King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

sad song とアスパラ

2012年05月26日 09時35分28秒 | 日々のこと
昨日は家族のイベントとrandaofficeの慰労会を
かねて仕事終わりに外で食事することになり
ました。

しかし、秩父というのは9時過ぎると食事する
ところに事欠くところになってしまいます。

吉野家とかすき家とかファミレスなどは深夜まで
開いてますが、そんな店に今更行く気にもなれず、
夜でも食事ができてというと寿司屋くらいになって
しまいます。

で寿司屋に行ったのですが、回転ずしができてから
まともな寿司屋がなくなってしまいひどいところに
なっていたという確認ができただけでした。

昔は寿司屋など何件もあり、行く店に困るなどと
いうことはなかったのです。

行きつけだった店は火事の後更地になっていたり、
9時には閉店になっていたり、近所の店は駐車場が
一杯でいつもはいかないけど昔から知っている店に
行ってみたのでした。

相変わらず同じ人がやっていましたが、それも
やはり時を確認するということになりました。

そして、寿司屋が生き残っていくというのは
こういうことということを確認して帰ってきました。

もはやまともなすしなど望むべくもなく、ネタケース
の半分は酒のつまみ用の焼き魚やつくねなどの居酒屋
メニューなのです。

常連客で成り立っている店内には酎ハイ以外の注文は
なく、今日のお勧めを示すホワイトボードにも季節感
はありません。

昨日は記念日的な日であり、寿司屋でお任せで豪華に
ディナーという思惑とは裏腹に次々と出される居酒屋
メニューと騒がしい常連と店主の会話にかつての思い出を
語ることもなく、時代の移り変わりを確認することに
なっただけでした。

その寿司屋に向かう途中の焼鳥屋とか鉄板焼きの店も
客の姿はなく、やるせなくカウンターにたたずむ店主
の姿があるだけでした。

にぎわっている店と過疎店と差別化が進んでいるようです。

それでも寿司屋は寿司屋として生き残っていってほしいと
思う昨日の夜でした。

コメント
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