King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

オドムが控えなのレイカーズ対マブス

2008年11月12日 23時23分41秒 | バスケ
Team   1  2  3  4   T
Lakers  26 28  22 30  106
Mavericks 35 25  19 20  99

2008/11/11
Arena: American Airlines Center, Dallas, TX
Officials: #43 Dan Crawford , #51 Leroy Richardson , #61 Courtney Kirkland
Attendance:20,391
Duration: 2:21

2回目の病院に行きました。
来週の月曜か水曜というので、今日にしたのに、次の週の月曜か
水曜日だったらしいです。土曜日に行って来週といえば、
次の月曜か水曜に決まっています。まあ日にちで確認して
おけばよかっただけで、結局また親指の根元に土曜日と
同じ注射を打たれました。
これでもだめなら腫れた腱を切るらしいです。

久しぶりにレイカーズのゲームを見ましたが、最初のフリーの
殴り合いのようなあまり守りもせずに早い走りあいのような
セットもなくコントロールもない互いの挨拶代わりのオフェンス
の応酬は、今まで見たゲームとは異質のこれからどうするんだろう
という波乱を含み、さらにこのままのはずもなく、どうやって
行くのかというきっかけとゲーム戦略の行く末をあれこれと
見立てるゲームとなりました。

まず調子がいい選手とあまりこういう展開は本意でない選手と
の差が出ます。レイカーズは選手の個性が強く、もちろんコービー
という絶対的エースがいても、決してコービー一色でない、
多彩なプレーのできるチームであることをまず感じます。それに
次から次に出てくる選手が皆また個性豊かであり、活きがいい
のです。なぜか、最初はインサイドにこだわったようなオフェンスを
繰り返しますが、もともとガソルは中でパスをもらってそれを
ただダンクするだけの選手ではなく、ワンノンワン良し、中距離
で打ってよし、のヨーロッパスタイルのセンターであり、中で
あわせてダンクを打たせるような簡単なプレーではもったい
ないし、怪我をさせてしまえば大幅戦力ダウンです。

普通中で打たせる場合は、ディフェンスを収縮させて外で打ち
易くさせるというのが考えられます。フリーオフェンスのようであり、
この中を徹底的に行くというのは、明らかに狙いのようで、
レイカーズらしいトライアングルオフェンスは見られません。

落ち着いたのは、前半の終わりぐらいになってセットプレーが
でてくるのですが、この時もノビツキーが多彩なオフェンスで
いろんなところから決めてきますが、セット自体は同じ形ばかり
です。
フリーな打ち合いと早い走りあいの中では、マブスが優位にたち
10点ほど勝ち越しますが、どうもこのままでは終わりそうに
ありません。それは、どうみてもレイカーズの方が戦力的に多くの
武器が眠っているのに対して、マブスはすでにいっぱいいっぱいで
やっと勝ち越しているのが解ります。

こういう時には、後半の組み立てで予測できます。

普通この第3Qをとったチームが勝つのがセオリーです。
前半の印象は、バイナムはチームで売り出している割に
ドンくさい田舎の兄ちゃんみたいで、バスケットも洗練されて
いません。それは最初ガソルと一緒に中を攻めた時にも現れて
いましたが、一人でフリーになったときにも目立ちました。
後半では、オドムとガソルとコービーが攻めている印象に
変わり、後半はそろそろ本性を発揮かという序章のまま
3Qは終わり、この試合はアリーザが走って良し守ってよしの
元気のいいところを見せました。

そして、最後のQはいきなり連続にレイカーズのオフェンスが
決まり、差が縮まるとあわててノビツキーを出して、キッドを
戻してとあわてている様が最後まで予想させる動きとなりました。
見ているとガソルの使い方がその時々に違い、後半はトライ
アングルオフェンスをみせ、コービーのスクリーンに立つときと
そのパターンは相手の崩れを見越したように全て筋書きどおり
といった感じです。

解せないのはマブスの最後の残り1分の時にタイムのとり方で
ベンチの差が出てしまい、逆にベンチのがんばりでここまで
やって終わったという風にしてもらいたかったと思いました。
コメント
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