伏見憲明『さびしさの授業』(よりみちパン!セ)
★★★★☆
自分がいなくなっても世界は変わらない。
自分と世界はイコールで結ばれず、
世界に自分の席は用意されていないかもしれない――。
そんな世界でどうしたら自分が「生きられる場所」を
探していくことができるのか。
「シックス・センス」や「赤毛のアン」などの映画や小説を
例に挙げながら、
身の回りの世界と折り合いをつけていく術が示されている。
同じ著者の『男子のための恋愛検定』はいまいちだったんだけど、
これはよかった。
「誰もかれもそこに存在するだけで
無条件に受け入れられるわけではないのだ」
と知るだけで、疎外感に悩む中高生にとっては
救いになるのではないかなあ。
★★★★☆
自分がいなくなっても世界は変わらない。
自分と世界はイコールで結ばれず、
世界に自分の席は用意されていないかもしれない――。
そんな世界でどうしたら自分が「生きられる場所」を
探していくことができるのか。
「シックス・センス」や「赤毛のアン」などの映画や小説を
例に挙げながら、
身の回りの世界と折り合いをつけていく術が示されている。
同じ著者の『男子のための恋愛検定』はいまいちだったんだけど、
これはよかった。
「誰もかれもそこに存在するだけで
無条件に受け入れられるわけではないのだ」
と知るだけで、疎外感に悩む中高生にとっては
救いになるのではないかなあ。