King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ほこりと箱あけとモカ消失

2008年11月09日 23時08分35秒 | 日々のこと
昨日は、友人宅のオープンカフェでお茶をしました。
そのおかげで、すっかり冷えてしまって何度もトイレ
へ行く羽目になりました。もともといのだコーヒーを
飲ませてくれるということでしたが、野点のようで
面白いことになりました。

その時に知ったのですが、現在日本にはモカはほとんど
輸入されていないということでした。それぞれの産地の
ニュースは知っていましたが、それがついに日本にモカ
がなくなるほどの事態だとは知りませんでした。帰りに
スーパーやコーヒー販売店を覗いてみるとやはり、モカは
売っていません。

私はもっぱらブラジルを飲んでいるので、あまり影響は
ありませんが、値段が3割り増しくらいになり、コーヒー
相場は下がっているのに、これはバイオ燃料による小麦の
便乗値上げではないかと思っていました。食品はすべて
値上がりしています。ここのところ値が下がっているのは
ガソリンくらいです。

もちろん株と地価は下がっています。資産関係は下がって
生活必需品は値上がりするという暮らしづらい世の中です。

さて、この何かと寒気が増す世の中で、とにかくやっと
重い腰を上げてパソコンの蓋を開ける日が来ました。
春に突然メインマシンが沈黙して、必要なデーターも
取り出せないまま、茶の間で新しく買ったノートを使う
日々でした。暖かくなったら箱を開こうと思っていたら、
暑くなり、涼しくなったらと思っていたら、涼しくなり
過ぎてしまったと昨日はあわてて、箱を開けようと決意
して午後を迎えました。

そういえば、大阪への旅行で何箇所か喫茶店によりましたが、
モカのストレートというものはメニューになかったかも
しれません。私はブルーマウンテンのストレートなどを
楽しみましたので、気が付きませんでした。モカはブレンド
には欠かせないもので、その店の特選ブレンドなどの
ハウスブレンドにも必ずといっていいほど使われている
ものです。モカといってもアフリカ産とイエメン産とあり、
それぞれにより味も香りが違うので、別にモカがなくなると
飲めない味が出てくるというのもそう気にすることもない
ので世の中も騒いでないのでしょう。

アフリカのどこかの豆で補っていて、気が付いた人だけ
話題にしているのではないでしょうか。

昔は、PCの蓋はよく開けていて、何かしら新製品の部品や
OSが新しくなり、ハードもそれに必要なパワーをあげたりと
年中改造が必要でした。ところが、32ビット化が完成すると
すでに求めるものは果たしてしまい、更なるスピードや
ハードのレベルアップは必要しなくなりました。気が付けば
書斎の机周りには、旧パソコンの本体やら部品やらが散乱し
取り外した何のパーツか解らない基盤がしまってあったり、
これはどう処分したらいいのやら。

その他すでに使わなくなったMOやFDなどのメディア関連も
内容などの整理もされないまま相当数のものが山積みです。
これらに背を向けて、メインマシンをすでに道具として
日々使ってきたわけですが、やはり安泰にしていると破綻
は突然やってきます。もともと異音がするなと何度か思って
いたのですが、すでにハードディスクの容量は180Gになって
おり、それらのバックアップを取るのも容易ではなく、日々
必要なデーターやメールだけでも移しておけばよかったのに

最近は、ハードディスクの中身を覗くこともあまりしない
ようになっているのです。そして、突然スイッチを入れても
無言になり、画面にも何も現れないというご臨終状態になり、
サブマシンと部品を交換したりしてとにかくデーター復旧だけ
でもやろうとしました。最初に試したのは、画面が反応しない
ということで、画像アクセラレーターカードです。当時はやった
geforce440がついています。

記憶では、その以前についていた32ビットのものがあったと
思っていたのですが、ミレニアム2000しかなく、仕方なくそれを
つけて起動するも同じく、無反応。そして、これはハードディスク
なのか、マザーボードなのかCPUなのか、とにかくハードディスク
がかちゃかちゃいわないので、どうやらメインボード関連と
見当をつけてとにかくハードディスクだけ読めればとサブマシン
にハードディスクをつけてみることにしました。

さて、そうなるとどうやってつければいいのかという知識が
さび付いています。それに、メインマシンのHDはraid、ATA133と
いうとにかく特別なEDI端子についていて、raid機能がないと
動かないと記憶しています。それではマザーボードを買わなくては
いけないのか、raidのEDIのついたボードがあるのではとか色々
考えましたが、とにかく読めればいいので、何か手はないかと
調べたら、下位互換で普通のEDIでも読めることが判明。

さらに80ピン端子コードでなく、今までの40ピン端子コードでも
接続できることまでわかり、サブマシンのスレーブに簡単につけ
られることが解りました。ただ、この時点でEDI接続の基礎知識
がさび付いており、それの書かれている本を探して昔のPCファン
とか雑誌やらなにやらだしておおさわぎになりましたが、
結局はネットで簡単に解説しているページを見つけてことなき
を得ました。自分でもこういう苦労したこととか組み立ての
小技などをまとめたものを作っておいたのに、ハードディスク
の中では意味がないのです。

やはりネットとかしまい場所まで忘れないところに常備すべき
だなと痛感しました。以前そうして、自分のページにPC関連の
ページを作っておいたのに更新していないので今更の記事ばかり
です。でもネット上で同じようなことを考えている人がいて
蓋を開けたらというページがあるのはうれしいです。さび付いた
記憶も徐々に回復して、メインマシンのHDを3台一度にサブマシン
に接続し、無事読むことができました。

昔、箱を開けると基盤の上にほこりが布団のように積もって
ファンが回らなかったということがあり、今回もアクセラ
レーターのファンがほこりで回らないだけで蓋だけ開ければ
回復なんて簡単なイメージでしたが、差込基盤は皆裏を上に
向けてさされており、ほこり自体も思ったほど積もっていま
せんでした。ただ本棚の本のほうがほこりがあり、部屋に
良くこんなにほこりがあるものだと思いました。それを吸って
寝ているかと思うと良く呼吸困難にならないものだと感心
するのでした。
コメント
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