King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

待機時間にホット珈琲を飲む

2019年08月14日 09時08分59秒 | 珈琲

秩父でもこの時季はさすがに道路工事の人も休みになっていたり、近所の解体現場でも

解体途中のまま工事がストップするなど世の中この時期はみんな休むんだというありさまに

なっています。

 

面白いのはそんな時に限って当店では慌ててなくなったという方が買いに現れます。

 

中にはお盆に訪れたお客に出したら喜ばれたからすぐに珈琲がなくなったとかという

予定外の消費量アップの人もいますが、こういう時はみんななぜかうれしそうです。

 

そんなわけで試飲部屋はいつも冷房をかけ待機して珈琲マシンでアイスコーヒーを作って

おくのですが、昨日は氷を入れずに普通に珈琲を作ったのでした。

 

これはいくつかの要因が重なったためだったのですが、珈琲マシンから上がる香りが

部屋いっぱいに広がり訪れる人はその香りだけで試飲してゆっくりしていく人はまれで

皆涼しくなったらゆっくりしていくと先を急ぐのでした。

 

休む店が多くひっそりしているようでいて各家庭には普段とは違いお客がいるようです。

 

周りの変化とは全く関係なく当店ではいつも珈琲とともに時間が流れているという確認が

されると皆さんうれしいようで次はいつ来るからといいつつ帰っていくのでした。

私は月末処理の前倒しと資金準備やら帳簿類などやることがあり、周りののんびりお休み

雰囲気とは違いなんとも慌しく緊張する日々なのですが、新豆とか先行きの豆の値段とか

折角下がったものが商社では今は底ですぐ上がると梅雨の辺りから言い続けています。

 

本来なら今は買い時期に違いないのですが、日本の梅雨を倉庫で過ごした豆はあまり買う気が

しないのです。

 

他の豆屋さんではそんな気もないようで新入荷の豆より安くなった豆を買い集めている同業者も

います。

 

今月にどんな展開があるかまだまだ気を抜けません。

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