King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

気が付かなかった温泉地

2014年04月07日 10時18分45秒 | スキー
今回のスキーはがむしゃらスキー三昧をやめました。

もともと家族の温泉組も参加するので、私中心のスキー強行
スケジュールには無理があるのです。

というわけで、宿泊場所は最近モンハンとコラボしたり、千と千尋の
神隠しで話題になったり、清水国明の温泉バガボンドでも登場した
渋温泉にしました。

かつてよく志賀高原に行ったときに手前に温泉地があるのは
知っていましたが、当時はまるで温泉に興味がなく年寄りの
行くところくらいの認識でした。

長野オリンピックで道路が整備され温泉地は見えるもののちょっと
関係ない感じのインターからまっすぐスキー場へと道路も変わりました。

よくテレビでは、外国人が最も好む観光地として紹介されるスポットとして
この志賀の手前の温泉が紹介されていましたが、それが秩父にもよく
見かける猿が温泉に入る映像で紹介される地獄谷温泉です。

今回はその温泉を引き湯している旅館に泊まりました。

志賀や渋湯田中は沢山の旅館がありますが、ネットで出てくるところは
そんなに多くありません。

現地に行ってみてこれだけの旅館がひしめいてよくやっていると
感心します。

さて、スキーの方は当初ここをベースに今まで行ったことのないスキー
場に行こうと考え、近くの竜王やよませスキー場などを予定していま
したが、なんと近隣のスキー場はことごとく営業を終了しており、竜王は
ゴールデンウィークまで滑れるとネットで出ているものの、7日から9日まで
完全休業になっていて、当初の予定が狂います。

そんなこともあり、より観光や温泉にシフトした行程が優先され、通勤割引
も使えないとなれば、ゆったりと出ていこうとなんと9時過ぎのゆったり出発
です。

旅館はなんと13時よりチェックインだったことから、温泉組を先に宿に
残し私はそのまま志賀高原熊の湯へ行きます。

未だに全山共通券なる物を売っているものの平日には動いているリフトは
まばらでその情報も解りやすく利用しやすいものではありません。

ネットでみるとこの熊の湯のリフトも準備中となっていてよく見ると二本の
リフトは営業中なのですが、全山リフトの状況というページでみるといかにも
平日は休止中のような表記なのです。

全コース滑走可能となっているもののリフトは動いていないというスキー場が
多い中、昨年同様ここは二本のリフトが動いていると5本のコースがそれも
整地、急斜面、不整地、コブと全ての斜面がある優れたゲレンデなのです。

ただ、駐車場からのアクセスが悪く、どこに止めていいのかよく解らないのです。

これは志賀全山に言えることで、日帰り駐車場と大きく書かれているところは
ゲレンデからは遠く、ゲレンデ直結のところは宿泊者専用と書かれています。

あとは何も書かれていないスペースですが、これは除雪スペースなのか
駐車場なのか解らないので安心して車を止められるところは非常に少なく、
大きな旅館かホテルに泊まってそこに車をおきっばしにしないと安心して
滑れないというイメージが志賀にはあります。

今回は渋温泉から三日ともスキー場に通ったのですが、今の春の道路に
雪が少ない時期だからいいのですが、豪雪地帯のこの地域で移動を
多くすればそれだけ危険も増すわけで、湯田中渋をベースにするのは
お勧めできることか結論はすぐには出ません。

でも、人により中野市内のビジネスホテルを常宿とする人がいたり、
志賀辺りに来るスキーヤーの車のナンバーを見ると中野と志賀くらい
の距離は問題ではないようです。

今回、初めて初日午後券で滑るというのんびりプランでしたが、
ここに着くまでゲレンデに人はなく、雪はあるのに廃墟のような
スキー場で車もまばらです。

やっと熊の湯まで来て人が滑っているのを見てほっとするのでした。

午後券ですが、普通よその一日券位の値段がします。


たった二本のリフトなのに高いような気もしますが、未だに滑れる
だけでも貴重という気もします。

前回タングラムで一回券の値段を知り、これは5本も乗れば元が
とれると思うと一本一本が貴重な時間と思えます。

実際は、3本も滑るとへとへとになり春スキーの体力消耗は冬の
粉雪の数倍も強く強烈です。

それでも始めて全てのコースを滑るまで休憩も取らずこのまま
終わりまでノンストップで滑りそうでしたが、気がつけば今日は
13時半に滑り出したのだと思ったら一息入れてトイレ休憩し、
改めていろいろ見入ったりしました。

何かの撮影隊がいたり、スクールのグループがいたり、これも
ベースのスクールは営業をやめたと看板が出ているのでこの地域
のスクールの出張のようで、ネットなどで見かける泊りと込みの
合宿形式のスクールかもしれません。

ひとつは雑誌にもよく広告が出ているシニア専門の団体でした。

そうかと思えば子供連れの人がいたり、テレマーカーやフリースタイル
と色々な人がいます。

自身はそんな人たちとまた一味違う観光スキーヤーになった気分が
しました。

朝のゆっくり出発から、昔のようにがむしゃらに滑るでもなく級を
目指すでもなく、年ごとに新技術が開拓されるような進歩を実感する
こともなく、温泉とスキーを楽しむ観光客だなと感じるのでした。

となれば、十分リフト終焉まで滑ったらあとは温泉です。

旅館は源泉かけ流しでありながら、旅館の最上階に大風呂と
露天風呂があるという豪華仕様です。

とはいえ全室12室のこじんまりした旅館で団体や同宿の人に
煩わしい思いをさせられることもなく、小さいながら全室洗面トイレ付で
もちろんウォシュレットと当家が求める最低条件をすべて満たして
いました。

温泉街には外国人も多くいてこんな何もない温泉街になぜ外国人が
と思わせます。

近くの地獄谷のスノーマンキーの効果なのか、猿なんか珍しくも
ないだろうに。

温泉街を歩いていると土産物屋の人がこの温泉街にも猿が出てきて
店のものを持って行くと教えてくれました。

別の店の人はボス猿の名前と性格まで披露してくれました。

害獣というだけじゃくなく観光資源としてもみているのでしょう。

宿の露天風呂は夕日が沈むところを眺めながら入るというぜいたくな
景色でした。

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通勤割引縮小、増税の休日

2014年04月07日 09時42分29秒 | スキー
イベント参加に春の変わりやすい天候の中での野外カップ販売
と色々と大変な土曜日曜の後、久しぶりのスキーへ行きました。

事前にいろいろと調べたらやりにくさと大変な疎外感を持って
温泉とスキーという日本人の最大楽しみが実はもはや過去の
遺物で楽しんでいる人は極一部であり、もはや楽しくないのかと
まで訝んでしまうのでした。

というのも今まであった高速道路の通勤割引が変わり、月実績て
ポイント付与により割引というマイレージ制になったのです。

そうなると春のコンディションの悪い中、今ままでのように朝から
夕方まで目いっぱい滑るということも必要かと考え、よりリゾート的
休暇にシフトした過ごし方でいいのではないかとの考えが浮上します。

今期のスキーでは、ゲレンデでもがむしゃらにスキーを楽しむ
バブル期にスキーを始めた人特有の休む間もなくとにかく一日券の
元を取るべく滑るような人も技術習得を目指して片足とか規制を入れた
滑りをする人も見かけなく、ゲレンデも人恋しくなるような閑散として
リフトに乗るのも申し訳ないような感じのことが多いのでした。

草津でさえいつも見かけたか親写真入りのリフト券を付けた人達も
少なく、時代に取り残されつつあるのではと感じのでした。

まして平日ともなるとこの時期雪はまだたっぷりあるのにリフトは
止まっているスキー場も多く、温泉とスキーてリゾートという雰囲気
ではないのです。

今まで政府は景気浮揚策として税金を色々とばらまいてきて、
その検証もすることもありませんが、この休日と平日の落差を
均すだけで雇用は拡大するし経済活動も活発化するのです。

かつて景気が良かった時に日本国は豊かになり国民はリゾート
休暇を取るようになるとリゾート法が制定されましたが、結局それは
掛け声だけ幻のリゾートと終わりりました。

そもそも国が指導してゆっくり長く休むというのが無理があり、かつて
日本は働き過ぎと批判された遠い昔のことです。

それが今なぜこんな一部の正社員を守るために若い人たちは非正規
雇用を余儀なくされ格差が拡大する不安定社会になってしまったのか。

そんな憤りを抱きつつ、私は温泉とスキーの旅をまた計画したのです。
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まだ第一段階だということを忘れずに

2014年04月07日 00時47分48秒 | 日々のこと
2015年(平成27年)10月に10% (第2段階)
〔消費税7.8%/地方消費税2.2%〕

これは、増税案が可決された12年夏に決まっていたことです。

この春第一段階でこれだけあたふたしたのにまた来年増税されます。

そんな政府を許し、選挙で選んだのだからしょうがないと思えば
実は、民主党はそんな公約はしてなくていつの間にか増税することに
傾いた政権党はどんどんとその底の浅さとあさはかさを露呈して
また先祖がえりの自民党政権に渡して集団自衛権だとか憲法改正
とか戦後レジュームの脱却だとかになっています。

自民党がだめで改革を求めて民主党を選んだはずが、なぜ自民党に
戻ってしまったのか国民の選択なのでしょうか。

実はとてもよくできた罠のような気もします。

それでも、あまりに改革を信じて選んだ民主党がだらしなかったからと
いうのがあり、誰も何も言えない形になってしまったのようで釈然と
しません。

みんな第二段階が来てもまだ黙っていられるのでしょうか。

声を上げたところでという結果がここのところの各選挙の投票率なので
しょうが、みんなが反対票を投じればこうはなってなかったはずでそう思うと
やはりおかしいよなと思ってしまいます。

誰もが景気回復を信じてこの第二段階を黙認したはずですが、第一段階の
今あまりに景気減速気味な感じがした物でついこのままでいいのかと書いて
しまいました。
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グルメ幻想

2014年04月07日 00時26分35秒 | 日々のこと
色々食にかかわる感想をネットでみたり、口コミ情報をみる度
疑問に思っていましたが、ネットにしろ出版されたものにしろ碌な
ものはありません。

最近、コンビニの発展とファミリーレストランの攻勢により、みんな
セントラルキッチン方式の食に慣れ、みんなそれになじみ過ぎて
本来の食の持つ意味とか生活の意義とかライフスタイルに核と
なる物を見失ってしまっている感じを強くします。

生活の糧の中心に食卓があり、人とのかかわりがそれにすべて
絡んでいるわけですが、個として食も分断され、食事が既にできていて
お店で買えるという異常事態が通常化してしまい、大事なものを
皆忘れてしまったのではと思うのです。

それと何かとおいしいものを求めてグルメ情報をあさる自称グルメの
人たちに待っているのは、そんな破壊された食事情から食味の
根本が揺らいでしまった人たちとただの情報産業と競争社会の
弊害がもたらした似非情報ばかり見せられ失望し、この先の
将来像などを想像してもこれを資本主義の結果と見過ごしていいのか
ネット文化も食文化も人の喜びも何かとんでもない茫洋としたものに
化してしまったかのような失望感を抱きます。

珈琲についても同じです。

昨日のように人と接して直接珈琲を売ってみても普段当店に豆を
買いに訪れる人に試飲してもらい感想を聞く日々とは大きくかけ離れて
います。

そうして自分のやろうとしていることや今やっている意義も疑問に
感じたりするのですが、そもそもそれは大きな力とか流れで
崩れてしまった結果に対してそもそも自分の正しいものを提供したと
自負したとしても目の前で砂糖やミルクをどばどば入れられてしまう
珈琲たちをみると何をしてるのかとつい思ってしまいます。

こんなことやる価値があるのだろうか。

時にそれでも次の年にあの時おいしい珈琲を飲んだからとまた
来てくれる人もいるので無駄ではないのかと思えたり、そんな
繰り返しです。

人一人でやれることは限りがあるということで終わりにします。
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