King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

昨年の今頃

2014年04月20日 23時16分59秒 | 日々のこと
最後のスキーをした昨年の今頃を思い出します。

桜が散った後の急に寒さが戻った頃とその記憶が重なります。

昨年のツールド草津の日も天候が悪化。雪でレース自体が中止になり
商品の山分けをレストハウスでやったとか。

今年も氷点下の朝でレース時は雨。

この時期、低気圧が通過してまた風でリフトが止まるスキー場が
多くなり、ただでさえ営業しているスキー場が少ないのに苦労するのです。

今日は雨が降りだしたもののずっと選挙で外に出た以外家でじっとしていた
ので、夜は走りました。

冬と同じ装備で走り出して、いつもは散歩やら走っている人も出てきた
この頃ですが、今日は誰にも出会いません。

選挙も終わり全く静かになりました。

こういう日に物事を決めてはいけないのです。

なんとなく沈んでいるときには、大事な決定は先延ばしにすることです。

ビデオで古い映画を見ましたが、今日のような日は読書がいい
ようです。

明日も雨で走れそうもなく、今日の10Kランは気持ちのいい汗をかいて
この感じのまま眠れそうです。
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大きく膨らませ過ぎても

2014年04月19日 09時52分41秒 | 珈琲
負け惜しみのような言い訳を売りにする人が最近
いますが、珈琲の世界でもよくそれに似たものを
見かけます。

深煎りがはやり出した時にハゼさえ迎えずにいる店が
妙に持ち上げられたり、手軽に大きく膨らませる店が
拡大して展開すると味が抜けていると批判がでたり
します。

ここで注意しなければならないのは、短時間で焙煎
するとということです。

電気の焙煎機などでよく言われることですが、豆は
とにかくよく火が通り大きく膨らんでいるが、味が抜けて
いると批判する人がいますが、じゃああまり膨らませなければ
味がこもっているのかということになります。

どちらもこれは鮮度がよければある程度味の評価に上り
ますが、やはりじっくりと火が通ってよく膨らんでいないと
味の劣化は早くやってきてしまい、新鮮な時にも時間が
経つと酸っぱくなったりいやな味が目立つようになります。

そんな総合的な評価をすれば、こった焙煎や変わった焙煎
のところより、ある程度時間をかけしっかりと熱を与えた豆
でないと安心してお付き合いできないと思います。

直ぐ焼き方を変えたり、味を変えたりする店もそうです。

愚直に完全焙煎を目指し、下手な説明を一切しない
そんなところが通ってもらえる店だなといつも思います。

大きな豆でおいしい豆が好きですが、小さいと膨らんで
いないかといえば元々のサイズが小さいところもあるので
店頭で焼き姿だけで判断できないのでご注意ください。

スペシャルティや農園名を冠した特別な豆を売る店ほど
豆姿が小さい傾向かもしれません。

確かめるには豆を割ってみるなどしなければなりませんが、
中にはそれをかんでみる人もいます。

当店のように飲んで確かめられるというのは少数派です。
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NBAのことも少し

2014年04月19日 09時21分47秒 | バスケ
今季は忙しくてじっくりとバスケットのゲームを
楽しむということもままならず、NBAの録画も
たまっていくばかりという感じでした。

そして、それに拍車をかけていたのが今季のゲーム
です。

どの試合も走ってなるべく遠くから打つだけのような
しゃもの喧嘩のような試合ばかりになってしまったのです。

チームカラーも作戦もへったくれもなく、何かの箍が
もはや無くなったかの様相でした。

ですが、それもよく見ていくとそれなりにチームカラーはあり、
今季の放送は何か特定のチームに限られているかのような
同じチームが続いて見られるのですが、何か故障者の
多いシーズンのひとシーンのようでいてカード的には王者が
手こずる仕合だったり、強い絶好調のチームがこのチームに
は勝てないというものだったり、この試合から頂点から滑り
落ちたという要の試合ばかりが放送されているようなのです。

というのも昨日見たネッツとヒートもネッツは大幅補強と
キッドのヘッドコーチ就任で注目を集めたもののオールスター
チームにありがちな試合運びとその戦績に続き、ベテランの故障
と余りにちぐはぐしていてこのまま解体かと思わせる試合内容
がシーズンが進むにつれ復活の兆しが現れ、ヒートとの試合に
限っては全試合勝ってしまうという裏切り振りです。

もともとヒートの攻略はさんざん言われており、レブロンを
ぴったりとマークしてつけばそんなやられることもなく、インサイド
の守りと高さを備えれば勝てると攻略法は出揃っています。

正にニックスはその選手が揃っていて、ヒートはオデンの獲得と
ノリス・コールの成長など欠点を補う動きもあり、ファイナルを
占う意味ではサンダーやペイサーズとの戦いはみるべきもの
がありました。

そして、その強いチームが負ける試合がよく放送されるので
徐々に見る価値を見出してきてもいます。

まるでファイナルのような試合と解説が入るくらい、サンダーの
必死振りとかスパーズの勝つセオリーとか調教ともとれるコーチ
采配とかやはり見るべきものは見られるようになってきました。

そうかと思えば、お目当ての選手が全然いない試合もあったり
エース不在だとこうなるのかという見方をすればそれなりに
見る価値もあり、ただ同じようにタイトに守って走って入れてる
ようでいてそれなりの苦労が浮かんでくるのです。

それにしてもまったく報じられることもなくなったレイカーズの凋落
とかNBAの移り変わりは激しく熱いものです。

もっとじっくり多くの試合が見られればいいのですが。
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なんでラテ

2014年04月18日 12時31分04秒 | 珈琲
当店は秩父に移転してきた人には人気で
よく似た人が来ます。

定期的に隣の県や都内からも通ってくる人もいます。

秩父に来てカフェを開業した人やこれから何か店を
持ちたいという相談も業務用の豆の注文も受けます。

中にはどんなコーヒーメーカーを買ったらいいかということまで
相談されますが、なんで15気圧もかけてコーヒーを抽出しなくては
ならないのかよく疑問に思います。

事務所にコーヒードリップの機械でなくて、エスプレッソマシンを入れている
所もあります。

なんで泡立ったコーヒーがいいのか。

当店のような焼きたての豆でそんな高気圧マシンで落とすと爆発の
危険があります。

エスプレッソマシンの注意書きに焙煎したての豆は使用するなと
はっきりと書かれています。

中には3ヶ月以内の豆は使うなというマシンもあります。

それなのに、挽きたて淹れたてはうまいとして、そういう全自動マシンを
事務所に入れるようです。

つまり豆も水もセットしておけばボタン一つでコーヒーが飲めるというのが
理由のようなのです。

安いのは3万から12万まであり、カプチーノまでボタン一つでできると
なると30万とかセルフ使用のものならそのぐらい覚悟しなくてはなりません。

それでもレストランやペンションのようなところなら人を雇うより全然安い
のかもしれません。

でも、珈琲を出来立てで出すだけなら普通に重力でネルの布で漉すだけで
十分です。

多少の手間と慣れは必要ですが、珈琲は手軽においしく飲めるのです。

お店をやっているとどうしてもコーヒーの他にも何かもっと違うものを売りたいとか
カフェラテでラテアートしたい等というありもしない需要に応えようと考えて
しまうようです。

ある需要はおいしい珈琲がすぐ飲みたいです。

もっとそれに集中すべきなのです。

いかに手早く一杯を出せるかという環境を作り出すことに専念すべきです。

そのための協力は惜しみません。おいしい豆、新鮮な豆と特に込み合う時には
お手伝いにも伺います。

とにかく一期一会の人にも喜んで帰っていただくことです。それも意外な
喜びを持って。

そのためには普通においしい珈琲をいつも淹れることです。
がんばりましょう。

それでもラテをたまにはという人は当店にもマキネッタがあるので、
牛乳持参なら作れますよ。
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雑音の中の静寂

2014年04月17日 09時36分41秒 | 珈琲
春の暖かい空気の中、我が家は色々な音に包まれて
います。

春はいつも風が吹いています。

そして、秩父は芝桜の季節を迎え、巡礼の装束の人と
花を巡る人が行かいます。

その芝桜の丘がある羊山の麓の当店はさぞにぎやかな
雰囲気に包まれていると思われているようですが、それが
全く違います。

裏道の引っ込んだところにあるため、朝からヘリコプターの
騒音に包まれていたり、庭の杏の樹に朝飯に訪れるスズメ
や野鳥のさえずりが続いたり、選挙カーの騒音もそれに
加わりとてもうるさい朝です。

しかし、それらはバックグラウンドのほんの伴奏ととらえれば
いちいちあっーとならずに済みます。

その発想の原点に深くて味の濃いダテーラで朝を迎えて
雑音の中の静寂を楽しみます。

朝の成功は一杯の珈琲から
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色々な動きを

2014年04月16日 09時51分00秒 | 日々のこと
春というとやはり色々な出会いがあり、別れがあり、
新規に何か始められたりと変化の季節です。

そして、何かとトラブルに見舞われるときでもあり、それに
たいして当店からは季節のブレンド『霞』で応えたもの
ですが、意外と皆さんは平穏無事な日常の方が多いのか
珈琲に癒されたという話はあまり聞きません。

ここの所飲むのがブラジルセラードです。

そしてエチオピアモカハラーボールドグレインです。

これらは甘味が強く、場合によってはその甘味が邪魔に
すらなる感じの豆です。

しかし、どちらも飲み口と飲みごごちが素晴らしく、また
何度も飲みたいという味であり、口に残る印象もずっとつづく
ここちよさもまた格別です。

甘い豆でもあっさりと上品で何の印象も残さないまま、
スーッと消えていくかのような豆もあります。

それはそれで何杯でも飲めてしまう感じの飲み口です。

ストレートで飲むならこの味というのをお持ちのお客様は
前もってそれを指定されるからいいものの、何か面白いもの
何か自分にとって特別なものを求める人が多いのがこの
来店者の要求であることが多く、それが何かを知らしめるのは
なかなか大変です。

ある人はへとへとになって煮詰まった時に来店したいと
いうし、ある人はいいことがあったので来てみたとか
よっぽど何かなければこれない所なのかと考えてしまう
ような来店動機を聞かされることが多く、改善策を考えて
しまいます。

まだまだセラードの試飲は続きます。
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豆のまま

2014年04月15日 09時51分22秒 | 珈琲
最近のお客様の注文では豆のままという方ばかりだった
のが、挽いてくれという人も増えています。

挽いてしまっても劣化が急速に進んでしまうという懸念より、
均一に挽いてもらって飲みたいという人が増えたのか、
挽いてもそんなに劣化しないで飲めると思った人が増えたのか
ちょっと気になります。

一杯づつ飲むたびごとに挽いた方が香りがその度に出るので
お勧めですが、実用的には挽いてしまったら飲めなくなるほどの劣化も
ないのが事実です。

うちの自分用のデカフェは三ヶ月以上前に挽いた豆ですが、
未だに味香りともそこら辺のスペシャルティをひけらかる店
にも負けないものがあると思います。

ミルの性能や挽け目でどう味が変わるかこれは実感して体験
してみた方が多いということでしょう。

安い電動ミルから高いものへ買い替える方もいます。

これは趣味の世界ですから、色々と試して納得していただくのが
一番いいと思います。

色々試飲して試していただけるのが当店の特長でもあり、
それを楽しみに来店される方もいますので、最近もっと
それを拡大した方法を考えるようにもなりました。

選挙カーしか通らない裏道ではお店としての立地は悪い
ですから
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ほのかな熱情

2014年04月14日 10時16分00秒 | 珈琲
心ときめかせる体験とか

静かな慕情というものの共感を得辛くなっている
世の中だと思います。

コンビニですべて解決してしまう世の中だったり、ネットで完結し
てしまう人には到底想像できない世界なのかもしれません。

珈琲の味の世界をああだこうだ言うのもまさにそんな世界です。

しかし、明日の珈琲がないという切実な思いを持つ人もいて
それには必ず応えたいと思うのです。

私も先日のスキー行では失敗して珈琲を持たずに行ってしまい、
ああ珈琲があればという思いを何度もしました。

そんなほのかな熱情が世の中を動かしているのだと私は
思います。

それをもたない人の不幸を嘆くより、これはグルメなどと気取った
ものでなく切実な人間の性であり、人の営みそのものなのだと訴え
て行かなくてはなりません。

これからもそんな熱情に応えていきたいと自分の熱情を熾火にして
思うのでした。
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人の流れとは

2014年04月14日 09時41分58秒 | 珈琲
春を感じるといっても人それぞれです。

でもあたたかくなり花も咲いているとなるとなぜか人は
それでは出かけてみようかと思うようです。

昨日の秩父地方は本当にすごい人でした。

昼時の蕎麦屋さんはどこも店先に順番待ちの人が並び
駅から花の名所には人の列が続きます。

そんなにぎやかな様子とは全く無縁で静かなのが当店です。

ひっきりなしに上がる花火となんとなくわさわさとした雰囲気は
伝わるものの、日曜日には抜け道のように通る車が当店の前の
細い道を駆け抜けますが、それも昨日は少なく静かなものです。

季節のブレンド『霞』は実は春を感じた人のブレンドです。

春に飲むブレンドでもあり、逆になれば季節を気づいてから飲んでも
問題ないので、逆に春らしい味ですと誘っています。

そこら辺の感じを説明するには記録的大雪から冬の終わりにを
飲んだ方なら理解していただけるのでは。

毎月季節のブレンドを楽しみにしていただいている人にはそもそも
説明はいらないし、俳句と同じだと思います。

季語を織り込んで、季節の感動を書いていると思われる俳句も
実は自分という宇宙の表現であることを知らずにやっている人が
多いのですが、松尾芭蕉の句が世界の人をまで魅了したように
表現に感応する人は季節のブレンドにも同じだと解ってもらえます。

ですからこんな人通りのない解りづらい店にも通う人があると
いうありがたいことになっています。
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祭りの花火に

2014年04月13日 10時45分37秒 | 珈琲
秩父は桜が散り始めました。

二十三番や長瀞、美の山などの山間地にまだまだ
見頃はあります。

そして、昨日から芝桜祭りが開かれています。

朝から羊山辺りで花火が上がっています。

すっかり春の感じです。

当店の季節のブレンドは『霞』となっています。

春らしい優しい温かみのある味です。

甘味の中に春を感じてもらいたいそんな感じです。

甘味といえば、主役級のエチオピアモカハラー
ボールドグレインもお勧めです。

これは色々と甘みがある豆の中でも様々な花の香りと酸と
複雑な喉韻がたのしいとも面白いとも感じられる豆です。

春に感じる、春を感じるそんな余裕の時間がそもそも
珈琲タイムと人生を豊かにしてくれます。
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不審な引き落とし

2014年04月12日 22時05分40秒 | 日々のこと
ETCを付けていても前のように高速道路が
割引にならなくなり、なんとなく不満に思って
いたら、そのETCのカードのクレジットから
200円という引き落としがあり、年会費永久無料
なのに、この半端な額は何かと気になりました。

こういう時に昔のようにいちいち毎月郵便できた
時代なら確認のしようもあるのですが、ネットで
利用明細を確かめねばなりません。

HPで年度変わりの時期なので、年会費か何かと
気になったのですが、検索するとそんな切のいい
年会費や使用料はなく、唯一200円はキャッシング
手数料というのがあり、これは誰かに金を引き出された
のかと思われました。

ネットで使用明細を出してみるとなんと無料分の差額
で200円というのが解りました。

やれやれです。

大きな支払いはクレジットカードを使いポイントを稼ごうと
そんな涙ぐましい努力をするけちけちと少しでも安く
賢くなどとしているつもりがこんなことでいちいちあたふたする
のであれば、あまり生活にも精神衛生上もブラスではない
のではと思ってしまいます。

まあそれでもそうしないとならない厳しい景気情勢が
続くからで、デフレ脱却と景気回復がこれから実現
することを願うのみです。
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今月の季節のブレンドは『霞』です

2014年04月11日 09時20分10秒 | 珈琲
秩父の桜はピークを過ぎ散り始めました。

道には芝桜の道案内の立て看板が立ち始めました。

今年は札所の御開帳もありにぎやかな春になりそうです。

人それぞれ秩父に訪れる目的は違うようですが、それをわざわざ作って
訪れようとする人もいるようです。

そんな一つの目的になれるようこれから秩父の人の努力も必要に
なります。

人それぞれの目的、人それぞれの思いを抱いてのスタートが春には
訪れます。

その春にスタートで訪れる諸々のトラブルや襲い掛かるハプニングにも
この珈琲を飲んで立て直しもしくはスタート前の助走にもなるそんな
少しのゆとりをもたらすべくはるかにかなたにかかる霞のように貴方に
ほんの少し温かみと余裕の心をもたらす珈琲時間を提供したいとブレンド
しました。

ああ春らしい香りと味ともらしてもらえればうれしいです。

気分が煮詰まった時に刺激がほしいという方は物足りないかもしれませんが、
こういう味がときには効果的です。

それでも濃い感じでガツンとくる感じをという人もいます。

ケニアやインドなどの深煎りがいいのかもしれません。

そちらはストレートでご注文ください。

ブレンド『JACK』も用意しています。

あわせてどうぞ。

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自宅で飲む珈琲

2014年04月10日 09時15分07秒 | 珈琲
皆さんの自宅で飲む珈琲はどんな意味が
ありますか。

残念ながら自宅で飲む珈琲が私のようにどこで
飲むものよりうまいと感じてしまうとなかなか出不精に
なったり積極的に外に出て活動しようという気に
なれない一因になっていないかなどといらぬ心配
も首をもたげます。

それだけ意味を持つ珈琲を持ってもらいたいと
思います。

ひとつこれから先のお供になれるものの一つになれれば
うれしいことです。

潤いを与えることも希望と活力につながることもできるのでは
そんな思いもあります。

特に朝に飲む珈琲は特別に思います。

そんな思いを多くの人に同じく感じてもらいたいと
珈琲を飲みながら思うのでした。
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観光スキーヤーロイヤルゲレンデを目指す

2014年04月09日 11時59分59秒 | スキー
先月末に皇太子一家が長野でスキーをしに行ったと
報道されました。

テレビで新幹線から手を振る映像が流れましたが、ネットでは
今時スキーをしているとか天皇が公務で伊勢に行っているのにとか
批判的な情報がありビックリしました。

平日でろくにリフトが動いていませんが、未だに全山共通券を
売っているし、無料のシャトルバスもあるという努力しているんだか
やる気がないんだかよく解らない志賀高原に三日通い、三日目の
最後は一番奥の奥志賀高原に行くことにしました。


ここは、一番志賀高原の中で多くリフトが動き、ベースに無料休憩所
や子供を遊ばせるスペースなど施設も充実しています。

昔は志賀プリンスなどにも泊まり、ある程度のゲレンデ配置だとか
各連絡は知ってるつもりでしたが、あまりに志賀は広く、やはり
全てを滑り尽くしたという感じはしません。

特に発哺温泉方面は温泉は入りに行ったもののゲレンデは未だ
滑っていないと思います。

奥志賀も焼額山から各一本づつ猛吹雪の中を滑った記憶だけで
ゲレンデの記憶もあまりありません。

もちろん自分の車でベースまで行ったことはなく、途中プリンスの広い駐車場
から、それから奥にまだ道路とゲレンデがあるなどとは知っている人でないと
とても思えない道路です。

そして、ゲレンデは長く傾斜もあり、非圧雪やコブラインもありと
申し分ありません。

しかし、結局コースとしては二コースくらいしか選べず、午後もここで
過ごすのかと思うと緩んできたバーンとともにちと不満が募ります。

それにここでの昼食がとてもひどいもので、印象を大変悪くしました。

ベースにある食事処は大きなホテルのところとゴンドラのところの
レストランとあまり選べる感じでなくて、一番高級そうな所へ
行ってみたのですが、値段と建物だけが高級で、味はそこらの
牛丼チェーン店より劣るようなものを出しているのでがっかりです。

付け合せの漬物からして既製品なのに対してチェーン店のどんぶり
から漬物まで自社特注品なのを思えば、その高級ホテルの食事が
いかに貧相で値段だけ高級だというのが解ります。

もはやサービスエリアだからとかスキー場だからという値段は
高くとっていい時代ではなく、どこでも味とサービスが競争に
さらされているということを認識しないとあっという間に淘汰され
てしまいます。

今はまだ高級幻想に浸っている似非富裕層やバブルの生き残り
がいて、ちょっと違う体験を求めて、もしくはちょっと世間とは違う
体験を求めて通う人がいるのかもしれませんが、それに安住して
はいけません。

私も今期のスキーでは、宿を選ぶ基準を温泉で源泉かけ流し、
部屋に最低洗面とトイレ付でなおかつウォシュレットで、1万以下
というもので選びました。

そして、どのホテルも旅館も今期は大変居心地のいい宿ばかり
でした。

ただ、あの大雪の草津に始まり、一日雨降りだとか雪とか天候は
穏やかな日というのはなく、この三日間はそれを取り戻すかのように
三日とも快晴になりました。

その前に雪が降ったらしく、非圧雪斜面には新雪も残り、コンデション
はとてもよかったのです。

昨日の、渋峠ではまるで空に融けてしまいそうな周りは真っ青の
空で、雪面以外はすべて青という空の中で滑っている実に妙な
雰囲気でした。

そんな圧雪バーンから一旦横手山を降りる北面斜面はカリカリに
凍っており、実に変化のとんだ斜面構成で観光スキーヤーを
楽しませました。

最終の今日も午後はなんとなくまた場所を変えたくなり、朝見た
まだやってそうなゲレンデに移動するにはと考えたところ一本
リフトを登れれば焼額山でそこを滑り下りれば一之瀬ゲレンデです。

全山共通券を売るのであれば当然各ゲレンデの連絡も確保して
ほしいところです。

そこでシャトルバスに乗って移動という案を思いつき時間を聞いたら
インフォメーションの女の子がたどたどしい日本語でたどたどしく
案内してくれた内容によると高天原は一本リフトが動いていると
いうので、とりあえずそこに行ってみることにしました。

帰りの時間も聞いて、無料のシャトルバスに乗ります。

案内嬢によるとバスに無料のシャトルバスかどうか確認して
乗れとのことなので、その通りに乗り込む前に大声で後ろ
乗り口から叫び、たった一人乗りこみました。

途中一之瀬から外国人の三人連れが黙って乗り込みよっぽど
なれた感じでした。

さて高天原で降りるとてっきり一番上までのリフトが動いて
いると思ったら短い200m程のリフトしか動いていません。

お客は全く居ず、これだけか確認するもめんどくさそうにそうだ
と言われました。

さて、これを次のバスまでここで過ごすのは難儀なことです。

三本滑ったところで隣の一之瀬までなら滑って移動できるのでは
ないかと気が付き、さっそく横移動しました。

一之瀬ファミリーは短いのと一番上までの二本のリフトが動いて
いて、コブラインもあります。

ここで、戻りのバスが16時5分でそれまで滑ることにします。

ここで今あらためてこのリフト営業を振り返れば全山共通券
などを売っているのにスキーヤーなら私のように渋峠から
熊の湯、一之瀬高天原、奥志賀と渡り歩けましたが、ボーダー
はこの一之瀬と高天原しか滑れないことになり、それで
共通券を買うのもバカらしく、より集客に影響を与えるものと
思われます。

未だにボーダーお断りをするスキー場というのも珍しいもの
のそれが複数存在する志賀というのも特異な存在です。


ネットでは予約できない宿が数多く存在し、それがまだ
営業が存続しているというのも奇跡のようで、昨日の帰りに
ずらりと板を並べていた様子からまだ修学旅行のような
団体客が多くあるのがその存続理由なのだろうと思われ、
それもいつまで持つのかと危ぶまれます。

私の泊まった12室しかない温泉旅館には平日でも私の
他に何組もお客がいて外国人や若い男性だけの三人組
とか多様なお客にひなびた温泉地にまだ存続理由が
あるかのようなかすかな希望も感じましたが、それも
何とも頼りなく、若い男が温泉旅行というのもこれで
またいいのかという気もしたのです。

今回のこの宿もスキー客用の送迎があればいうこと
なしなのですが、全員がスキーヤーならばそれも
可能でしょうが、他の泊り客は目的は温泉なのですから
リゾート気分で過ごすにはここをベースにしてのスキーは
ちょっと他のスキー場に比べて弱いのかと思えます。



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観光スキーヤーの記憶更新

2014年04月08日 11時45分24秒 | スキー
今期の旅行では初めて朝がビッフェ形式でなく、ひとり
一人の膳で出てくるというものでした。

半日しか滑っていないものの、体中が痛い中、また同じ
熊の湯へ行きますが、車はまた止めるところに悩み、昨日も
よく見えたあの鉄塔まで行ってみようかと思い、横手山
スキー場の駐車場に止めました。

この日は共通券二日券を購入し、ゆったりと観光スキーを
始めました。

まずはただ長いだけのリフトから次々にリフトを乗り継ぎ、
山頂まで行き渋峠スキー場に行ってみます。


草津からも見える鉄塔を眺め、山頂ヒュッテが意外と目と鼻の
先にあり、こんな位置関係だったかと記憶を新たにしました。

このヒュッテも久しぶりに寄って行こうと入口に寝ている犬が
邪魔だなと近づくと張り紙がしてあり休みますとありました。

渋峠の緩斜面をすべて滑ってしまうと目を引いたスタバの看板に
ひかれてリフト山頂駅の二階に行きます。


こういう二階が展望台になっている施設は蔵王野沢どこにもあり
ますが、見晴らしがいい日の方が少ないのです。
今回は天気はいいものの、春ですから見通しはよくありません。

それでも私が入ってから次々にお客が訪れリフトに乗っていた人たちが
みんな休憩に来たのではと思えるような状況になりました。

横手山も全てのコースを滑るとやはりもうやることがなく、熊の湯に
行きます。

車はそのままにして、ツアー感覚で雪原を行きます。

ホタル温泉から直ぐスキー場のような感覚でしたが、結構歩きやはり
昨日の駐車場に止めるのが一番ベストだったと思いつつ、すでに
車は置き去りで、帰りはどうやってあの距離を移動しようかと常に
気がかりでしたが、昨日と同じ撮影の人達とシニアスキーの団体を
眺めながら滑りました。

今日は如意棒を持ったようなテレマーカーがいました。

撮影隊のスキーヤーがコブコースを撮っていてまじかにコブ滑りを
久しぶりに見られました。

今期はスクールも入らなかったので、人がコブを滑るのを見るのが
初めてだったのです。

昨季の最後に普通に小回りすればいいんだという悟りも、実はその
小回りができないという答えがこのコブの壁にあることがこの観光スキー
ヤーには課題としてのしかかっていたのでした。

デモ滑りの人は上の方のピッチの短いコブを滑り、スピードが乗ってこれでは
コースを外れると思った瞬間次のコブで思いっきり下半身で板を押し付けに行き
ターンもずらしもなく、上からバタンと筋力で板全体を叩きつけるだけで立て直し
次のターンに入って行きました。

上の方は細かすぎて無理なので、隣を降りているとそこもいつの間にかコブに
なり、コブのラインが二列できてしまいました。
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