金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

大河ドラマ「 鎌倉殿の13人」♯15

2022-04-17 21:55:46 | 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第15話「足固めの儀式

板東のおじさんたち、コントやってないで
ちゃんと頼朝を始末しとけよ!!(怒)😡 😡 😡 

上総介が殺されることは知っていたし、
上総介を謀反に加担するよう誘導した時点で
罠だろうなとはわかっていたけど、
あんな抵抗もできない形で惨めに殺されるなんて
あんまりだよ……。
上総介を、傲慢で押さえのきかない奴として描かず、
邪魔な存在であることはちゃんと描きつつ
愛すべきチャーミングな兄貴として描いてきたのも、
今回の悲劇性のためだって、知ってた!!
予想外だったのは、
「こんだけ頼朝にヘイト集めて、御家人たちに忠誠心ないじゃん!
承久の乱どうするの??」
という疑問に対して、
「それはもういいです。恐怖政治とビジネスライクな
 『ご恩』(所領)でやってくから」
というアンサーに至ったこと。
上総介をみんなの前で殺害して、所領を分けてやることで、
千葉も三浦も頼朝の共犯になってしまった。
自分たちの謀反のせいで上総介が殺害されてしまい、
でも一族郎党のために所領はいるから、
この処分を呑み込むしかないのよね。

あと、景時の気持ちも頼朝から離れてるの、
意外だった。
前回、頼朝が景時の前で「最後に頼れる者は身内よ」って発言も、
これの仕込みだったのか。

こりゃあ、鎌倉で源氏滅びますわ……
嫌すぎる納得感!!

【その他いろいろ】

・嘘のつけない土肥殿。
 マジで板東のおじさんたち、政治とか謀略とかできないのね。

・変わり身の早い比企のおじさん。おもしろすぎた。

・重忠の逆張りせずにはいられない和田義盛。
 アホ可愛い。

・時政の「八重の産む子=北条の跡取り」発言に
 顔を曇らせるりく。
 こっちも、着々と先の展開の仕込みをしてますな……。

・範頼に対して実衣が「意外にできる」って言ってたのも
 おかしかった。
 今回の範頼はイケメンであった。

・先を知っているからそう感じるのかもしれないけど、
 重忠もすでに悲劇性を内包してる……
 「今度仲間を裏切ったら、先がない」
 「頼朝殿が我らを信じていないのは、
  梶原殿がよくわかっているはず」
 きれいな貴公子をひどい目に遭わせないで!!
 
・政子「小四郎の頼りになるところ、初めて見ました」
 目立たない折衝役をやらされ続けている悲しさ……。

コメント (2)
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64:内澤旬子『捨てる女』

2022-04-13 23:48:29 | 22 本の感想
内澤旬子『捨てる女』
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

乳癌の治療の果て、変わってしまった趣味嗜好。
生活雑貨や家具、靴に洋服、長年蒐集してきたお宝本、
ついには配偶者まで。
40年の人生で溜め込んだすべてのものを切り捨てまくる、
捨て暮らしエッセイ。
講談社エッセイ賞受賞作『身体のいいなり』の後日譚。

****************************************

いつか読もう読もうと思いながらも、
ずっと読まないままになっていた本。
「めちゃくちゃ捨てて、捨てて捨てまくって、
 読んでいる人は部屋を片付けたくなる」
みたいな内容なのかと思っていた。
思ったより片付けのモチベーションアップにはならなかったけれども、
全く知らない著者さんだっただけに興味が湧いた。
「捨てる」という行為よりも、著者さん自身が個性的で
そちらに目が行ってしまう感じ。

追記:
この記事を書いたあと、目録に入れようとして気づいたのだけども、
以前、すでにこの本のレビューを書いていた。
全部読めなかった、挫折した、という内容で。
まったく覚えていなかった……



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アニメ「平家物語」第8~11話

2022-04-12 00:42:19 | 2022年に見たドラマ・アニメ
〈各話のトピック〉
【第8話】平家都落ち、義仲入京
【第9話】後鳥羽帝即位、清経入水、一ノ谷
【第10話】維盛入水、屋島、壇ノ浦
【第11話】壇ノ浦、大原御幸

えーん、つらいよ~!!!
小学生のときから、源平合戦に関する創作物や解説書に
触れてきたけれど、
平家滅亡がこんなに悲しかったこと、ないわ……
大好きだった大河ドラマ「平清盛」ですら、
平家滅亡は「しょうがないね」って思って見てたもん。

よくよく考えたら、今までに触れてきたものは、
都落ち以降の、逃亡生活のつらさ、わびしさ、
どんどん精神的に追い詰められていく様子を
ここまでしっかり描いてなかったんだな。
都落ち以降は、急に一ノ谷・屋島・壇ノ浦にスキップしちゃって。
このアニメでは、清経や維盛が耐えられなくなったのにも
説得力があった。
敦盛の最期にも初めて泣いちゃった。

大原御幸はさー、いつも思うけど、
「お前、どの面下げて……!」
としか言いようがないエピソードだよ。
院には良心の呵責とか、ないのね……

【その他いろいろ】

・義経だけ作画違わない??
 すんごい美形設定。

・義仲は従来通りの野生児。
 仲間たちが山賊の集団のようだよ。

・弱気で消極的な頼朝、政子の尻にしかれまくってる。

・静が出てきたのは意外だった。
 本編では直接描かれなかったけど、
 この後の義経の運命を視聴者に思い出させるためかな。

・宗盛、最後までいいとこなかった!

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大河ドラマ「 鎌倉殿の13人」♯14

2022-04-10 21:20:21 | 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第14話「都の義仲

小四郎と八重、もうすっかり夫婦。
しかも懐妊してて、いつの間にか月日が経っている……。
八重と夫婦になったことをまだ皆に言わないのって、
これ、公表する前に八重が死んでしまう流れなのでは……??
(泰時の母は、御所に使えてる女だってこと以外、
 出自不明だったはず)

毎回言ってる気がするが、頼朝、最悪だな!?
すべてお見通しな大江広元の入れ知恵で、
義仲の手柄を横取りしたうえ、
義仲の留守中に交渉と賄賂で朝廷に接近。

義仲の無知と無作法が露呈して、
公家や法皇にあっという間に嫌われたうえ、
頼朝に出し抜かれていいように扱われてるのがつらい……。
無欲だし、兵力の計算もできる。
絡まれた三善康信も助けてあげるいい人。
でも、政治的な駆け引きが出来ないってだけで
あっという間に窮地に。
朝廷や京の事情に精通したブレーンを事前に確保する、
という発想自体がなかったのね。
父を討つための準備を見ていなきゃいけない義高が
かわいそう。

そして一方、源氏同士の争いに巻き込まれることを嫌った
御家人たちは、義高をかつぎあげて頼朝から離反しようと
画策。
(文覚が合流した時点で「あ、こりゃダメだ」感がすごい)

田舎のおっちゃんたちだから、
好き勝手に言いたいこと言ってるだけで話が進まない
皆をまとめるリーダーがいたら違う
上総介広常じゃん!

という流れ。
これで義高と上総介のエピソードを一気に処理しちゃうのね。
ううう……😭 😭 😭 
小四郎、広常に御家人たちの味方に付くよう頼んだけど、
これは、知らずに大江広元の計略に乗ってしまったのだろうか。
義仲にも「源氏同士で争わぬ限り……」って、
希望を持たせるような甘い発言してるから、
また「そんなつもりじゃなかったのに!」って
言い出すんじゃないか、心配している。
小四郎のは優しさではなく甘さなので
腹立たしいんだよな。

【その他いろいろ】

・顔面偏差値の高さで政子の文句を封じた義高。
 政子・道「よいお顔立ち」×2

・宗盛「もっとよいところへ参ります」
 安徳天皇、かわいそう……

・三善康信、めちゃ現地取材してるな!
 アクティブすぎる!

・「みんな仲良く」が口癖で石橋山でも付き従ってた土肥実平まで
 アンチ頼朝になってる。
 頼朝、「主従の契りはどうした!」って怒ってるけど、
 人望のなさを反省しろ。
 義仲追討の大将を梶原に、って話をしてる場で、
 梶原の前で「信用できるのは最後は身内よ」って言っちゃう、
 そういうとこ!!

・範頼、前回は行家おじさんに気使って話しにいくし、
 今回は義経の代わりにお礼言ってあげるし、
 気遣いのできるいい人。
 この蛮族の集合する鎌倉では、
 平凡な(まともな)男は貴重だよ。

・義高に構ってあげるお兄さんたち(小四郎・重忠・義盛)の
 場面、重忠がしきりに義高に向かって
 「義盛の相手しなくていい」って言ってるの、おかしい。
 そして、すでに義高の父親世代だろうに、
 おとなげなく手加減もせず、
 義高に相撲で怪我させる和田義盛よ……

・頼朝、義経に
「戦から戻ったら語り尽くそうぞ」
 と言って、すごいフラグたてた!

・義経に人の心があってびっくりした。
 義高の趣味(蝉の抜け殻集め)に
 「人に言わないほうがいいぞ」
 って。
 人目を気にする神経、あったんだな!!
 義仲を討ちに行くことについては何も言わないけど
 (たぶん、これに関してはあまり心を痛めてない)、
 義高にあげるために、蝉の抜け殻集めてたし、
 父を討たれたあげくに殺されるであろう義高を
 思いやる気持ちはあるんだね……

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60-63:風越洞・壱村仁『ふることふひと〈1〉~〈4〉』

2022-04-10 19:46:36 | 22 本の感想
風越洞・壱村仁『ふることふひと〈1〉~〈4〉』
★★★★★

【Amazonの内容紹介】

大王の密命を受けたのは、一人の下級役人だった。
時は古代。
飛鳥浄御原宮の宮中で働く下級役人・中臣史。
その史に、大海人大王から密命がくだる。
その命を果たすため、史はいくつかの条件を提示するがーー!?

****************************************

面白い!

古事記の編纂を命じられた中臣史(藤原不比等)が、 
古代氏族にまつわる謎を探ることになる古代史ミステリー。
日本史は好きだけど、奈良時代はそこまで……という自分でも
かなり面白く感じているので、
この時代が好きな人にはたまらないのでは。
一巻では、大和言葉を記述するための試行錯誤だったり
神話にまつわる謎だったりが取り上げられているので、
この段階で読者をかなりふるい落としそうなんだけど、
ついて来た人には高く評価される漫画になるはず。
完全に天智天皇サイドだった鎌足の子孫が、
どうして壬申の乱の後で権力を握ったのか
よくわかっていなかったのだけども、
そのアンサーになる展開もありそうで
続きが楽しみ。

第4巻、「藤原の存在が驚異」と書いてあるけど 、
これ、たぶん「脅威」の間違いだよね。

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【覚え書き】東山植物園「宵の八重桜さんぽ」

2022-04-10 19:39:07 | おでかけの記
四月の上旬、今年から始まったという、
東山動植物園の八重桜ライトアップへ。





紅葉や桜のライトアップについて、
「昼間見た方が断然きれいなのでは……?
 それは木ではなく照明の色なのでは……??」
という気持ちは、あることはある。
でも、夜にこうして出歩く機会があるのはいいこと。
桜に限らず、杏やアーモンドなど、
バラ科勢揃い!といった感じのラインナップで見応えあるし、
藤ほどではないと思ったけれど、
中二病っぽい品種名の付け方も面白い。


温室もライトアップ。
中には入れないんだけど、
「水晶宮」と呼ぶにふさわしい外観で、
これはライトアップする価値があると思った。

東山植物園の温室って、重要文化財だったのね。
日本の公共施設の温室としてはいちばん古いのだとか。


滞在時間は1時間ほど。

この日はテレビ局の取材も来ていたのだけど、
まるで公権力みたいな顔で
いちばんの撮影スポットらしいところに陣取って
人の流れをせき止め、
「奥まで見たい人は、こっちからも行けまーす!」
などと言うので、腹が立っちゃった。
なぜ皆がテレビ局にいちばんいい道を譲ったり、
遠回りしたりしなきゃいけないのか。
不思議~~!!

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大河ドラマ「 鎌倉殿の13人」♯13

2022-04-03 21:32:14 | 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第13話「幼なじみの絆

義仲がかっこいい!!
見た目はワイルド系だが、賢い、そして冷静。
あの行家ですら、
「自分を頼ってきたものを追い出すことはできない」
と守り、代わりに自分の息子を差し出す男気。
今回はもう史実を捻じ曲げても、義仲に勝って欲しいわ。
巴が色恋を捨てて、終生を彼に捧げると言ったのも納得だよ。

そして、そんな格好良い義仲とは対照的に、
相変わらず頼朝はクズなのであった。
これ本当にすごいと思うんだが、
大河ドラマの主人公が仕える主人がいいとこなしって、すごくない??
時政が帰ってしまったこと、
元はと言えば自分が悪かったと反省したかと思ったら、

また亀のところ来ちゃった
なぜか来ていた政子と鉢合わせ
→ 逃亡した挙句、今度は八重のところに来る
→ 八重に噛まれて逃亡

反省してない……!

鎌倉の皆さん、本当にこの男について行っていいの??
義仲のところ行った方が良くない??
まあでも人望がないからこそ、
千葉も三浦も和田も文句言いに来てるんだよな……
(冷静にまともなこと言ってんの、重忠だけで、
 おじさん達は文句言ってるだけなのがほんと田舎)

小四郎、小栗旬の外見をもってしても
 独りよがりのストーカー行為(おそらく10年単位)が
キモいんだけど、身勝手な頼朝という比較対象しかいないため、
 八重が妥協するのは分からなくもないよ……。
 頼朝よりマシというだけで、小四郎は
相手の好みもリサーチせず、
相手がもらっても困るだろうとも考えず、
しつこく顔を見に来て、贈り物攻撃してくるところ、
言葉が本当に通じない人という感じ。
 一途とか純愛とかいう美しい言葉で形容することは
とてもできないよ。


【その他いろいろ】

・文覚に対抗して全成に加勢する実衣ちゃん、
 可愛い。この夫婦はいいね。

・なんだかんだで、牧の方は最後まで時政と仲良しなんだよな。
 宮沢りえの可愛らしさよ。

・ 頼朝、義円を死なせたことをちゃんと怒ってる。

・大江と比企が頼朝のブレーンポジションに。
 梶原は文句言いにきた御家人のリスト作ってる。

・小四郎「あの方(武田) の言葉にまことはございません」

・ 上総広常はまだ武衛の意味、勘違いしてんのかな
 
・ 戦闘狂喜・義経、 下半身のだらしなさは 兄と一緒

・ 平凡キャラの範頼は義経よりはかなり慎重なのね。
 兄の許しなく、比企に取り込まれまいとしてる。
 
・ふてぶてしい亀の意外な教養。
 政子にマウントとりつつ、発破をかけ、
 なにやら認めあう関係になってる……

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59:永井路子『恋のうき世』

2022-04-02 21:51:00 | 22 本の感想
永井路子『恋のうき世』
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

「今は昔……」
有名な「今昔物語」は、どの話もこの書き出しではじまります。
「今となっては昔のことだが」といった意味あいなのでしょう。
 でも私のささやかな「恋のうき世―新今昔物語―」は「今は昔」でなくて、「今も昔も」という感じで読んでいただけたらと思います。
(本文「はじめに」より)

平安から応仁の乱までを舞台に、男女の織り成す恋の綾を
直木賞作家、永井路子が描く珠玉の歴史短編集。

****************************************

永井先生の本、だいたい把握していると思っていたのだけど、
これはまったく知らなかった。
タイトル通り、恋を描いたものなのだけども、
たいてい、男が奇妙な女に魅入られて
だまされることになっている。
逆に男が女をだましていい思いをした……と思っても、
「実は……」とまたひっくり返されるのであった。
元ネタがあってアレンジしているのか、
今昔物語集のパターンに沿ったオリジナルなのか、
確認してみたいところ。

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アニメ「平家物語」第5~7話

2022-04-02 00:16:49 | 2022年に見たドラマ・アニメ
〈各話のトピック〉
【第5話】以仁王の挙兵
【第6話】福原遷都、頼朝・文覚登場、富士川の合戦
【第7話】高倉院崩御、南都焼き討ち

源平合戦に興味を持つきっかけが義経だったせいか、
ずっと平家に興味が薄くて、
重盛以外にはたいして思い入れがなかったんだけど、
このアニメ見て、維盛がすごくかわいそうになってきちゃった……。

すでに戦の必要がなくなってから成長して
美少年としてちやほやされてきたのに、
突然武士として活躍しろって言われても困るよね。
小松家は、父の代から一門の中で孤立していたうえ、
清盛とのつながりが強い父・重盛が亡くなっているわけで、
そんな状況で小松家を背負って
向いてない戦に出なきゃいけないのが気の毒すぎる。
「重盛にできたんだからできる!」じゃないよ清盛!!
(平家物語がそういうものだから仕方ないが、
 この話の中では、ほぼすべてが清盛のせい!)
富士川で敗走したあと、「戦わなければならない」と
自分に言い聞かせてるのが気の毒で気の毒で。

端正なおじさんとして登場した重衡も、
そのつもりもなかったのに
焼き討ちキャラにされちゃってかわいそう。
「憧れのいとこだった」と言われても
高倉院に愛されていないと思ったまま死に別れ、
彼の愛が届かないままでいる徳子もかわいそう。
気の毒な人ばかりだよ……。
亡くなった院が徳子に寄り添っているのに
本人にはそれがわからないの、切ないね。
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