吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

自転車に少額違反金 取り締まりの新制度創設へ 警察庁検討会 その2

2021年04月24日 06時09分27秒 | 日記
 自転車の運転違反者が減らない原因は簡単。乗っている人が交通法規を知らないからである。自動車免許は交通法規の筆記試験がある。試験制度のない自転車は誰も勉強しない。法規が改正になっても知らない。しかも警察が取り締まらないからルール違反しているということも意識していない。道交法が改正になってずいぶん自転車も規制されるようになった。しかし当初のみ警官が取り締まっていたがその後野放し状態。取り締まっていないので誰もルールは守らない。
 まあ、罰則がなければあえて警察も「取り締まろう」とは思わないのかもしれない。やはり罰金の収入がないと警察も動いてくれないのか?と勘ぐってしまうのだが。罰金刑とは金を払えば前科が付かなくなるというシステム。自転車には罰金刑がなかったので、悪質者には前科がついてしまう。だからあまり取り締まれないという理由も耳にする。でも自転車走行が原因で死亡者も出ているのである。罰金刑があろうとなかろうと警察は取り締まるべきだった。昔から噂のある警察内での車の取締ノルマ命令が、自転車取り締まりにはなかったのだろう。現場の警察官もノルマのある仕事のほうをするだろう。
 歩道を歩行者をかすりながら走行する自転車は捕まえないが、夜間無灯火の自転車は捕まえて職質するのもどうも片手落ちのような気がする。暴走自転車を何とか未然に取り締まるべき。