先月末に皇太子一家が長野でスキーをしに行ったと
報道されました。
テレビで新幹線から手を振る映像が流れましたが、ネットでは
今時スキーをしているとか天皇が公務で伊勢に行っているのにとか
批判的な情報がありビックリしました。
平日でろくにリフトが動いていませんが、未だに全山共通券を
売っているし、無料のシャトルバスもあるという努力しているんだか
やる気がないんだかよく解らない志賀高原に三日通い、三日目の
最後は一番奥の奥志賀高原に行くことにしました。
ここは、一番志賀高原の中で多くリフトが動き、ベースに無料休憩所
や子供を遊ばせるスペースなど施設も充実しています。
昔は志賀プリンスなどにも泊まり、ある程度のゲレンデ配置だとか
各連絡は知ってるつもりでしたが、あまりに志賀は広く、やはり
全てを滑り尽くしたという感じはしません。
特に発哺温泉方面は温泉は入りに行ったもののゲレンデは未だ
滑っていないと思います。
奥志賀も焼額山から各一本づつ猛吹雪の中を滑った記憶だけで
ゲレンデの記憶もあまりありません。
もちろん自分の車でベースまで行ったことはなく、途中プリンスの広い駐車場
から、それから奥にまだ道路とゲレンデがあるなどとは知っている人でないと
とても思えない道路です。
そして、ゲレンデは長く傾斜もあり、非圧雪やコブラインもありと
申し分ありません。
しかし、結局コースとしては二コースくらいしか選べず、午後もここで
過ごすのかと思うと緩んできたバーンとともにちと不満が募ります。
それにここでの昼食がとてもひどいもので、印象を大変悪くしました。
ベースにある食事処は大きなホテルのところとゴンドラのところの
レストランとあまり選べる感じでなくて、一番高級そうな所へ
行ってみたのですが、値段と建物だけが高級で、味はそこらの
牛丼チェーン店より劣るようなものを出しているのでがっかりです。
付け合せの漬物からして既製品なのに対してチェーン店のどんぶり
から漬物まで自社特注品なのを思えば、その高級ホテルの食事が
いかに貧相で値段だけ高級だというのが解ります。
もはやサービスエリアだからとかスキー場だからという値段は
高くとっていい時代ではなく、どこでも味とサービスが競争に
さらされているということを認識しないとあっという間に淘汰され
てしまいます。
今はまだ高級幻想に浸っている似非富裕層やバブルの生き残り
がいて、ちょっと違う体験を求めて、もしくはちょっと世間とは違う
体験を求めて通う人がいるのかもしれませんが、それに安住して
はいけません。
私も今期のスキーでは、宿を選ぶ基準を温泉で源泉かけ流し、
部屋に最低洗面とトイレ付でなおかつウォシュレットで、1万以下
というもので選びました。
そして、どのホテルも旅館も今期は大変居心地のいい宿ばかり
でした。
ただ、あの大雪の草津に始まり、一日雨降りだとか雪とか天候は
穏やかな日というのはなく、この三日間はそれを取り戻すかのように
三日とも快晴になりました。
その前に雪が降ったらしく、非圧雪斜面には新雪も残り、コンデション
はとてもよかったのです。
昨日の、渋峠ではまるで空に融けてしまいそうな周りは真っ青の
空で、雪面以外はすべて青という空の中で滑っている実に妙な
雰囲気でした。
そんな圧雪バーンから一旦横手山を降りる北面斜面はカリカリに
凍っており、実に変化のとんだ斜面構成で観光スキーヤーを
楽しませました。
最終の今日も午後はなんとなくまた場所を変えたくなり、朝見た
まだやってそうなゲレンデに移動するにはと考えたところ一本
リフトを登れれば焼額山でそこを滑り下りれば一之瀬ゲレンデです。
全山共通券を売るのであれば当然各ゲレンデの連絡も確保して
ほしいところです。
そこでシャトルバスに乗って移動という案を思いつき時間を聞いたら
インフォメーションの女の子がたどたどしい日本語でたどたどしく
案内してくれた内容によると高天原は一本リフトが動いていると
いうので、とりあえずそこに行ってみることにしました。
帰りの時間も聞いて、無料のシャトルバスに乗ります。
案内嬢によるとバスに無料のシャトルバスかどうか確認して
乗れとのことなので、その通りに乗り込む前に大声で後ろ
乗り口から叫び、たった一人乗りこみました。
途中一之瀬から外国人の三人連れが黙って乗り込みよっぽど
なれた感じでした。
さて高天原で降りるとてっきり一番上までのリフトが動いて
いると思ったら短い200m程のリフトしか動いていません。
お客は全く居ず、これだけか確認するもめんどくさそうにそうだ
と言われました。
さて、これを次のバスまでここで過ごすのは難儀なことです。
三本滑ったところで隣の一之瀬までなら滑って移動できるのでは
ないかと気が付き、さっそく横移動しました。
一之瀬ファミリーは短いのと一番上までの二本のリフトが動いて
いて、コブラインもあります。
ここで、戻りのバスが16時5分でそれまで滑ることにします。
ここで今あらためてこのリフト営業を振り返れば全山共通券
などを売っているのにスキーヤーなら私のように渋峠から
熊の湯、一之瀬高天原、奥志賀と渡り歩けましたが、ボーダー
はこの一之瀬と高天原しか滑れないことになり、それで
共通券を買うのもバカらしく、より集客に影響を与えるものと
思われます。
未だにボーダーお断りをするスキー場というのも珍しいもの
のそれが複数存在する志賀というのも特異な存在です。
ネットでは予約できない宿が数多く存在し、それがまだ
営業が存続しているというのも奇跡のようで、昨日の帰りに
ずらりと板を並べていた様子からまだ修学旅行のような
団体客が多くあるのがその存続理由なのだろうと思われ、
それもいつまで持つのかと危ぶまれます。
私の泊まった12室しかない温泉旅館には平日でも私の
他に何組もお客がいて外国人や若い男性だけの三人組
とか多様なお客にひなびた温泉地にまだ存続理由が
あるかのようなかすかな希望も感じましたが、それも
何とも頼りなく、若い男が温泉旅行というのもこれで
またいいのかという気もしたのです。
今回のこの宿もスキー客用の送迎があればいうこと
なしなのですが、全員がスキーヤーならばそれも
可能でしょうが、他の泊り客は目的は温泉なのですから
リゾート気分で過ごすにはここをベースにしてのスキーは
ちょっと他のスキー場に比べて弱いのかと思えます。
報道されました。
テレビで新幹線から手を振る映像が流れましたが、ネットでは
今時スキーをしているとか天皇が公務で伊勢に行っているのにとか
批判的な情報がありビックリしました。
平日でろくにリフトが動いていませんが、未だに全山共通券を
売っているし、無料のシャトルバスもあるという努力しているんだか
やる気がないんだかよく解らない志賀高原に三日通い、三日目の
最後は一番奥の奥志賀高原に行くことにしました。
ここは、一番志賀高原の中で多くリフトが動き、ベースに無料休憩所
や子供を遊ばせるスペースなど施設も充実しています。
昔は志賀プリンスなどにも泊まり、ある程度のゲレンデ配置だとか
各連絡は知ってるつもりでしたが、あまりに志賀は広く、やはり
全てを滑り尽くしたという感じはしません。
特に発哺温泉方面は温泉は入りに行ったもののゲレンデは未だ
滑っていないと思います。
奥志賀も焼額山から各一本づつ猛吹雪の中を滑った記憶だけで
ゲレンデの記憶もあまりありません。
もちろん自分の車でベースまで行ったことはなく、途中プリンスの広い駐車場
から、それから奥にまだ道路とゲレンデがあるなどとは知っている人でないと
とても思えない道路です。
そして、ゲレンデは長く傾斜もあり、非圧雪やコブラインもありと
申し分ありません。
しかし、結局コースとしては二コースくらいしか選べず、午後もここで
過ごすのかと思うと緩んできたバーンとともにちと不満が募ります。
それにここでの昼食がとてもひどいもので、印象を大変悪くしました。
ベースにある食事処は大きなホテルのところとゴンドラのところの
レストランとあまり選べる感じでなくて、一番高級そうな所へ
行ってみたのですが、値段と建物だけが高級で、味はそこらの
牛丼チェーン店より劣るようなものを出しているのでがっかりです。
付け合せの漬物からして既製品なのに対してチェーン店のどんぶり
から漬物まで自社特注品なのを思えば、その高級ホテルの食事が
いかに貧相で値段だけ高級だというのが解ります。
もはやサービスエリアだからとかスキー場だからという値段は
高くとっていい時代ではなく、どこでも味とサービスが競争に
さらされているということを認識しないとあっという間に淘汰され
てしまいます。
今はまだ高級幻想に浸っている似非富裕層やバブルの生き残り
がいて、ちょっと違う体験を求めて、もしくはちょっと世間とは違う
体験を求めて通う人がいるのかもしれませんが、それに安住して
はいけません。
私も今期のスキーでは、宿を選ぶ基準を温泉で源泉かけ流し、
部屋に最低洗面とトイレ付でなおかつウォシュレットで、1万以下
というもので選びました。
そして、どのホテルも旅館も今期は大変居心地のいい宿ばかり
でした。
ただ、あの大雪の草津に始まり、一日雨降りだとか雪とか天候は
穏やかな日というのはなく、この三日間はそれを取り戻すかのように
三日とも快晴になりました。
その前に雪が降ったらしく、非圧雪斜面には新雪も残り、コンデション
はとてもよかったのです。
昨日の、渋峠ではまるで空に融けてしまいそうな周りは真っ青の
空で、雪面以外はすべて青という空の中で滑っている実に妙な
雰囲気でした。
そんな圧雪バーンから一旦横手山を降りる北面斜面はカリカリに
凍っており、実に変化のとんだ斜面構成で観光スキーヤーを
楽しませました。
最終の今日も午後はなんとなくまた場所を変えたくなり、朝見た
まだやってそうなゲレンデに移動するにはと考えたところ一本
リフトを登れれば焼額山でそこを滑り下りれば一之瀬ゲレンデです。
全山共通券を売るのであれば当然各ゲレンデの連絡も確保して
ほしいところです。
そこでシャトルバスに乗って移動という案を思いつき時間を聞いたら
インフォメーションの女の子がたどたどしい日本語でたどたどしく
案内してくれた内容によると高天原は一本リフトが動いていると
いうので、とりあえずそこに行ってみることにしました。
帰りの時間も聞いて、無料のシャトルバスに乗ります。
案内嬢によるとバスに無料のシャトルバスかどうか確認して
乗れとのことなので、その通りに乗り込む前に大声で後ろ
乗り口から叫び、たった一人乗りこみました。
途中一之瀬から外国人の三人連れが黙って乗り込みよっぽど
なれた感じでした。
さて高天原で降りるとてっきり一番上までのリフトが動いて
いると思ったら短い200m程のリフトしか動いていません。
お客は全く居ず、これだけか確認するもめんどくさそうにそうだ
と言われました。
さて、これを次のバスまでここで過ごすのは難儀なことです。
三本滑ったところで隣の一之瀬までなら滑って移動できるのでは
ないかと気が付き、さっそく横移動しました。
一之瀬ファミリーは短いのと一番上までの二本のリフトが動いて
いて、コブラインもあります。
ここで、戻りのバスが16時5分でそれまで滑ることにします。
ここで今あらためてこのリフト営業を振り返れば全山共通券
などを売っているのにスキーヤーなら私のように渋峠から
熊の湯、一之瀬高天原、奥志賀と渡り歩けましたが、ボーダー
はこの一之瀬と高天原しか滑れないことになり、それで
共通券を買うのもバカらしく、より集客に影響を与えるものと
思われます。
未だにボーダーお断りをするスキー場というのも珍しいもの
のそれが複数存在する志賀というのも特異な存在です。
ネットでは予約できない宿が数多く存在し、それがまだ
営業が存続しているというのも奇跡のようで、昨日の帰りに
ずらりと板を並べていた様子からまだ修学旅行のような
団体客が多くあるのがその存続理由なのだろうと思われ、
それもいつまで持つのかと危ぶまれます。
私の泊まった12室しかない温泉旅館には平日でも私の
他に何組もお客がいて外国人や若い男性だけの三人組
とか多様なお客にひなびた温泉地にまだ存続理由が
あるかのようなかすかな希望も感じましたが、それも
何とも頼りなく、若い男が温泉旅行というのもこれで
またいいのかという気もしたのです。
今回のこの宿もスキー客用の送迎があればいうこと
なしなのですが、全員がスキーヤーならばそれも
可能でしょうが、他の泊り客は目的は温泉なのですから
リゾート気分で過ごすにはここをベースにしてのスキーは
ちょっと他のスキー場に比べて弱いのかと思えます。