映画の感想:『リトル・プリンセス 小公女』(アルフォンソ・クアロン 監督)
★★★★★
原作の内容は忘れてしまったのだけど、
かなりアレンジがきかせてありそうな感じ。
子どもの頃見ていたハウス名作劇場の『小公女セーラ』は
主人公の幸薄そうな顔といい、暗いテーマソングといい、
優等生な主人公がひたすら逆境に耐えるという
陰鬱なイメージが強かったのだけど、
この映画のセーラはミンチン先生にいやがらせするわ、
意地悪な女の子をおどしつけるわ、
なかなかいい性格をしている。
「お父さんに言ってもらわなかったの!?お姫さまだって」
とミンチン先生に言うくだりでは、思わず涙。
ミンチン先生のセーラに対する憎悪というのも、
ただお金がなくなったせいではなくて、
少女時代の境遇に起因するコンプレックスゆえだと
思わせるところがあってなかなかよかった。
最後の転落ぶりには唖然。いったい彼女になにが??
★★★★★
原作の内容は忘れてしまったのだけど、
かなりアレンジがきかせてありそうな感じ。
子どもの頃見ていたハウス名作劇場の『小公女セーラ』は
主人公の幸薄そうな顔といい、暗いテーマソングといい、
優等生な主人公がひたすら逆境に耐えるという
陰鬱なイメージが強かったのだけど、
この映画のセーラはミンチン先生にいやがらせするわ、
意地悪な女の子をおどしつけるわ、
なかなかいい性格をしている。
「お父さんに言ってもらわなかったの!?お姫さまだって」
とミンチン先生に言うくだりでは、思わず涙。
ミンチン先生のセーラに対する憎悪というのも、
ただお金がなくなったせいではなくて、
少女時代の境遇に起因するコンプレックスゆえだと
思わせるところがあってなかなかよかった。
最後の転落ぶりには唖然。いったい彼女になにが??