中山有香里『泣きたい夜の甘味処』
★★★★☆
【Amazonの内容紹介】
とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。
熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。
提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。
提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。
今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。
夢をあきらめた夜、
愛する人を想う夜、
自分のことが嫌いになった夜。
―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。
主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った
夢をあきらめた夜、
愛する人を想う夜、
自分のことが嫌いになった夜。
―そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。
主人公たちが知らない、もうひとつの視点から綴った
描き下ろし52Pに加え、11のお菓子レシピがついています。
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「ほっこりグルメものか~。こういう話、よくも悪くも
心を揺さぶられないからちょうどいい」
と暇つぶしに読み始めたら、泣いてしまった。
一つ一つのエピソードはあっさりしていて、
漫画でしか成立しない短さなんだけど、
後から同じエピソードを相手側の視点でもう一度描くことで
泣かせる話に仕上がっているのであった。
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