とりあえずは3年、何とか生き残れてきたようである。しかし今後の保障は何もない。地域で生き残るためには次の方策を考えなくてはならない・・・。といっても何か売りがあるわけではない。とりあえず24時間電話対応はしているが、これとて診察せずに電話で容態を聴き、そして緊急性の判断をするのはかなりのリスクを伴う。今まで救急医療を長年してきたが、患者さん(またはご家族の)お話だけでは判断を間違うこともかなり多い。しかも「あ これなら明日の外来まで様子見てもいいと思いますので明日必ず来てくださいね」と言ったはよいが、本当にそれでよいのか不安にかられ眠れない夜もある。そのような患者さんに限って翌日の外来にはお越しいただけないことも多いのだ。