King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ef G5 ブルズ対ヒート

2011年05月29日 17時12分47秒 | バスケ
Thursday, May 26, 20118:30 PM ET
United Center, Chicago, IL
   
  1  2  3  4  T
MIA 21 17 19 26 83
CHI 25 20 17 18 80

Arena: United Center, Chicago, IL
Officials: #48 Scott Foster, #8 Marc Davis,
#57 Greg Willard
Attendance: 23057
Duration: 2:40

いやいや今シーズンは、そもそもレイカーズの緒戦を
見たら、これは今年も優勝しそうだと早くも思ったし、
セルティックスも調子よさそうで楽しみだと思ったもの
でした。

ヒートの新ビックスリーはちぐはぐで全然迫力もなく、
全米どこへ行ってもレブロンはヒールに変わりブーイング
を受ける存在になっていました。

スーパースターをそろえればリングが取れるというのも
セルティックスどまりかと思われたヒートですが、最近の
ヒートは完全な役割分担をしてきてなにやら様子が違い
ます。

シーズン後半連勝で頭角を現したブルズは、堅実な守りと
ローズの存在が際立ちカンファレンスをトップの成績で
シーズン終了し、ローズのMVPともう強さが際立っていま
した。

ただ、ヒートとの戦いで今までのような感じから、急に
ブレーキがかかり、ローズのチキチキ感が強まってしまい
ました。

ひとりでがんばってひとりで空回りしてチーム全体も
ギクシャクしてしまい故障者も出て戦力が大幅ダウン
です。

それでも、この試合はホームで意地を見せるのかと
思いました。

実際、残り3分まで10点差で勝っていたのです。

僅かに追い込まれていた者の焦りがディフェンスに
出るのか、守りが壊れだすのか、あっという間に逆転
され、勝っていたはずなのに、残り1分にはこれはだめだ
という気分に見守るホームの観客でさえ思ったはずです。

全米を敵に回した悪役らしい勝ち方です。

一戦目の勝ち方がなぜできなかったのか、守りでも攻めでも
完全に圧倒していた試合の再現はありませんでした。

何かが壊れてそのままそれを克服できずに、ずっとヒートの
ペースで終わりました。

まさに完敗です。

今まで続けてきた、ワンツースリーのキーからのポスト
プレーがまったくでなくなったことに秘密がありそうです。

がつんと正面から崩せなくなった、精神的に腰が引けた
そんなものを救う救世主もいないまま終わったという
感じです。

ヒートも本来のセンターはおらず、リバウンドも決して
楽に取れるわけではないのに、ブロックにレブロン、ウエイド
辺りが飛んでくるので、特に後半のインサイドは頑強なの
です。

マブスは外からのシュートも攻撃のバリエーションもあるので
ブルズのように完璧に押さえ込まれて終わるということも
ないと思います。

どんなドラマが待っているか、最後のクゥオーターの秘密を
知っていれば、ヒートを走らせて守りの消耗と得点の確実性
を奪うような戦い方ができれば、マブスにも勝機があると
思います。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする