King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

梅雨明けそして祭りの準備

2011年07月11日 09時37分19秒 | 日々のこと
唐突に梅雨は明けてしまいました。

そして節電の夏が来ました。

町内の役員として、各家を廻るときどこの家も
室外機が運転音をたてています。

うちは二台あるエアコンも止まったままです。

何も今年に限った事ではありません。

もちろん仕事場は来客中は稼動します。

誰もこの暑い中でかけてきません。

電話で済ませてしまいます。

冷房つけていれば涼みに来る人もいるかと思えば、
みんな自分の家の部屋の方が涼しいと思っているん
でしょうね。

普通にエアコンつけているもんだと改めてびっくり
しました。

まあ、個人の人に企業並の罰金や罰則が突きつけられた
わけではないですから当然かもしれません。

私は連日の電源問題や企業の海外に行かなくてはやって
いけないという報道など政府は結局原発を全て止める
気なんだという状況を鑑みれば当然エアコンで涼しく
してなんて気になれません。

私としては原発が全て停止でもかまいません。

なぜ今までこんな危険なものを放置していたのかとも思います。

必要だからと盛んに吹き込まれ国の方針と地方の取り込みで
いつの間にか原発が必然を仕組まれてしまったのをやめる機会
を得たと思えます。

自身の進退とか政権の命運とか色々言われていますが、原発が
どうやら菅首相の発言で全停止に向かうであろう現状は私は
賛成です。

被災地ほったらかしとか経済に大打撃とか空洞化に景気悪化と
いわれますが、これはやって見ればどうなのか。

今まで行政と地方と電力業界と触れ得ない牙城を築かれてしまった
ものを崩す機会なのかも知れません。

安全だ、安い、エコであると言ううそを全て吹き飛ばした今回の
大震災を活かして脱原発を果たすべきです。

そう思うからだけでエアコンを停止しているわけでもありませんが、
普通に人々は暑ければエアコンをつけるんだなあと思いつつ祭りの
準備をしています。

祭りとは、秩父地方の川瀬祭りですが、そもそも妙見様の祭りで
昔この妙見と呼ばれるあたりに沼があり、そこには青い龍が住んで
いたそうです。

それが成長して天に登ると言って荒川から天に向かったと言う伝説
から、この時期みこしにご神体を乗せて川に向かい、水浴びさせて
やるのです。

それを裏付けるように今でも秩父地方には妙見七つ井戸と言うもの
が残っていて、秩父神社はその地方の神様も一緒に祭っているのだ
そうです。

それがなぜか各町内傘鋒を出して練り歩くようになったのか不明です。

過疎化で色々祭りを維持するのも大変なのに文化財保護とか国からも
金が出てこれを守ろうとしています。

こんなのが日本各地にいくつもあるのです。

国の力とかみんなが無理して古事を残して意味も解らず行事をやり
続ける意味があるのかと言う気がします。

なんとなく思っているこれが故郷を守ると言うことだというイメージ
により、自分の思い出を守りそして地域を支えていると言う幻想に
しがみつつみんな生きているのですね。

もっと現実的な話し合いが出来てまとめる指導力が日本政府にあれば
日本全国の全ての祭りを中止して原発問題と被災地救済をやるといえば
無駄な補正予算やら国会の決議やら会議やらより早く安く経済的にも
+な復興が可能かもしれません。

そんな事を思いつつ、地域を支える為、原発をなくす為、被災地を
早く復興させるため、節電して祭りの準備中です。
コメント
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