セルティクスがインサイドを固めピストンズの弱点を
攻めてピストンズはぐずぐずになります。ピストンズの
守りは、決して弱いわけではなく今でもインサイドで
簡単に得点を許しません。リーバンドも決して悪くない
のです。
ただ、セルティクスはピストンズの弱点を執拗に攻め
それにより他のディフェンスもオフェンスも崩れたのです。
ロンドの攻撃力がいいわけでもなく、これは完全にベンチの
指示であり、ゲームプランどおりだったのでしょう。
ピストンズの弱いところは、クワミブラウンであり、
アイバーソンの守りです。そこを再三ペネトレートで
ロンドがつくのです。
ロンドについているアイバーソンにボールを持たせると
そこからとにかくペネトレートでインサイドに突っ込み
クワミブラウンにぶつかっていく、アイバーソンはクワミ
にあたり、自身はフリーでインサイドでシュートする。
この繰り返しです。
途中アイバーソンからスタキーがつきますが、すると
クワミを攻めてそれをカバーする選手のところに背の高い
選手が合わせるという攻撃。次には、ロンドがインサイドで
突っ込んで、ワイドオープンで攻めるようになれば、すでに
点差は14点もできていました。するとすでに、主要メンバーの
集中力もなくなり、コンビネーションもなくなります。
控えのメンバーも役割や集中力の違いから、点差はどんどん
できてしまい、後半早々もはや試合をあきらめたような形に
なりました。もっとやりあいその末に、勝負が決するという
形を見たかっただけに、セルティクスはビックスリー以外で
も簡単に得点を取るチームになっていたという確認ができ、
もはやビックスリーのチームなどという簡単なものではなく
なっています。
プリンスやハミルトンの意識としては、まだかつての守りを
強化して、ターンノーバーで圧倒してしまうようなイメージ
があり、オフェンスの早い切り替えや細かいパスで翻弄する
決め方や積極的に自分がフリーになって打つ機会を増やす努力
などが少なくなり、段々本来の持ち味をなくしているように
見えます。
これはベンチで、アイバーソンの休んでいる時やふたりの
コンビネーションや早い2人の攻めの中で守り勝つ部分など
ゲームプランとして演出しないといけない部分ではないで
しょうか。ただアイバーソンのオフェンスに押し付けてそれが
だめになるともう取り戻せないとこのゲームのように一方的な
惨めなゲームになってしまいます。もっと穴の部分の自覚と
それを補っていくチームとしての意識と努力が求められます。
それがこの早い時期にあらわになり、今回はそれでよい経験
なのではないでしょうか。そう思うしかないですね。