本の感想160:梨木香歩『エンジェル・エンジェル・エンジェル』(新潮文庫)
★★★★☆
「神様はわたしたちをおゆるしになるでしょうか」
という帯の文句ゆえに、以前からずっと気になっていた本。
籐子ちゃんライブラリーより拝借。
おばあちゃんのトイレ当番を引き受けることになった
女子高生コウコの現在と、おばあちゃんの過去が交互に綴られる。
宗教的な題材を身近なエピソードに託して描いている。
天使と悪魔、現在と過去、生と死という対立する二つの概念の対比と、
ちりばめられた暗喩。
構成だけでも楽しめる一冊でした。
★★★★☆
「神様はわたしたちをおゆるしになるでしょうか」
という帯の文句ゆえに、以前からずっと気になっていた本。
籐子ちゃんライブラリーより拝借。
おばあちゃんのトイレ当番を引き受けることになった
女子高生コウコの現在と、おばあちゃんの過去が交互に綴られる。
宗教的な題材を身近なエピソードに託して描いている。
天使と悪魔、現在と過去、生と死という対立する二つの概念の対比と、
ちりばめられた暗喩。
構成だけでも楽しめる一冊でした。