金木犀、薔薇、白木蓮

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NHK大河「平清盛」レビュー④

2012-01-29 20:49:49 | NHK大河「平清盛」レビュー
【第4話のあらすじ】

北面の武士となった清盛だったが、失敗続きでおもしろくない。
璋子への愛憎に苦しむ鳥羽上皇の心の隙に入りこんだ
父・忠盛は、武士としては初めて殿上人の地位に昇りつめた。
盛り上がる平氏一門だが、清盛は父の出世を快く思わない。
一方、忠盛に差をつけられる一方の源為義はやけ酒をあおり、
嫡男の義朝に不甲斐なさをなじられる。
そんな折り、宴に招かれた忠盛は公卿たちに笑いものにされ、
屈辱を甘んじて受ける父の姿に清盛は怒りを抑えることができない。
続いて豊明節会に出席することになった忠盛は、
内裏の渡り廊下で、関白藤原忠実にそそのかされた為義に
襲われかけるが……

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いや~今回はおもしろかった!

殿上人となった父にまたガキっぽく文句つけるのかと
思いきや、まったく心がこもっていないながらも
祝辞を述べる清盛。
大人になったね……
と思ったら、関白たちの忠盛イジメの現場を見たあとは
いつものようにまた「父上は武士の誇りを失った!」と
かみついておった
一方、不甲斐ない男の役はこの人におまかせ!小日向文吾(為義)を
父に持つ義朝も「(源氏の凋落は)父上のせいじゃー!」と
ブチ切れてしまうのであった。
父のことで思い悩む清盛&義朝は
「父ちゃん交換しようぜ」と小学生みたいな会話をしたあげく
河原で殴り合い。
そこへ為義の家人がやってきて、
暗殺計画のことを知らされた二人は急遽宮中へ
お互いオヤジのことで苦労するね。
為義と忠盛のやりとりをのぞき見していた二人は、
「わしが義朝のためにしてやれることはこれしかないのだ」
「王家の犬で終わりたくない」
という父ちゃんズの胸の内を聞いて、心打たれちゃった様子。

やっぱり情けない父・為義(結局また忠盛に
格の違いを見せつけられただけのような?)に
「強くなって父上を守ります」というイケメン息子・義朝の図。
いいわ~……

イケメンといえば西行(佐藤義清)は一人だけ涼しい顔をして、
武芸と和歌の才能、冷静沈着な振る舞いも見せつけ、
着々とイケメンポイントを稼いでいくのであった。

【今日の昼ドラ】

鳥羽「一言でいい、謝ってくれ」
璋子「何を?」
鳥羽「密通して、その子を帝位につかせたこと」
璋子「わたしが悪かったです」
鳥羽「お前って女はー!!!!!怒」

堀河局いわく、しらばっくれるべきで認めてはいけなかったらしい。
とことんかみ合わない二人。
きっと璋子は今回も、鳥羽がなんで怒ってるのかわかっていない。
コメント (2)
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