King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

いつもの香に囲まれて

2019年08月19日 09時44分53秒 | 珈琲

煽り運転暴行犯が逮捕されテレビのニュースではいつごろかあんなに変わって

しまって私の知る彼ではないというような人物評がでただけでしたが、ネットで

みると昔からドライブレコーダーに映っているような人だったようです。これって

随分知っているのと知らないのでは世の中の見方も違ってきます。

 

テレビの情報というのはおおむねお上品なものばかりで下世話でざわざわしたことは

伝わってきませんが、世の中ざわざわしたものが周りにたむろしているものです。

 

昔見ていたテレビなどはゴールデンタイムにUFOの特番や秘境に冒険に行ったレポーターが

見たものはというようなものばかりで、かなり信用の高い教養番組なども実は嘘だったというのが

21世紀になるころにバラバラと明かされ今時もうそういうのは流行らないとおもったらまたぞろ

懲りずに似たような番組ばかりがばらまかれているという現状です。

 

私の幼少期にはオカルトブームとかUFOとか無責任な情報でこれはのちに取り返しのつかない印象を

与えて人生そのものに影響を与えたものもあります。

 

TV中継で見た三島由紀夫の自殺とか現実と同時期に接した情報では右傾化した背景とか

文学的な発展性とか昭和の作家の行く末とか見ていても当時のオカルトブームで出た

うしろの百太郎のつのだじろうの説の方を固く信じていたのでした。

 

後に三島由紀夫の本を読み、プライベートの変遷や師匠の川端康成とのいきさつやら戦争に

行けなかった悔恨とか作品の価値を上げる作外活動などを色々と知るにつけ、うしろの百太郎で

語られた戦争の霊にとりつかれたせいだというのが嘘であり、つのだじろうの創作だと解る

のですが、それでも当時受けた印象は覆らず、悪霊に憑依されてあんなとんでもない行動を

とったのだという考えは改まらないのです。

 

それだけ若い時に受けた情報というのは鮮烈で深い根を残すのです。というわけで、ここ数日

NHKのニュースで流れる昭和天皇の拝謁記なるものを報じる姿勢は何か恣意的なものを感じて

しかたありません。

 

いつも終戦記念日に戦争関連の番組は増えるのですが、前は単に戦争は悲惨だという反戦的な

メッセージの再現ドラマだったり、平和な世を望むという安易な内容だったものが、日本人が受けた

理不尽な扱いとか困難な状況はどこから出てきたのかというドキュメントや新しい資料など

見方によると危険な感じのものが増えているようです。

 

昭和天皇が憲法改正と再軍備を望んでいたとか各首相にどんな印象を持っていたとか憲法下では

天皇が政治に関与することはできず、例え側近に語ったこととはいえそれを国営放送でやれば

今でも天皇の意志ととる人もいるのです。それも繰り返し何日もやっていると何らかの方向性を

示したいのかと余計思ってしまいます。

 

普段流れる情報はやれ水をとれとか冷房使えとか余計なお世話ばかりで肝心なニュースなどろくに

伝えもしないのに、やはり偏向ととられても仕方ないのではと思ってしまいます。

 

先日お伝えした右回りと左回りのランニングの件はその後新たな展開もあり、色々とまた考えて

さらなる検証が必要となってきました。これは後日詳報を載せます。

 

この季節、とかくものが腐りやすい時期で暑くて食欲も細りがちと人々は食に気を使います。

 

されど毎年当店店主は食が細るとか体力低下とか夏に翳るということもなく、夜走れば余計いつも

より脂肪が燃焼しやすい感じで体重計で年齢も若くなる傾向です。

 

これも珈琲の香に守られて過ごしているせいなのではと思うのでした。

コメント
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