梅雨明けから厳しい暑さが続く日本列島です。38度とか暑いところを
順番にあげる今のニュースにそんなの必要かと昨日書きました。
誰もそんな一番を競うことを望んでいないし、暑いところが解っても
そこに行こうとは思わないでしょう。
なぜ、今日の軽井沢は27度だったというようなニュースが流れないのか。
熱中症にならないように水分をとれとかエアコン使えとか余計なおせっかいでしょ。
今の高原のさわやかさとか高地の涼しさをもっと宣伝して夏休みに出かけたらと
誘う方が筋なのではと思えてならないのです。
実は、梅雨明け以降の秩父はお祭りラッシュでどこかで花火がなっています。
夏休みを子供とどう過ごすかというスケジュールと少年団とか行事が多い今の
子供たちのスタイルと親がそれに振り回されて付き合うシステムとかでもう
汲々とした状態です。しかし、子育てと仕事に忙しい現役世代も減っていて
子育てを終えてこれからの人生を考える人の方が多いのです。
それがお年寄りや子供に水分をとれとか朝早くウォーキングしろとか余計な忠告しか
ないのです。実際には畑で倒れて死ぬ年寄りが相次いでいるし、それはそれで本望
なのかもしれません。
テレビでは今でも必ず夏といえば混雑する海水浴客を映しますが、実際には海水浴も
スキーと同じで年々減っています。混雑してきたないという今時のレジャーとして
受け入れられていないのに、夏の定番というイメージから今だに脱け出せていないのです。
昨日の『ダイアナザーディ』のムーン大佐が米を攻撃したら米の核でやられるとムーン将軍
に軍事行動に消極的態度をとるとそれに反発して殺されてしまうというシーンで、現実の
社会では米に攻撃されないように核を備えるという選択になったのをみると今の北の戦略は
生き残るための数少ない選択なのか考えさせられます。国際社会はその選択にどのような
対応をするのか007やイーサンハントがいなくても核の拡散は防げるのか気になりますね。
さて、今月のブレンドはいつもなら夕焼けなのですが、また夜のインスピレーションにより
煩いセミやうだるような暑さに負けない夏を乗り切るものとして本来のあるべき味にして
珈琲を楽しみ夏に負けない珈琲本来の味を楽しめるものとしました。名前は『百夏』で
当初、早夏、青夏ときてそろそろお終いときたら白い夏かと思いましたが、ハクカというのは
何とも間抜けたイメージで締りもインパクトもないと思い浮かんだのがヒャクカという響き
です。そうか白に一をたしてヒャクかなるほどと妙に心に落ちるところもあり、採用しました。
バランスよく味と香りが本来の珈琲の醍醐味を教えてくれるそんな深くてコクがあり、
うまみも十分に与えてくれるそんな味です。
お楽しみください。