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★★★☆☆
一学期の終業式の日、ぼくは別のクラスの同級生・栗田に
「階段落ち」の勝負で負けた。
対抗意識を燃やして無茶をした結果、
前歯が欠けたうえ、左手首をねんざ。
さらに夏休みのプール掃除の罰まで下され、栗田とふたり、
プール掃除に通う羽目になり……
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これも再読。
表題作のほか、「きのう、火星に行った。」も収録。
笹生さんの作品は、教材や模試でよく見るので、
ムードに慣れすぎて食傷気味……というのもあり、
特に心を動かされることもなく読み終わってしまった。
再読して感じ方が変わったり新しい発見のある話もあれば、
なにも思わない話もあるなあ……。
この人の本は4冊しか読んでいないけれど、
嫌いじゃない、でも好みというわけじゃない、というところかも。