King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

リバタリアンと傘指しごみだし男

2010年08月11日 10時36分10秒 | 日々のこと
昨夜寝ようと思っていたのですが、偶然合わせたチャンネル
のハーバード白熱教室と言うのが面白く見入ってしまい
最後まで見てしまいました。

功利主義から始まって、市場主義がでてきて教授の主張など
恣意的な結末に流れるのかと言う危険をはらみつつ、それら
価値観や諸問題に対してそこに正義があるのかという切り口
が全てにあり、趣旨や思想感で終わること無く、正そうと
言う意志があり、見るものに聞いて置きたいと思わせます。

始まりは、24のジャックのとる行動のような問題について
意見を述べ合うと言うことから始まります。

過去の現実として、企業が費用便益計算と言う計算がなされ
ていることや、幸福の価値や喜びの大きさ、喜びの質まで
実証化をされていたことに驚きを覚えます。

さらに、価値については市場に任せると言う現代的な
テーマにきてより議論は白熱して来たと思います。

そこで、またひとつ思い出されたのが昨夜のできごと
でした。

昔は、狸や狐がでて人をばかすと言われた金仙寺原で
のことです。

数年前から河川改修か土地改良かの事業で今まで鬱蒼
と暗い森の中が、開けた原っぱになったのですが、それでも
墓地から続くこの土地を夜走るのは最初躊躇われました。

しかし、もう馴れてしまえば夜でもかまわず走るように
なったこのごろです。

夜になれば散歩や犬連れの人もいなくなり走り易い感じ
です。

そこから県道に戻る小路で事件は起きました。

前に傘をさしてゴミ袋を下げた男が歩いていました。

夜にごみだしをしている風情でした。

狭い道で抜くのに道の真ん中を傘を指して歩かれると
脇を抜けるのが少々厄介だなと感じつつ背後に近づきました。

後2メートルほどに来た時に、私に気づいたらしく踊るように
振り向き襲い掛かるかのようなしぐさの後ジョガーだと気づき
脇によけました。

その姿はまるで何かの踊りの様でただおかしいものでした。

こちらはハアハア言っているだけで、雨も降っているので
何も言いませんでしたが、相手はかなり肝を冷やした様
でした。

私が驚かしてすみませんと誤るべきところですが、その
まま無言で通過。

ただそれだけの事ですが、テレビを見ている間ずっとこの事を
思い出していました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする