King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ゲームオブスローンズ5の感想

2019年08月21日 14時25分04秒 | 映画

アマゾンで見られるのはシーズン6まで最終話はシーズン8だけど

どうしたものかということで、このままアマゾンプライムを続けて

よいものかそれとももうそろそろ違う事に集中しようかということもあり、

整理のためにもこのシーズン5までを振り返っておくことにします。

 

世界的ヒットとかオバマ大統領もファンだとか話題のこのシリーズも

私は楽しみに最後に残した海外ドラマでよいよ見るものがなくなり見始めたら

なんとあまりにつまらないので絶句してしまうという内容のなさでした。

ジャンルとしてはまだ人類が魔法と呪術に親しみ、剣と騎士蛮族と魔物という

ファンタジーの世界でイギリスの騎士団と王家の時代のように争いあう権力

闘争を描いているものの見ていて正統性とか何を描きたいのか良く解らない

運命のガラガラとめぐる様子なのか冒険と活劇とエロなのかテーマは良く解らない

ところで、権力やら王の支配という形ならそう簡単に人は死なないだろうと

いうほど簡単に次々と治まる王様が死んでしまい、その不安定さから周辺の国や

かつての王家やら人でないものまで王都を襲うという状況になってきて、その中で

一番の物語の中心のスタークの子供も悲劇の王女様サンサは一番何しない人で

でも誰かが助けてくれてかかわる人はみんな不幸になるという見ている側からすると

一番いやな人ですが、不幸の女王だから一番主人公なはず。物語の一番嫌われ者の

ジョフリー・パラシオンが死んでほっとした向きにはなんとその一番の嫌われ者の

後継にまた嫁ぐというなんともどこまで行っても不幸で自由意志とか自分の行動で

どうにかして他人を巻き込まないでほしいと冷たい見方になってしまいます。相手の

ラムジー・ボルトンはこれも見るからにサイコパス的な嫌われキャラで人を監禁して

皮をはぎ、苦痛と精神破壊で支配してしまうという異常者です。もともとボルトン家の

私生児で最初はスノウと呼ばれていますが、スターク家の城ウィンターフェロンを治め

後継とされボルトンと名乗るようになり、サンサとは中央王都への足掛かりとなる婚姻も

します。これは安全にサンサを保護するためのピーターベイリィッシュ公という娼館の主と

いうフィクサー的存在の策略で彼の策に乗るのが今の自分にとって一番の安全と考えたサンサは

結婚にも同意するのですが、結婚したら監禁されるわ妻としてまともに扱われない毎夜身を削られ

命の危険を感じて逃げ出すことになります。

 

頼りない捕虜のシオンによりどうにか城からは脱出というところで終るのです。妹のアリアは顔のない

神の術を習っている最中に自分の復讐を優先させてしまい目が見えなくなってそのまま死んでしまうのか

というところで終わり、ジョンスノウに至ってはナイトウオッチの総裁になったものの強引な政策で生き残りを

掛けるものだから嫌っていた幹部たちに刺されてしまう。ブラン、リコンは途中で別れブランはそのゴールとも

いえる場所に辿り着くもののその後どうなったかはもう出番なく結局このシーズンでは出番なし。リコンもどこに

辿り着いたかその後出てこない。一番有能で戦上手で連戦連勝とされていた長男など一番最初に母とともに

殺されているし、スターク家はもう終わったという感じ。さらに一番力があり未知の力とこれからの伸びしろで

一番の有力手として見られていたデナーリスも奴隷解放後、認めた闘技場再開で反対勢力に襲われてドラゴンに

乗って飛んで行ってしまうという

展開で今後が読めない方向に向かい、さらに最後は大勢の遊牧民に取り囲まれて終了と主要な人物に致命的

な事態になり最終回を迎えてしまっているのです。

 

これはどうしても次が気になるところですが、しかし、考えようでもうこうなるとどうなってもいいという見方も

できるのです。

まとめサイトやファンの分析サイトなどネタばらしする人はたくさんいるのでそれを読んだだけでみなくてもいいの

ではという気もしてきました。というのも今までが見たから面白いとか気が済んだというより見ても理解できない

でもう一度あらすじサイトなどでおさらいしてみるとか復習も必要なので、情勢としては宦官とインプがデナーリスの

仲間になりそうだし、追放された武官もまだ身を挺して守るようだし、その者たちの力を借りてかつての王権を復活させるのか

それともスタークが王都に戻るのか、はたまたホワイトウォーカーというゾンビにやられてしまうのかとなるのですが

 

一番人気のジョンスノウが死んだ今、どのようにそのホワイトウォーカー撃退と冬到来を処理するのかはシーズン6で

描き切れないように思うし、デナーリスにしろ後ろ盾がドラゴンというのはなんとも不安定でどう転ぶか解らないと

続きはやはり気にはなります。ただし、4000円のプライムは続けなくても見ることはできるし、もう見たいものは見つくした

かもしれない。一旦解約しようかとまた考えるこの頃でした。

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真夜中に見るロックンロールショーに

2019年08月21日 10時09分47秒 | 珈琲

忌野清志郎の命日に野音でロックショーをやるというのは例年のことで

今年が10回目で最後なんだとか。

 

前にも書いたようにこういう亡くなった人で金儲けするのもうやめてくれという

感じをいつも持つのです。

 

清志郎本人が歌わないロックンロールショーはなくなったものの大きさを感じる

だけで人生での喪失感を強くするだけでとてもいい感じにはなれないのです。

 

それでもテレビでそれをダイジェストながら深夜やっているとつい見てしまうのです。

どうせやる内容はかつて30周年とかでやってきたような内容で予想できるし、いつも

出てきてやることも同じです。

 

私は最後のロックショーといわれる青山葬儀以来清志郎を悼むとかロックフェスとか

野音すら行っていませんが、清志郎の曲や歌は私の青春そのものだし、まつわる思い出も

ゆかりのスターが清志郎の曲を歌うというようなスタイルで壊してほしくないし、やるなら

自分の曲を歌い、ロックショーを一晩共有するというスタイルでいいはずです。

 

会場に詰めかけたファンは何を求めて毎年このショーに集うのか謎です。私もやめてくれと

いいつつテレビてやれば見てしまうのですからファンは知らずに食い物にされ消費されて

しまうのだという感じです。

 

あのコンサート会場で始まりを待つワクワク感やチケットを求めてあれこれと苦労する時間や

会場の熱気などもう味わう事もない時間で清志郎のように動向をいちいち追っかけたりする人も

ないのですが、それでも気になるコンサートやライブに出かけることが全くないわけでもなく、

清志郎のような存在はもう現れないだろうけれど喪失と出会いは今後も続くというのが人生

なのでしょう。

 

自分に影響を与えた諸々もこんなもので成り立っているという精神史も振り返るよりこの先どんな

出会いや発展を考える方がましと気を引き締め世の中の変化とかに気を使い明日を思うというのが

この番組を見終えて思ったことでした。

 

一夜明け、今日やるべき焙煎と仕事量を思い気を引き締めて飲む珈琲はいつもの味とかおりで

やはり昨日と同じでととのうのでした。

 

朝のはじまりで昨日除草してもう復活している駐車場の雑草を見るとなんという生命力か

と恐ろしいほどにその力を感じるのですが、それでもそれをまた駆逐する自分の意志がまだ

ある以上、それ以上の存在である自分を思い朝のひと時また除草するのでした。

 

当店の駐車場であるという事もありますが、ただ単に草をはやしておくとゴミを放置されたり

散歩の犬がフンを放置したりという醜い面を増やすのでそうしたくないという一点で誰に

命ぜられるのではもなく、ここは汚しちゃいけない場所なんだと感じてもらえばいいという

ことでやります。これは地域でも私が走るランニングコースでも同じで昔は道普請とか地域清掃

とか日常的に行われていたことでそれで美観が保たれていたのが、いつしか行政に頼り役場が

やるべきだとかいう人が多くなり、地域の積極的清掃や町内会の清掃とかもなくなりつつある

のですが、ごみを放置されたりするより、ごみを拾う人もいればまちはきれいになるという

単純なことだと最近では思うようになりました。

 

誰かに強制したり、ごみ捨て禁止を声高に行ったりペットのマナーを注意するより、あの人が

奇麗にしていると気づかせることが重要なのだと思うようになりました。汚いマナー喚起看板や

うるさい貼り紙を増やすより、地域の連帯があると思わせたり、ここは汚してはいけないんだと

思う人が増えれば美観は保たれるのです。

 

観光市とかおもてなしとかをアピールする前に市民にそんな心を醸成していくことが重要で

税金もただばらまくだけでなく育てる方向に使いたいものだと草むしりとしぶとい草とその香りに

人の心の方がそれに勝る力があると思い共通の思いの強さを感じるのでした。

 

これは珈琲を飲んてみんなが感じる安らぎやととのう感じと共通です。誰でも分かり合える

清志郎が言っていた愛しあっているかいという心です。

 

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