King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

久しぶりなニックス対キャバリアーズ

2008年11月27日 10時06分20秒 | バスケ
Team   1  2  3  4  T
Cavaliers 34 33 28 24  119
Knicks  22  16 28 35  101

2008/11/25
Arena: Madison Square Garden, New York, NY
Officials: #19 James Capers , #13 Monty McCutchen , #44 Ron Olesiak
Attendance:19,763
Duration: 2:06
マジソンスクエアガーデンにはキングコングがいる。
そんなバスケの殿堂に、かつての輝きがなくなって
しまい、新しいスターは華々しく、地方の知られて
いなかったチームをプレーオフに導くなど活躍をみる
度、ニューヨークの人たちは何を思ったでしょう。

ジョーダンとユーイングの戦いをスパイクリーが
リングサイドで見つめ、熱狂的ファンが集うあまりに
有名なこのスタジアムも最近はどこかのチームとニックス
が乱闘したとかニックスの選手が薬に手を出したとか
いい話題はありませんでした。この日のスタメンを
みても、ニックスは何をしたいのかというメンバーです。

まさかこれだけ良く入る都会のチームに金がないわけが
なく、それなのに知っている選手といえば
Qリチャードソンしかいないのはなぜでしょうか。
このチームで得点はリーグ2位だといいます。ベンチには
いないものの、看板のマーブリーやカリーが単純に
出てこれない理由が気になります。

ニックスというとかつてはゆっくりとしたハーフコートの
バスケが主体で、リズムも最近の攻撃的なバスケより
相手に攻撃自体させない独特のリズムとしっかりとした
鉄壁の守りの印象で力とインサイドの強さで相手を凌駕して
しまう玄人好みのチームでした。
コートにユーイングがいるだけで見に行く価値があった
と思います。

ランドルフとマーブリー、カリーで何か新ニックスを見せて
くれるのではと期待がもたれていたのに、結局今は過渡期で
これからどうなるのかというやきもきした気持ちでもファンは
この有名な会場をいっぱいにします。もちろんキングジェームス
を見るために来た人もいるでしょう。キャブスのパワーアップ
したチームはますますフィットしてきて、控えの選手も
本来の力を発揮する環境もできたようです。

この日は、ニューヨークということでキャブスの選手も
やたらと気合が入っていました。容赦のない守りと攻撃で
点差ができてもまるで集中が切れることなく、常に全力で
攻撃してきます。ウエストもここには特別な思い入れでも
あるのか、いつも以上に張り切っています。スティールを
何度も狙い、こんなに守りが良かったかと思うほどです。

ニックスの攻めがなぜリーグ2位の力があるのか、それは
外からのシュートだけでなく、後半に見せたローリング
オフェンスのようにしっかりとしたハーフコートの下地
なのかと思いました。ふつう外からの3ポイントは一試合
に4、5本が普通ですがこの試合ではその3倍の量です。
打つのはそのさらに3倍ですから下手をするとただ単調な
持ち込んだらすぐ打つというシュートするような試合に
なりがちです。

そう感じさせない、ボール回しもあり、ただ足りないのは
インサイドを攻められる選手やリバウンドをしっかり取れる
選手など足りないものがあるのは明らかです。
コメント
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