吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

テレ朝・玉川徹氏 常磐道あおり運転の暴行トラブルに「社会的な制裁が必要」 その3

2019年08月22日 06時32分47秒 | 日記
 医療事故では最近、警察が入り医師を逮捕する事例が多発している。逮捕の要件は「証拠隠滅の恐れがある」「逃亡の恐れがある」などである。
 勤務医などでは、この電子カルテの時代に病院で管理されている電子カルテに改ざんを加えることなど不可能である。もし改ざんしても確実に痕跡は残るので後で調べればばれるのである。
 また多忙な医師では診療中の患者を捨てて逃亡などできるはずがない。にもかかわらず最近の警察は平気で医師を見せしめ的に逮捕・勾留する。これはほとんどが不当逮捕であるが逮捕されたということでTVに大きく顔をさらされ実名報道されることになる。
 しかも以後裁判で無罪が確定してもそんな事実はTVで報道されることはなく、結局プライバシーを侵害されたままで「医師の逮捕され損」ということになる。
 こんな「逮捕」という行為のどこが崇高なのだ? そしてこんな逮捕のあるなしでTV映像にモザイクをかけるかかけないかを決めるのははなはだ疑問。