King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

秩父を巡るキーワード

2014年04月21日 12時54分31秒 | 日々のこと
秩父の町中の魅力とキーワードは
古い町並み。

細い路地。

猫の道案内。

波屋根の町工場。

これ秩父に限ったことではないのですが、地方都市に産業勃興が
起きる明治期に十分の農地がない山間の里は皆養蚕をやり、絹織物が
盛んになります。

そして、米作に適さない山間地で寒暖の激しい盆地の土地には農産物
といえば蕎麦が多く栽培され、絹織物、機織りの町、そばの町、そして猫が多く
猫の町とか畑の畔から発展した道は路地のまま町にあちこちに残り、養蚕家
の多くは鼠避けに猫を大事にして昔から猫を飼っていて、機屋が多い町は
喫茶店も多く、喫茶店文化も古くから発展していてそれらに共通する特徴と
して、路地の多い猫町であり、落ち着いた喫茶店の名店が多く、古い町並みが
残り、かつては養蚕が盛んだったとなります。

そんな町は関東にもいたるところにあり、名古屋愛知方面や京都、大阪まで
地方都市から日本中にあるのです。

猫町=養蚕家や漁師町に大事にされる。
養蚕家=商談は近くの料亭や喫茶店で行うので古くて有名な店が多い。
山が多い地域=土地がやせていて十分な耕作面積がないと桑や蕎麦を耕作。

正に日本の故郷の姿です。

そして何かそれに足すとすれば芸術の味付けなのでは。

芸術家をひきつけてやまない何かを持っている土地。

それは自然だったり、古い歴史だったり、何かのつながりが土地には
あるのです。

過去の史跡や有名人や偉人などに頼らない地域発信が必要であり、
補助金頼りでない地域の自立が必要なのです。つまり自由な大人として
の自覚が必要だと思います。
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秩父市議会選挙の結果

2014年04月21日 11時31分23秒 | 日々のこと

秩父市議会選挙の結果を検索しても
簡単には見つからないので記録のために貼っておきます。

二人小数点以下が出ているのは不明票を比例配分したのでしょうか。

前回27人の定数から22に変わってやっと合併効果が表れるという
ことでしょうか。

四年前の結果は容易に出てきます。これと比較すると見えてくる
こともあります。

現職は皆得票を減らしているというのは有権者の関心が無くなったことや人口減などが
考えられますが、新人の中に若い人が目立つという特色も一つの変化で歓迎すべき
ことかと思われます。

1000票も取れば当選なのですから、地域のボスのような閉鎖的な人選がずっと
続いてしまう可能性が強く、政党候補でも落選してしまうという組織票が読みづらい
選挙結果だったのではないかと思われます。

広報などを見ても特色のある人は少なく皆掲げていることは似たり寄ったりで、実績の
ない一年生議員や既成の地盤にまかせっきりの選挙をした人が落選したという結果
のように見えます。

耳触りのいいスローガンはサーカスとパンの古代期からまるで変化なく、何の進化も
進歩もなく、それをあてにしている地域にも発展は望めません。

議員の皆さんの今後に期待いたします。
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関山耕司だった

2014年04月21日 01時20分16秒 | 日々のこと
録画の長い映画『飢餓海峡』をみて、刑事役の一人の名前が
知りたくていろいろ検索してやっとわかりました。

悪役の八名さんも出ていて、歴史を感じる内容です。

製作年は昭和40年くらいですが、最初に出てくるシーン
から戦後直ぐの場面はセットとかいろいろ当時を再現したもの
なのでしょう。

それなのに、なぜかとてつもない時間を自分が生きているかの
ようなそんな古臭いものを見ている気がしました。

戦前の地方の寒村がそれはひどい荒廃と貧困の中にあったという
現実にそれは何により解消し、現代において振り返ってみるべき
ことなのか。

それとも上辺と一部の都会は見違えるような姿になってはいても
実は何も変わっていないのかもしれないという経済は所詮目には
見えてない実態のないもので人類の生産するものは実はそう変化
なく建物や風景が変わっても真の豊かさは実に頼りないもののの
中にあり実感できる人はほんのわずかなのかもしれません。
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