しかしながら前述したとおり、不当か正当かは別にしてすでに決まっているルールは守ることが民主主義である。そのルールが極めて不当であるか、あるいは時代の趨勢に合わなければ議論したうえでルールの改正をすればいいのである。
確かに今どきの高校で毛先が少し赤いことが世の中の趨勢に反するかどうかは判断のわかれるところである。弁護士が出てきて人権問題だと言う前に、必要なら学内で議論してルール改定に向けての動きをすることも学生や学校側にも必要であった。
民主主義の仕組みを体験するいい機会だったが、いみじくも弁護士会がしゃしゃり出てきて人権を守ってくれるっていうのでその議論がなくなった。
でも学内で生徒たちが議論に議論を重ね自分たちで校則を作っているっていう高校の話も聞く。自分たちで作った規則は自分たちが果たすべき義務や責任も同時に増えることを理解できるだろう。
確かに今どきの高校で毛先が少し赤いことが世の中の趨勢に反するかどうかは判断のわかれるところである。弁護士が出てきて人権問題だと言う前に、必要なら学内で議論してルール改定に向けての動きをすることも学生や学校側にも必要であった。
民主主義の仕組みを体験するいい機会だったが、いみじくも弁護士会がしゃしゃり出てきて人権を守ってくれるっていうのでその議論がなくなった。
でも学内で生徒たちが議論に議論を重ね自分たちで校則を作っているっていう高校の話も聞く。自分たちで作った規則は自分たちが果たすべき義務や責任も同時に増えることを理解できるだろう。