King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

パンとサーカス

2012年05月09日 10時08分53秒 | 日々のこと
昨日の日経の経済教室にはまったく
納得のいかないものでした。

理論の展開が行政側の権益とか権限には
一切踏み込まず、経済問題として財政規律を
指摘するのに増税を厭うのは矛盾すること
であるという結論でしたが、果たしてそんな
簡単なことでしょうか。

経済情勢とか人口構成などが激変している今、
社会保障とかエネルギー政策とかその変化に
合わせた政策がとられなくてはならないはずですが、
何かあれば特別委員会やら会議やらを作ったりは
しますが根本的な解決策を講じたり、やるべきこと
は何もやれずに、放漫なばらまき政策を続ける
だけだったからこうなっているのではないでしょうか。

多くの人が公務員削減や議員削減、二重行政の解消
などやるべきことをやらずに増税に不退転な決意で
望むと力む野田総理に憤りを感じるのです。

しかし、最近言われるパンとサーカスと批判される
大衆迎合と民主主義と簡単になぞられる問題でも
ないような気がします。

歴史的に民主主義が行き詰って強力な権力構造を望んで
帝国主義が勃興するというのがスターウォーズ的テーマ
です。

21世紀の今新しい解決策や日本スタイルがあると
思います。
コメント
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