King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アスパラだったの?

2012年05月28日 09時25分36秒 | 日々のこと
先日の寿司屋で出てきた天ぷらの後の緑の物。

その時の説明ではアスパラということで何も
つけずにただその緑の表面に毛のようなものが
生えたくるくるした葉っぱを出され、変わった
食感と食べたときにひやっとした感覚があり、
変わっていると感じました。

しかし、これをおいしいとは思えません。

スーパーでその後、その違和感を探るため
そのアスパラと呼んでいた葉っぱを探しましたが
スプラウト売り場にもありませんでした。

何だったのか。

寿司屋で食べるものでなく、寿司屋といえば
文芸春秋のグラビア記事のようなものをイメージ
し、そういうものを期待している身にはやはり
邪道というか、居酒屋料理は居酒屋に行くと
いう堂々巡りの考えの中に入り込みました。

そんな思考と引きずられ気分を修正してくれた
のが常連さんの試飲コメントでした。

その方は、インターネットもはやりのテレビ番組も
見ないような人ですが、世の中の視線や思想に
ブレがありません。

私の珈琲にもブログもツイッターもやられて
いませんが、ずっと季節のブレンドを飲み通して
きて、今回の『ツグミの言訳』を試飲されての
コメントも説明する前に解っているものでした。

長々とした説明や意図、狙いなどの解説などは
やはりこういうものに必要ないのだと思いました。

「『ツグミ』は本当おいしかったわ」というお客さんに
今月はこれですよ。

名前は『ツグミの言訳』です。

「へー」

珈琲の世界に対するご意見、ご感想がひとつひとつ
すばらしいものでした。

何を焦って秩父のだめさを言い募り、自分の核心した
ことを畳み掛け、押し付けてみたところで何もかえって
こないのです。

それでも解っている人は普通に解っているというあたり
前のことに気づかされてページをめくるように新しい
出会いが続いて次の展開につながるようです。
コメント (1)
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