吉田クリニック 院長のドタバタ日記

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池袋母子死亡事故第3回公判 弁護側が車の不具合を主張「踏み間違えの過失は認められない」 その1

2020年12月24日 06時21分15秒 | 日記
2020年12月14日 10時47分  スポーツ報知
 東京・池袋で昨年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、松永真菜さん(当時31)と長女・莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(89)の第3回公判が14日、東京地裁で開かれた。
 弁護側の陳述があり「被告は事故当時88歳と高齢ではありましたが、健康で人体的に障害はなかった」と主張。事故当時の被告の状況として「減速時におかしなことが起こり始めた。ブレーキペダルを踏むと抜けるような感触があった。踏み間違えではない。踏み換え動作はしていない。ブレーキペダルを操作しており、アクセルペダルを踏んだという過失は認められない」などとした。
 車イスで入廷したスーツ姿の飯塚被告は第1回、第2回公判に続いて顔を上げず、遺族席に視線を送ることはなかった。
 飯塚被告は10月の初公判で「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が発生し、暴走した」と話し、無罪を主張していた。
 起訴状によると、昨年4月19日昼すぎ、東京都豊島区東池袋4丁目の横断歩道を自転車で渡っていた2人を乗用車ではねて死亡させ、助手席の妻を含む当時2~90歳の男女9人に重軽傷を負わせたとしている。